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保育園の遠足に持って行く0歳児のお弁当。離乳食各時期のメニューや作るときの注意
0歳児の保育園の遠足のときに持って行くお弁当を考えたとき、離乳食の時期によってどのようなものを作るとよいのか悩むことがあるかもしれません。今回の記事では、離乳食の時期ごとのメニューやお弁当箱への入れ方、作るときの注意点や赤ちゃんがお弁当を食べるときにあると便利なグッズをママたちに聞きました。
0歳児の遠足のお弁当を準備しよう
保育園の0歳児クラスの遠足は、保育園の先生と赤ちゃんが公園などお散歩に行った後に、保育園でお弁当を食べるといった簡単な遠足の場合や、ママといっしょにお弁当を持って出かける、親子遠足の場合があるようです。園によっては、離乳食のお弁当の用意が必要になることもあるかもしれません。実際にママたちは離乳食初期の生後5カ月くらいから1歳になる後期頃までのお弁当をどのように準備をしていたのでしょう。
保育園に持って行った0歳児のお弁当
離乳食初期
「10倍粥と、しらすのすりつぶし、煮野菜の白和えを作りました。それぞれ小さな容器に分けて入れ、お粥とおかずを混ぜながら食べさせるようにお願いしました」(生後6カ月の赤ちゃんのママ)
離乳食初期は、保育園の遠足のお弁当といっても特別な離乳食を作るということはないようです。この時期は、水分の多いペースト状のものがほとんどなので、密閉できる容器に小分けにするなどの工夫をしているといったママの声もありました。
離乳食中期
「野菜入りの7倍粥、鶏ひき肉入りのじゃがいもおやきをお弁当にしました。お粥の水分がおかずと混ざることが気になったのでお弁当箱の中が仕切られているタイプを使いました」(生後8カ月の赤ちゃんのママ)
この時期の離乳食メニューもまだ水分が多いことから、ママたちはお弁当箱選びにも工夫していたようです。初期の頃と同じように容器を小分けにしたり、仕切りのあるお弁当箱を使うとよいかもしれませんね。他には、お粥は水分が気になるので代わりにやわらかい蒸しパンを主食に持って行ったというママの声もありました。
離乳食後期
「軟飯で作った一口サイズのおにぎり、ひじきハンバーグ、ふかしいもを作りました。手づかみでも食べられるよう、それぞれ紙のカップに入れてお弁当箱に詰めました」(生後11カ月の赤ちゃんのママ)
離乳食後期になると徐々にお粥から軟飯になる赤ちゃんも増えるようなので、おにぎりを保育園のお弁当のメニューに取り入れてもよさそうです。自分で食べられると、赤ちゃんもお弁当の時間を楽しめるかもしれません。
0歳児のお弁当を作るときの注意点
0歳児のお弁当を作るときに、どのようなことに注意していたのかママたちに聞きました。
食材にしっかりと火を通す
「野菜をはじめ、卵や肉もしっかり火を通すように意識しています」(生後10カ月の赤ちゃんのママ)
お弁当に入れる食材はすべて、よく火を通してからお弁当箱に詰めているようです。前日に下ごしらえしたものや冷凍保存してあったものも、もう一度熱を通してから詰めているというママもいました。
食材を直接触らない
「おにぎりはラップを使って作り、おかずはスプーンや箸で詰め、食材には直接触らないようにしています」(生後10カ月の赤ちゃんのママ)
保育園のお弁当を作るときに、ママたちは道具を使って作業するなど、清潔にお弁当を作るための工夫をしているようです。他には、使い捨てのビニール手袋を使っているというママの声もありました。
粗熱をしっかりとる
「おかずが温かいままお弁当の蓋を閉めてしまうと、お弁当が痛みやすいのではないかと気になり、よく冷ましてから蓋を閉めるようにしています」(生後7カ月の赤ちゃんのママ)
ママたちは、お弁当は作ってから食べるまでに時間が空くことを考え、お弁当が傷みにくくなるような工夫をしているようです。お弁当を作ってから蓋をするまでに時間がなく、急いで冷ましたい場合は、お弁当箱の下に保冷剤を置いていたというママもいました。
0歳児がお弁当を食べるときにあると便利なグッズ
0歳の赤ちゃんがお弁当を食べるときにあると便利なグッズはどのようなものでしょう。
食事用エプロン
「親子遠足では着替えの荷物も少なくしたいので、お弁当のときに服が汚れないように袖つきエプロンを持って行きます」(生後8カ月の赤ちゃんのママ)
ママたちは、深いポケットのついたエプロンや袖つきのエプロンをお弁当といっしょに準備しているようです。0歳児のお弁当は食材がやわらかかったり、手づかみ食べをすることから、食べこぼすことも多くなるかもしれません。エプロンを持っていくことで服が汚れず、着替えを余分に持っていく必要や、着替えの手間も減りそうですね。
おしぼり、お手拭きシート
「保育園のお弁当のときには、タオルのおしぼりも必ず準備するようにしています」(生後9カ月の赤ちゃんのママ)
「親子遠足のときに、不織布タイプの手拭きシートを持っていきました。行き先によっては手洗い場がなかったり、タオルのおしぼりを洗い直すことができないかもしれないと考えて、使い捨てられるお手拭きシートにしました」(生後11カ月の赤ちゃんのママ)
食事のときに赤ちゃんの手や口の周りの汚れを拭くためのグッズも持って行くとよいようです。なかには、保育園の遠足のお弁当にはおしぼり、親子遠足のときにはお手拭きシートと使い分けているというママの声もありました。
大人が食べさせやすいスプーン、フォーク
「保育士さんが食事をあげやすいよう、柄の長いスプーンや、細かいものも絡めやすい形のフォークをお弁当といっしょに準備しています」(生後7カ月の赤ちゃんのママ)
「親子遠足には、普段使い慣れているスプーンを用意しました。家で食べさせるときと同じ感覚だったのであげやすかったです」(生後6カ月の赤ちゃんのママ)
ママたちは0歳児のお弁当を用意するときに、スプーンやフォークの用意にも気をつけていたようです。あげやすい形や普段から使っている慣れたスプーンやフォークをお弁当を食べるときにも使えると、遠足といった普段と違う環境でも赤ちゃんも食べやすいかもしれません。
保育園の遠足に持って行く0歳児のお弁当を作ろう
ママたちは、保育園の遠足に持って行く0歳児のお弁当を、離乳食の時期に合わせてメニューや容器を工夫しながら用意していたようです。0歳児のお弁当を作るときの注意点や、あると便利なグッズを取り入れながら、赤ちゃんが喜んでくれる遠足のお弁当が作れるとよいですね。