こちらの記事も読まれています
転職希望の主婦の仕事探し。面接時の志望動機や服装は?
主婦の方で転職をする場合、どう転職先を探したらよいのか、また、希望の会社が見つかっても、志望動機や面接時の服装のマナーなどに悩む方も多いのではないでしょうか。今回は転職先の探し方や探す前に決めた方がよいポイント、服装などついて体験談と共にご紹介します。
探す前に決めておいた方がよいポイント
子どもを持つ主婦が転職をする場合、転職先を探す前に決めておいた方がよいポイントをご紹介します。
勤務条件
転職先探しの前に重要なのが勤務条件でしょう。特に子どもを持つ主婦にとって悩ましいのは、お給料を選ぶか、短時間勤務などの時間を選ぶかということかもしれません。
給料が高く、勤務時間はなるべく短く、と希望するすべての条件を100%満たしたものを探すとなると、職種の範囲を狭めることになりかねません。条件選びに迷ったときは、自分が今後どのようにキャリアアップしたいか、希望する給料がいくらかなどを念頭に置いて決めると、転職活動がスムーズに進むかもしれません。
子育てへの福利厚生
子どもを持つ主婦にとって、勤務条件の候補上位にあがるのが、子育てに関する福利厚生かもしれません。子どもは突然熱を出したり体調を崩したりしてしまうこともありますから、夫や実家の協力が難しい場合は、有給休暇や子どもの看護休暇などが充実している企業を選ぶと決めておくのも1つの方法かもしれません。
主婦の転職先の探し方
勤務条件が決定すれば、次は転職先探しをしてみてはいかがでしょうか。転職先の探し方はインターネットだけではなく、さまざまな探し方があるようです。
主婦に強い求人サイト
求人サイトは、子どもが寝た後の夜間でも探すことができ、忙しい主婦の強い味方と言えるでしょう。勤務日や勤務時間を限定した主婦向けの条件や仕事内容なども数多くあるようです。
求人サイトによってホームページの中身が異なるので、いくつかの求人サイトを並行して転職先探しを行なうと、希望の就職先に出合える可能性が高くなるかもしれません。
求人誌
求人誌は地元企業の求人を掲載する場合が多く、求人サイトには掲載されていない企業を見つけることができる可能性もあるようです。サイトと求人誌を合わせて見るとさらに転職先の幅が広がるかもしれません。また、求人誌には無料と有料のものがあり、それぞれ扱う求人が異なることがあるようです。
ハローワーク
自分がどんな職種に向いているか分からない、誰かに相談しながら探したい方は、ハローワークの利用も1つの方法でしょう。自分のこれまでの職歴や経験を踏まえて、ハローワークの専門のアドバイザーが自分に合った転職先を紹介してくれるようです。
ただし、アドバイザー任せで転職先探しをするのではなく、自分がどうしたいかを明確にした上で相談したほうがより条件にあった仕事が探しやすいでしょう。
転職先を探すときに確認しておくとよい点
転職先を探すときには、自分の希望する条件に合うかどうかを確認しておくことが大切でしょう。就職後にこんなはずではなかった、という状況を防ぐためにも確認をしておくと安心かもしれませんね。
勤務時間
自分の希望に合うのか一番に確認したいのが勤務時間ではないでしょうか。勤務時間だけでなく、残業はあるか、あるとすれば月の平均的な残業時間を確認しましょう。保育園のお迎えなどがあるママは残業が難しい場合もあるかもしれません。
状況によっては子どもを病院に連れて行ってから出勤、もしくは急なお休み、ということもあり得るのでフレックスタイムを設けているかどうか、万が一の場合に対応してもらえるかどうかも確認したいポイントでしょう。
職場環境
職場は1日の長い時間を過ごすことになる場所でしょう。円滑に業務を進めるためにも、職場に子育て中のママがいるかどうかなど、職場環境を確認しておくと安心かもしれません。子育て中のママがいると相談がしやすかったり、理解もされやすいなど、仕事のしやすさに繋がる場合があるかもしれません。
給与と手当
仕事において給与は重要なポイントになるでしょう。自分の希望額はどの程度なのかある程度決めておくとよいかもしれません。昇給はあるかどうかについても把握しておきたいところですね。
資格を持っている主婦ならば、資格手当があるかどうか、また永続的に資格手当が支給されるのかどうかにおいても確認しておくと安心でしょう。
資格取得支援
資格取得すれば、通信教育などにかかった費用を全額補償してくれるというものなど、企業によってさまざまな支援策が設けられているようです。今後キャリアップを目指している主婦には、企業からの支援というのは心強いので、資格取得支援があるか確認するのも良いでしょう。
主婦の転職体験談
面接時に気をつけた点について、実際の主婦の体験談をご紹介します。
具体的な志望動機
「会社の面接で志望動機をたずねられたとき、頑張ります!だけではなく、過去の職歴から会社でどんなことができるかを具体的にアピールしました。その結果、希望の会社に見事採用となりました」(30代/営業職)
「転職希望先の面接で、何が魅力と感じたのかをしっかり伝えました。子育てを経験している私だからこそできることを伝えたら、共感してもらえたような気がします。今はその会社に勤務しています」(40代/事務職)
自分が実際に培ってきた経験をもとに志望動機を考えると、伝わりやすく好印象なのかもしれません。
服装指定はなくともスーツスタイルで
「面接において企業側から服の指定はありませんでしたが、スーツを着用し、ロングの髪は1つに結んで、薄めのメイクという一般的な就職試験の服装で面接に臨みました」(20代/総合職)
「長年スーツを着ていなかったので、久々のスーツを着ることに少し抵抗があったのですが、他の応募者もスーツ姿だったので、安心しました」(30代/事務職)
面接時の服装に指定がない場合でも、試験であることには変わらないので、スーツスタイルが無難かもしれません。
自分の希望条件を明確に
主婦の転職先探しには、まずは自分の希望を明確にすることが大切かもしれません。希望を明確にすることで、転職先も絞って探しやすくなるでしょう。
面接時にはスーツのようなフォーマルな服装で、しっかりと具体的な志望動機を伝えるのがポイントかもしれません。転職に向けてまずは自分なりの希望条件を考えてみてはいかがでしょうか。