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花を使った名付け方。生まれた季節の花や好きな花の漢字を使った名前を紹介
子どもの名付けをするとき、花を使った名前を付けたいと考えるママもいるのではないでしょうか。今回は、子どもが生まれた季節の花を使った名前や好きな花の漢字を使った名前、花を使った名付けをするときのポイントを体験談を交えてご紹介します。
花を使った名付けをしたい
子どもへの初めて贈るプレゼントにもなる名前に、花を使ったかわいい名前を考えるママもいるのではないでしょうか。ママたちが名付けた花にちなんた名前を参考にしたいと考えるママもいるかもしれません。花や植物を使ったかわいい名前をママたちに聞いてみました。
子どもが生まれた季節の花で選んだ名付け
子どもが生まれた季節の花を使って名付けをしたいと考えることもあるのではないでしょうか。季節によってどのような花があるのか気になるママもいるかもしれません。ママたちが名付けた花を使った名前を、季節別にご紹介します。
春生まれ
「3月生まれの娘に『杏(あん』)と名付けました。まだ桜が咲かない寒い日だったので、桜より先に咲き始める杏から名前をもらいました」(20代女児のママ)
「娘に『皐月(さつき)』と名付けました。季節の花である皐月と5月をかけ、夫婦で相談して決めました」(30代女児のママ)
暖かい春の訪れを待ちわびる思いを込め、春に咲く花の名前を選んで名付けたママもいるようです。小さくてかわいい花のイメージから「苺(いちご)」と名付けたというママの声もありました。
夏生まれ
「出産予定日にあわせて、初夏から夏にかけて咲く花の名前を考えました。私の好きな花から選び、『百合(ゆり)』と名付けました」(40代女児のママ)
「夏生まれの娘には、夏椿の別名の沙羅双樹から取って『沙羅(さら)』と名付けました。真っ白でかわいい花のように育ってほしいです」(20代女児のママ)
夏に咲く白い花からさわやかなイメージの名前をつけたママもいるようです。向日葵や葵、梓など夏の花にもたくさんの種類があるようなので、ママの好きな花を由来に名付けるのもよいかもしれませんね。
秋生まれ
「秋に生まれた娘に『藍(あい)』と名付けました。小さな花ですが、染料としてもいろいろな場面で活躍することを由来に名付けました」(40代女児のママ)
「古風な名前をつけたいと思い、秋生まれの娘に『紫苑(しおん』)と名付けました。栽培の歴史が長いと聞いたので、長生きしてくれるよう願いを込めました」(20代女児のママ)
気候が穏やかになる秋生まれの赤ちゃんには、和風なイメージの名前をつけたママもいるようです。楓は春に小さな花を咲かせるようですが、紅葉した様子から秋産まれの男の子に「楓(かえで)」と名付けたというママの声もありました。
冬生まれ
「冬に生まれた娘に『蘭(らん)』と名付けました。寒い冬でもきれい花を咲かせる様子を見て、子どもに名付けたいと思ったのかきっかけです」(30代女児のママ)
「娘が生まれた頃に咲いた花を名付けたいと思っていました。その頃に咲いた梅を見て、シンプルに『梅(うめ)』と名付けました」(20代女児のママ)
冬に出産したときにきれいに咲いていた花を由来に名付けたママもいるようです。「椿(つばき)」は男の子と女の子どちらもに使えたというママたちの声もありました。
好きな花の漢字を使った名付け
好きな花の漢字を使って名前をつけたいママやパパもいるかもしれません。実際にママたちが考えた名前をご紹介します。
桜
「夫婦が好きな桜の漢字を入れたいと考えていました。読み間違いがない名前にしたいと夫が言ったので『桜子(さくらこ)』と名付けました」(30代女児のママ)
「男の子に『桜介(おうすけ)』と名付けました。私の好きな桜から1字取り、夫の名前から1字取った介を組みあわせた名前にしました」(20代男児のママ)
桜と漢字を組みあわせて名付けたママもいるようです。美しい桜のような女の子になってほしいという願いを込めて「美桜(みお」と名付けたというママの声もありました。
蓮
「地元が蓮の花で有名な場所なので、蓮という漢字を使いたいと思いました。男の子でしたが、花の名前を使った名付けをしたかったので『蓮太郎(れんたろう』)と名付けました」(40代男児のママ)
「子どもには自分の好きな花の名前をつけたいと思っていたので『花蓮(かれん)』と名付けました。蓮の花のように、しっかり根を張って花を咲かせてほしいという願いを込めました」(30代女児のママ)
薄いピンクや白の花を咲かせる蓮の字を使って名付けたママもいるようです。蓮という漢字は、男の子や女の子のどちらにも使いやすいというママの声もありました。
桃
「桃という漢字が女の子らしくてかわいいと思ったので『桃乃(ももの)』と名付けました。桃の花のようにみんなから愛される子に育ってくれたら嬉しいです」(20代女児のママ)
「男の子に『桃李(とうり)』と名付けました。命の繋がりを大切にしたいという夫婦の考えで、私の母から桃という漢字、夫の母から李という漢字を1文字ずつ取って組みあわせました」(40代男児のママ)
桃という漢字を使って名付けたママもいるようです。ハナモモには白やピンク、赤い花が咲く種類があるようで、花の形や大きさもさまざまなようです。ママやパパの好きなハナモモをイメージして赤ちゃんの名前を考えるのも素敵かもしれませんね。
花を使った名付けをするときの工夫
花に由来した名前を付けるとき、どのような工夫をするとよいのでしょうか。ママたちに聞いた、花を使った名付けのポイントをご紹介します。
花言葉から選ぶ
「花言葉の本から健康や元気な印象の花を選びました。菜の花の花言葉が『元気いっぱい』だったので、元気な子どもに育ってほしいという願いを込めて『菜花(なのか)』と名付けました」(30代女児のママ)
「妊娠中に霞の花言葉が『感謝』だと知り、娘の名前を『霞(かすみ)』にしました。感謝の心を大切にする子になってくれたら嬉しいです」(40代女児のママ)
このように育ってほしいという願いを込め、花言葉から選んで名付けをしたママもいるようです。誠実な子に育つように『菫(すみれ)』と名付けたというママの声もありました。
読みやすい漢字を使う
「菖蒲と名付けたかったのですが、名字と組みあわせると画数が多いかなと思いました。名字とのバランスを考え『彩芽(あやめ)』という漢字を使いました」(40代女児のママ)
「花水木を由来にした名付けをしたかったのですが、そのままでは名前にしたときに違和感を感じました。名前にしたときも自然になるように少しアレンジして『瑞希(みずき)』にしました」(30代女児のママ)
花の名前の漢字をそのまま使うと、名前にしたときに違和感を感じるママもいるかもしれません。苗字とのバランスを考え、漢字を変更して名付けたママもいるようです。女の子の場合、花の漢字からひらがまに変更したというママの声もありました。
願いを込めて花を使った名付けをしよう
子どもに花を使った名付けをしたいママもいるかもしれません。生まれた時期に咲く花を選んだり、好きな花の漢字を使ったりするママもいるようです。
名前に使いたい花があるときは、花言葉を調べてみるのもよいかもしれませんね。ママやパパの想いを込めて、花を使ったかわいい名前を考えてみてはいかがでしょうか。