手が届きにくい天井の掃除。掃除方法の手順やあると便利な道具は

天井の掃除はどのように始めていけばよいのでしょうか。

天井の掃除の基本的な方法は、まず汚れの原因となるホコリを落とすことから始めるとよいようです。天井までの距離は高くなかなか手も届きにくいので、脚立や踏み台などを使用するとよいかもしれません。一人で掃除をする場合は、転倒などによるケガの危険性にも注意しておくことが大切です。また、天井などの高い部分の掃除をする場合は、ホコリや汚れが舞い上がりやすくなるので、こまめな換気やマスクを忘れずに着用するなどの対策をしておきましょう。

基本的な天井の掃除方法の手順を確認していきましょう。

1.床や寝具をカバーする

天井の掃除を始める前に、まずは床や家具をカバーすることから始めていきましょう。天井から落ちたホコリや汚れが床や家具に落ちてしまわないように、新聞紙やビニールシートで覆っていくとよいかもしれません。

一度に広い範囲を覆うのが難しい場合は、掃除する部分ごとに少しずつカバーしていくという方法もあるようです。掃除する天井の場所を変えるときに、カバーする部分もいっしょに動かすとよいかもしれませんね。落ちてくるホコリの量が多い場合は、適度にホコリを片づけながら進めていきましょう。

2.照明器具の傘を外し、掃除機をかける

天井全体の掃除を始める前に、まずは照明器具の傘などから掃除をしていくと天井掃除もスムーズに進められるようです。照明器具の傘を外したら、ブラシやモップなどで簡単にゴミを集めます。

まとまったゴミやホコリなどは掃除機で吸い取っておくとよいかもしれません。カバーに付着している汚れが気になる場合は、かたく絞った雑巾で全体を拭くとよいようです。拭き掃除をしたあとは、きちんと乾いてからカバーを元に戻すようにしましょう。

3.フローリングワイパーなどを使って天井を拭く

ある程度照明器具などの掃除が終わったら、天井面の掃除に移りましょう。天井を掃除するときは、フローリングワイパーを使うと簡単に掃除ができるようです。フローリングを掃除するときと同じ要領で天井にも拭き掃除をしていきます。

ドライタイプのシートを使うとホコリも集めやすいかもしれません。ホコリ以外にも落ちにくい汚れがあった場合は、ウェットタイプのシートに付け替えて拭く方法もあるようです。また、天井の隅などホコリを取りにくい部分には、羽はたきやハンディモップなどを使ってみると掃除しやすくなるかもしれません。

4.天井から落ちたホコリを片づける

ある程度ホコリや汚れを落とし終わったら、下に落ちたホコリを片付けましょう。カバーしていた新聞紙やビニールシートをまとめて捨てるだけなので、片付けもあまり時間や手間をかけずにできるかもしれませんね。

一通り新聞紙などを片付け終わったら、仕上げに掃除機やフローリングワイパーなどかけておくとよいでしょう。

天井を掃除するときに役に立つ便利な掃除道具をご紹介します。

重曹

汚れがひどく目立つ部分には、重曹を使って掃除すると汚れが落ちやすくなるようです。使い方も簡単で、水500mlと重曹大さじ1杯を混ぜた重曹水を作り、霧吹きなどのスプレーボトルに入れて使います。

あとは洗剤と同じように、雑巾や汚れのひどい部分に直接吹きかけて使うとよいようです。一部分だけをていねいに掃除しすぎると、全体的に見たときにムラになってしまうこともあるので、全体を確認しながら掃除をしてみるとよいかもしれませんね。

伸縮機能のあるワイパーやモップ

柄の部分が伸縮するタイプのフローリングワイパーやハンディモップがあれば、脚立や踏み台などを使わなくても楽にホコリ取りをすることができるでしょう。天井だけでなく、壁の上部など手の届きにくい場所の掃除には効果的かもしれませんね。

天井の壁紙や材質によってはウェットタイプのシートの使用が不向きな物もあるようなので、取り扱い説明をよく読んでから使用しましょう。

ポリプロピレン製のはたき

ポリプロピレン製のはたきは静電気でホコリをしっかりと吸着してくれるので、目に見えない細かなホコリまで掃除することができるようです。壁や天井などをさっとなでるだけでホコリが取れるので、時間が無いときにも簡単に掃除を済ませることができるかもしれませんね。

天井だけでなく、家中どの場所の掃除にでも活用できるでしょう。ホームセンターやスーパーなど身近な場所で購入しやすいのも魅力ですね。

天井の掃除は基本的にホコリを取り除くことがメインとなるので、掃除方法もそれほど難しくはないようです。天井に汚れが付くのを予防するためにも、定期的にホコリ取りをするところから始めてみてはいかがでしょうか。