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楽しい遠足!幼稚園のみんなと行くときに喜ばれるお弁当
幼稚園の行事のなかでも、遠足を楽しみにしている子どもは多いのではないでしょうか。幼稚園のみんなと行く遠足で、どんなお弁当を作ればよいのか悩んでいるママもいるかもしれません。遠足でどんなお弁当が喜ばれたのか、ママたちの体験談をご紹介します。
幼稚園の遠足
幼稚園の遠足は子どもにとって特別な行事ですよね。この日は少し張り切って特別感のあるお弁当を用意したいと考えているママもいるのではないでしょうか。幼稚園の遠足は、子どもと先生で行く以外にも、ママやパパといっしょに行く場合もあるようです。
幼稚園の遠足用のお弁当作りのポイントや、親子遠足のお弁当、子どもが喜んだ遠足のお弁当について紹介します。
幼稚園の遠足用お弁当作りのポイント
子どもが食べやすいおかず
幼稚園の遠足ではシートの上や、膝の上にお弁当箱を置いて食べる子どもが多いのではないでしょうか。机の上にお弁当箱を置いて食べるときとは違い安定感がないので、普段のお弁当にはよく入れるスパゲッティや春雨なども、遠足では食べにくいようです。フォークやピック、お箸に刺して口まで運べるようなおかずにすると、食べやすいかもしれません。
お弁当に隙間を作らない
「子どもはリュックを背負って歩くだけではなく走ったりもするので、お弁当に隙間があるとおかずがお弁当箱の中で片寄ってしまう子がいました。なかにはおかずが片寄らないように、フリルレタスやリーフレタスをおかずの下に敷いているママの工夫を見かけました。お弁当箱の中で寄っていることもなく、見た目もきれいで子どもも嬉しそうに食べていました」
幼稚園教諭に話を聞くと、隙間があるお弁当は子どもが持ち歩いていると中身が片寄ってしまうことがあるようです。遠足のお弁当は、隙間をなるべく作らないように工夫をして、おかずが動きにくくするとよいようです。
・水気を取ったフリルレタスやリーフレタスを下に敷いたり、間仕切りに使う
・フリルレタスやリーフレタスの葉先を丸めて隙間おかずにする
・食材を間仕切りや隙間おかずにする
筆者はレタスの葉を間仕切りに使っていましたが、部分によっては硬くて使いづらく、子どももそのままでは食べにくいのか、残すことがありました。そこでフリルレタスやリーフレタスの柔らかい葉にしてみたところ、子どもも食べやすかったようで残さず食べてくれるようになりました。
フリルレタスの他にも隙間おかずとしてにんじんのスライス、ハムやスライスチーズなどを間仕切りにしていました。にんじんは厚さ3㎜くらいにカットして使っています。プチプラショップなどにある動物の形にカットできる間仕切りの型を使うと、遠足のお弁当がよりかわいくなり子どもも喜ぶかもしれません。
幼稚園の親子遠足用お弁当作り
親子遠足のお弁当の中身と準備
「子どものお弁当には、型を使ってくまのおにぎりを作り、ミートボールと卵焼き、ハムは花形、ミニトマトはピックをつけて入れました。親のお弁当も同じおかずとおにぎりにしました。朝、時短で作れるようにおにぎり以外は前日に用意をしておいたので、朝はバタバタせずに遠足に向かうことができました」(30代ママ)
筆者は子どもにリクエストを聞いて、ハンバーグとにんじんのグラッセを入れました。親のお弁当も同じおかずを入れましたが、子どものお弁当は食べやすいように一口サイズにしました。前日にハンバーグは作って焼いておき、朝ソースをからめるだけにして、ブロッコリー、にんじんなどは茹でておくなどの下ごしらえをしておくなど、準備を整えました。
親子遠足のお弁当は、子どももママもおかずは同じで子どものお弁当だけ、おにぎりにのりパンチで作った目や口をつけたり、おかずにカラフルなピックを刺して見た目をかわいくしたりしているママが多くいました。
親子のお弁当箱は分ける?
「お弁当を1つにすると、子どもはおかずばかりを食べてしまうので別々にしています」(4歳児のママ)
「子どもがお友だちといっしょに食べる約束をしたようで、『分けて持って行きたい』と言ったので別々にしました」(5歳児のママ)
筆者も子どもと自分のお弁当は別々に作ったら、子どもは自分でリュックにお弁当を入れて、遠足に行く準備を楽しんでいるようでした。
幼稚園児が喜んだ遠足のお弁当
ママたちに、幼稚園の遠足ではどんなお弁当が喜ばれたのか聞いてみました。
3歳児
「タコさんカニさんウィンナー、キャンディーチーズとミニトマトにピックをつけて入れました。チーズが大好きな子どものリクエストにこたえました」(30代ママ)
「ミートボール、フライドポテト、ほうれん草入りの卵焼きを入れたら完食できました」(30代ママ)
幼稚園教諭によると「3歳児は食べる意欲を育てることが大事」だそうです。おかずは一口サイズにしたり、おかずをピックに刺して簡単に食べられるようにしたりと、食べやすい工夫をするとよいかもしれません。
4歳児
「ナゲットに、チーズとハムをクルクル巻いてピックをつけました。チーズが好きなうちの子は大喜びでした」(30代ママ)
「シューマイとポテトサラダをリクエストされました。ポテトサラダはシリコンカップに丸く成形して入れたら遠足のお弁当でも食べやすかったようです」(30代ママ)
筆者は、子どもが苦手な卵焼きを遠足のお弁当に入れたことがありますが、完食して帰ってきました。いつもとは違う環境のなかでは、お友だちと楽しみながら苦手なものも食べられてしまうのかもしれません。
5歳児
「から揚げ、枝豆、ウィンナーを入れました。お友だちと『うちのお弁当はこんなの入ってるよ!』と見せ合いながら食べていました」(30代ママ)
「子どものリクエストで手羽の中の骨を抜き、甘辛だれで味付けをして、かわいい柄の入ったアルミホイルを巻いて食べやすくしました」(30代ママ)
〈手羽の骨を抜くポイント〉
・関節をねじって外す
・ハサミを差し込んで骨とお肉を切り離す
・骨をねじって引き抜く
5歳になると、お弁当を見せ合うなど、友だちと楽しく食事ができ始めるようです。
お弁当をひと工夫して遠足をさらに楽しく
遠足のお弁当は、幼稚園児にとって楽しみのひとつではないでしょうか。かわいいピックを使っていつもよりカラフルにしたり、のりを使ってウィンナーやうずらの卵に顔を付けてみたり、ひと工夫するだけでも、見た目もかわいく喜んで食べてくれるかもしれません。楽しい遠足の思い出になるようなお弁当作りができるとよいのではないでしょうか。