冷蔵庫掃除はどのくらいの間隔でする？掃除のタイミングやペースなど

食品や調味料を保管しておく冷蔵庫内は、液だれや雑菌などで汚れている場合があります。子どもも口にする食品を保管する冷蔵庫内は、こまめなペースで掃除して清潔にしておくと安心ではないでしょうか。

冷蔵庫掃除のタイミングについて考えてみました。

ペースや間隔

食品や調味料などが置いてある冷蔵庫は、ものを一旦取り出して掃除をする必要があるため、掃除がしにくいと感じるママもいるようです。でも、冷蔵庫の掃除は年末の大掃除だけでなく、定期的に掃除すると食品や調味料を安心して保管することができるのではないでしょうか。

冷蔵庫の棚やトレイは、料理の汁や調味料の液で汚れる場合があるので、簡単な拭き掃除を週1回ぐらいのペースで行うとよいようです。洗剤などを使用する掃除は少し手間がかかるので、1カ月間隔で行うというママの声もありました。

掃除の時間

冷蔵庫は冷蔵室、冷凍室、野菜室などに分かれているため、掃除に時間がかかるようです。冷蔵庫掃除の所要時間は人それぞれのペースがあるようですが、冷蔵庫掃除を行ったママたちの中には掃除に1時間以上時間がかかった人もいるようです。

冷蔵庫掃除の時間を短縮するためにも、簡単に掃除するコツを身につけたり、便利グッズを活用したりするとよいかもしれませんね。また、不用品をこまめに処分すると、掃除の時間を短縮することができるようです。

掃除の仕方

冷蔵庫内を清潔に保つには、掃除の仕方も重要なポイントなのではないでしょうか。庫内の汚れを取るときは、お湯で濡らした布を使って掃除するとよいようです。取り外し可能なパーツを掃除するときは、すべて取り出し中性洗剤を使って洗うとよいかもしれません。

また、掃除の仕上げに除菌効果が期待できるアルコールを活用すると、庫内を清潔に保つことができるでしょう。

季節によって状況が変わる冷蔵庫。時期別の掃除方法のコツについて考えてみました。

春

食品を保管する冷蔵室はカビが繁殖する可能性もあるので、梅雨に入る前のタイミングで掃除するとよいかもしれません。冷蔵室を掃除するときは、お湯で濡らした布で上から下に向かって拭くとよいようです。

冷蔵室を掃除したママたちの中には、掃除しながら除菌もすることができる、キッチン用のウエットシートを使って掃除をしている人もいました。

夏

暑い時期によく使う製氷機を掃除するときは、水垢やカルキ汚れに効果的なクエン酸を活用するとよいようです。クエン酸を使用して製氷機を掃除する方法は、水300mlに対してクエン酸を大さじ1ほど溶かし製氷機にセットします。クエン酸を含んだ氷と普通の氷を見分けるために、食紅などで色をつけるというママもいるようです。クエン酸を含んだ氷ができたら、2～3回ほど通常の水道水で氷を作り、製氷機をすすいでおくとよいかもしれません。

秋

冷凍室の掃除は、冷凍食品が解けにくい気温の低い秋冬のタイミングで掃除するとよいようです。傷みやすい肉や魚などを冷凍したものは、クーラーボックスに置いておくとよいかもしれません。冷凍庫内を掃除するときは、お湯で濡らした布を使うとよいでしょう。お湯で濡らした布で拭いても汚れが落ちない場合は、重曹を使用するとよいようです。

冬

年末の大掃除では普段の掃除でなかなか手が回らない、冷蔵庫の上下を掃除するとよいかもしれません。冷蔵庫の上は油汚れに効果的な重曹水やセスキ炭酸ソーダを活用して掃除するとよいでしょう。

ママたちの中には、重曹水やセスキ炭酸ソーダの代わりに中性洗剤で掃除をしている人もいるようです。冷蔵庫の下のほこりやごみには、ハンガーにストッキングや靴下をかぶせた即席ハンディモップで掃除することで、ほこりを吸着できて役に立ちそうです。

冷蔵庫掃除をしたママたちの体験談をご紹介します。

週に1回のペースで掃除

「子どもの離乳食を作り始めたころから食品を保管しておく冷蔵庫内の衛生面が気になるようになりました。そこで、週に1回拭き掃除をすることにしました。きれいに見える冷蔵庫内は意外と汚れているので、安心して使用するためにも定期的に掃除する方がいいかもしれません」（20代のママ）

冷蔵庫の上にラップをする

「私は、冷蔵庫の上にラップをかけています。ラップをすることで冷蔵庫の上に直接ほこりがつくのを防ぐことができるからです。掃除をするときは、ラップを外して拭くだけなので掃除も簡単です」（30代のママ）

冷蔵庫内や冷蔵庫まわりは液だれや油分などが原因で汚れる場合があります。冷蔵庫は家族全員が口にする食品を保管しておく場所なので、週1回や月1回などの間隔で掃除を行い清潔にしておくと安心できるのではないでしょうか。冷蔵庫掃除のタイミングやペースを自分なりに決めておくとよいかもしれませんね。