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気になる3人家族の生活費や支出の内訳。食費の全国平均とママの節約意識
子どもが産まれたことをきっかけに、生活費が気になり始めるママも多いのではないでしょうか。食費などの生活費を知りたくても、なかなか人には聞けないですよね。総務省のデータから3人家族の平均支出と内訳を調査。生活の中で意識する節約について、ママの声を聞きました。
生活費ってどれくらい?
家のお金は誰が管理されていますか?ママが管理していたり、夫婦で管理していたり、ご家庭によって管理方法はいろいろあるかと思います。
子どもが産まれたことで支出が増えると、もっと節約したほうがよいのかな?周りの人はどうしているの?と少し心配になるときもありますよね。今回は生活費事情について調べてみました。
3人家族の生活費、全国の平均金額
総務省では、家計収支の実態把握のために毎年調査を行っています。今回は3人家族の収支を知るために「2人以上世帯」「世帯主が40歳未満」という条件に注目しました。(平均年齢は34.1歳、平均世帯人員は3.57人)
全国平均の収入をみてみると1カ月の給与の手取りは『401,595円』。1カ月の支出は『261,490円』となっています。その内訳の一部を見てみました。
【食費】63,596円
【住居】25,345円(家賃費用、持家のローン返済費用は含まれません)
【光熱・水道】17,691円
【被服及び履物】12,337円
【保険医療】9,347円(紙おむつ費用が含まれます。個人で加入している保険サービスは含まれません)
【教育】11,174円(幼稚園費用が含まれます)
【教養・娯楽】26,220円(学習塾などの月謝が含まれます)
【その他消費支出】40,351円(保育所費用などが含まれます)
調査内容から、食費は1日あたり約2000円ほどかけている家庭が多いことがわかります。住居に関しては、40歳未満の2人以上家庭の場合56.2%の方が持家に住んでいるようです。
筆者も3人家族の主婦ですが、これ以上支出があるなと思う項目がいくつかありました。平均金額なのですべての方が共感できる内容ではないかもしれませんが、食費や光熱費など、自身の家計事情と比較してみると参考になるかもしれませんね。
ママたちに聞いた生活費事情
周りのママは、どのように生活費をやりくりしているのでしょう。3人家族のママに、節約を意識する部分と意識しない部分について話を聞きました。
節約している生活費
外食費用
「うちは外食費を抑えています。普段スーパーで買い物するときはあまり金額を気にしてないですが。子どもに手作りの料理を食べさせたい気持ちもあって、外食自体をしないよう心掛けています」(6歳のママ)
レジャーや旅行費用
「レジャー費用は節約しています。子どもが小さく旅行自体が大変で、旅費と満足度が見合わないなぁと思ったので。泊りがけの旅行は帰省するとき以外ほとんどしていないですね」(3歳のママ)
被服費用
「子どもが産まれる前は好きなキレイめの服を多く着ていました。産後は子どもと外遊びが増えたので、動きやすいようラフな服装を好んで着ています。結果的に洋服にかける費用は抑えられましたね」(1歳のママ)
趣味の費用
「夫も私も、自身の趣味関連の買い物が少なくなりました。個人で楽しむ趣味より、家族みんなで楽しめることにお金を掛けようとお互い意識が変わりました」(1歳のママ)
ママの声を聞いてみると、生活費のどの部分を節約するかは家庭によってさまざまでした。
支出が気にならない生活費
食材費
「子どもが産まれてから食べる物を気にするようになりました。外食も控えていますが、スーパーで食材を買うときはできるだけ新鮮な物を選んでいます。オーガニック食材を買うこともありますね」(1歳のママ)
レジャーや旅行費用
「思い出作りを大切にしたいので、レジャー費用は気にしないですね。子どもが行きたいところ、やりたいことは叶えられるように意識はしています。大きくなったら頻繁にいっしょにお出かけできないかもしれないので。子どもとの時間を大切にしていきたいです」(6歳のママ)
子どもの習い事
「子どもの習い事は重視しています。子どもが興味があるもの+役に立ちそうなものには、あまり金額の意識はしていません。習い事の他にも、子どもが気になったおもちゃを買ったりはしています」(3歳のママ)
育児グッズの費用
「育児グッズは必要経費と割り切っていろいろと買い揃えています。初めての育児でとても苦労するだろうと思ったので。便利グッズで子育ての負担を少しでも軽くして、子どもとリラックスできる時間を作りたいと思っています」(1歳のママ)
子育て世代のママは、子どもの希望を特に大切にしているようでした。育児費用を確保できるよう、他の生活費を節約している家庭が多いようです。レジャー費用に対する考え方は、その家庭によってさまざまでした。子どもの年齢が関係しているのかもしれませんね。
幸せに過ごすための生活費
生活費を抑えられたら嬉しい部分も多いですが、節約の意識が高いばかりでは寂しい気がしませんか?食費など支出の内訳を知って、家族みんなが幸せに過ごしていけるよう、ご家庭に合った生活費の使い方を見つけられるとよいですね。
※記事内で使用している参照している内容は、2017年10月10日時点で作成したものになります。