食器棚の簡単なお掃除方法。コツや裏ワザ、楽にきれいを保つ方法とは

一見きれいに見える食器棚ですが、食器の出し入れや時間の経過にともなってホコリがたまりっていませんか。食器棚の掃除となると、食器をいったん出すなど大がかりな作業が必要となる場合もあるようなので、できるだけ楽に掃除をしたいと考えるママもいるのではないでしょうか。

食器棚を簡単に掃除する方法やコツをみていきましょう。

食器類はケースにまとめる

食器棚を掃除するときは、最初に食器棚を空にする必要があります。

食器類をカテゴリー別に分け、透明のファイルケースにまとめて入れておけば、出すときもしまうときも時短につながるようです。スプーンや箸などのごちゃごちゃしがちな小物類も、仕切りのついたケースに入れておくと引き出しの掃除もスムーズになるのではないでしょうか。

ケースは100円ショップでも購入できるようなので、同じ大きさで揃えると見た目もすっきりしそうです。ケースにもホコリなどの汚れがたまることを考え、段ごとに定期的に洗うとよいようです。

頑固な汚れには洗剤を使う

目立った汚れがない場合は水拭きでよいようですが、頑固な汚れには食器洗い用の中性洗剤を使うとよいかもしれません。ぬるま湯に中性洗剤を少し溶かして清潔な布に染み込ませ拭いたあとは、水拭きできれいにふき取るのがポイントのようです。

また、アルコールの除菌スプレーや重曹水も汚れ落としに役立つのではないでしょうか。

食器棚を楽に掃除するために活躍する便利なグッズをご紹介します。

隅の掃除に便利な歯ブラシや綿棒

食器棚の扉の内側などの隅についたホコリは、歯ブラシを使うとスムーズにかき出しやすいので便利かもしれません。また、レールなど細かい部分の汚れは、綿棒を使うと無理なく掃除しやすくなるようです。

嫌な臭いが発生しにくくなる防臭グッズ

食器棚を長い期間使っていると、がんばって掃除をしても不快な臭いが取れないということもあるかもしれません。そんなとき便利なのが防臭グッズでしょう。市販の防臭剤もよいですが、身近にあるものが防臭に役立つこともあるようです。

天日干しで乾燥させたコーヒーの抽出かすやお茶殻を容器などに入れて食器棚の中に置いておくと、消臭だけでなくコーヒーやお茶の香りがかすかに漂ってきます。また、ラベンダーやペパーミントなど好きな香りの乾燥したハーブを食器棚に置いておくのもよいかもしれません。ハーブは消臭に加えて防虫にも期待できるようです。

湿気が気になる人には、消臭と除湿によいと言われている長持ちしやすい備長炭がよいかもしれません。食器棚の臭いが気にならないときでも、防臭グッズを置いておくと嫌な臭いの発生を抑えることができるかもしれません。

裏ワザを使って食器棚の掃除を簡単に済ませたママの体験談をご紹介します。

画用紙を敷いて油汚れを防止する

「久しぶりに食器棚を掃除したとき、食器棚の上は油汚れとホコリがぎっしり。掃除をするのにかなり苦労しました。そこで、食器棚の上にテープでつなぎ合わせた画用紙を棚のサイズにカットして敷き詰めると、特に油汚れの防止に役立ちました。定期的に画用紙を交換するだけで、楽にきれいな状態を保ちやすくなります」（40代／女性）

重曹水で汚れも臭いもすっきり

「食器棚には洗剤をあまり使いたくないので、水に少量の重曹を溶かした重曹水を使っています。手あかや油汚れを落とすのにも便利で、消臭効果もあるようなので一石二鳥です。重曹水は、食器棚だけでなく家中のさまざまな箇所の掃除に使えるのであると重宝します」（30代／女性）

部分的に日を分けることで掃除を楽に

「食器棚を一度に掃除をするのは面倒なので、今日は2段だけというように日を分けて掃除をしています。こまめに掃除をしていれば湯拭きだけで汚れが落ちやすくなるので、一気にするよりは掃除が簡単だと感じています」（30代／女性）

食器棚の掃除を簡単にするには、まず食器類の収納術を身に着けておくとよいかもしれません。種類ごとにケースなどに入れて分けることで、出し入れがスムーズになり効率よく掃除ができるようです。

頑固な汚れには中性洗剤などを使ったり、油汚れがたまりがちな食器棚の上は画用紙などを敷いておいたりすることできれいな状態を保つことができるようです。食器棚の臭いや湿気が気になる場合にも、身近にあるグッズを活用できるようなので、気がついたときに食器棚をきれいに保てるよう掃除してみてはいかがでしょうか。