運動会前日の夜に雨が降ったらどうなる？グラウンドが乾くのに必要な時間や運動会が中止になる場合

子どもの運動会の前日に雨が降ると、運動会が予定通りできるのか心配な保護者の方もいるかもしれません。前日からしておきたい準備があると、どこまで準備しておけばよいのか、延期になる場合はいつ決まるのかなど、気になることもあるようです。実際に、運動会の前日に雨が降った場合は、どうなるのでしょうか。ママたちの体験談をご紹介します。

「体育発表会の前日に少し雨が降りましたが、当日の天気が朝から晴れだったこともあり、予定通り運動会ができました」（30代ママ）

「子どもが通う園庭は、雨が降るとぬかるんで水溜りができやすい土ではなく、水はけがよい芝生のため、体育祭の前日の天気が雨でも予定通り開催することができました。」（30代ママ）

「運動会は予定通り行われましたが、時より小雨が降るような天気だったので、プログラムの順番が変更になりました。予定よりも早い時間に終了になりました」（20代ママ）

「体育発表会の前日の夜から雨で、当日も一日中雨の天気予報だったので、延期になりました。延期の連絡は前日のうちにありました」（30代ママ）

運動会の前日の天気が雨の場合は、降水量や校庭の状態にもよりますが、予定通りに開催する場合や中止や延期になる場合があるようです。実際に、運動会が中止や延期と決まるのはどのようなときなのでしょうか。

学校や園は、どのようなときに運動会を中止や延期にしているのでしょうか。ママたちに聞いてみました。

前日から雨が降り続いてるとき

「運動会前日の昼過ぎからずっと雨が降り続く天気でした。翌日も雨の天気予報だったためか、前日の夕方頃に運動会が中止との連絡がありました」（20代ママ）

「台風の影響で、体育祭前日の夜から土砂降りの天気でした。当日の朝まで雨が降り続いたため、延期になりました」（30代ママ）

運動会の前日から雨が降り続き、当日も雨の天気予報だった場合に、運動会が延期になったというママがいました。運動会前日の早い時間帯から雨が降り続いたときや、降水量が多かったときには、前日のうちに運動会の中止や延期が決まることもあるかもしれません。

グラウンドの状態が悪いとき

「運動会の前日に強い雨が降りました。当日には雨は止んでいましたが、グラウンドの水はけが悪く、校庭に水溜りがたくさんできていて競技が実施できないため運動会は延期になりました」（30代ママ）

「運動会前日の夜の天気が雨で、運動会が延期になりました。グラウンドに水溜りができ、ぬかるんでいるところがあるためと当日連絡がきました」（20代ママ）

実際に、雨がやんだあと、グラウンドが乾くまでにかかる時間は、さまざまな要因によって異なってくるようです。平均的に、天気が晴れであれば2～3時間程度、曇りの日であれば4～5時間程度のようですが、湿度の高い日や気温が低い日など、条件によっては8時間以上かかる場合もあり、グラウンドの材質や面積、雨量などによっても異なるため、一概には言えないでしょう。特に、夜に雨が降った場合は、太陽がないためグラウンドが次の日までに乾くことは難しいかもしれません。

このようなことからも、グラウンドの水はけが悪い場合や、前日からの雨の影響で校庭がぬかるんでいたり、水溜りができていたりする場合も、運動会が延期になったという声が多くありました。当日は晴れの天気でも、校庭の状態次第で、延期が決まることもあるかもしれません。

運動会が中止や延期になるときは、どのように確認したらよいのか知りたいママもいるかもしれません。運動会が中止や延期と決まったときの確認方法をママたちに聞いてみました。

連絡網やSNS

「運動会が中止や延期になる場合は、当日の朝6時にクラスの連絡網が回ってくるようになっていました。延期かどうかは、当日の朝に決まることが多かったです」（30代ママ）

「子どもの通う幼稚園では、園の連絡事項はSNSで一斉にメールが届くことになっています。運動会前日から雨が降り続き、当日の朝早くにSNSで中止の連絡がありました」（20代ママ）

運動会が中止や延期になる場合、連絡網やSNSで確認する場合もあるようです。当日でも、連絡が来る時間などがあらかじめ決められていると、延期かどうかわからないまま気にする必要がなく、よかったというママの声もありました。

園や学校に行って確認する

「事前に、『運動会が中止や延期の場合は、当日の朝7時に正門の前にボードで掲示します』とお知らせがありました。前日の天気が雨だったので、念のため当日の朝に幼稚園に行って確認しました」（30代ママ）

運動会当日の朝に実際に子どもが通う幼稚園まで行き、運動会が延期になるのかを確認したというママもいました。学校や園によって連絡方法が違うようなので、延期や中止になる可能性がある場合はどのように連絡がくるのか、事前に確認しておくとよいかもしれません。

保護者にとって、運動会準備は大変なもの。運動会の前日が雨だった場合、延期になる可能性を考えながら、何を準備しておこうか、どこまで準備したらよいのかと、悩むママもいるのではないでしょうか。ママたちに、運動会の前日の天気が雨だったときにした準備のポイントを聞いてみました。

お弁当の下ごしらえをする

「当日すぐにお弁当を作れるように、下ごしらえだけは前日のうちに済ませておきました。前日の天気にかかわらず、事前にお弁当の下ごしらえをしておけば、当日慌てずにお弁当を作れました」（30代ママ）

運動会の前日の天気が雨だった場合も、当日のお弁当作りで慌てないようにお弁当の下ごしらえを済ませておいたというママがいました。延期の連絡があった場合も、下ごしらえだけなら食材も無駄にすることなく、翌日に調理してお弁当を作ったというママの声もありました。

雨対策の持ち物を用意する

「グランドの一部に水溜りがあったり、途中から雨が降り出したりすることも考えて、雨対策の持ち物を用意しておきました。レジャーシートやタオル、着替えなどを多めに準備し、レインコートや折り畳み傘なども準備しました」（30代ママ）

運動会の前日が雨だった場合、当日も雨が降る可能性を考えて持ち物を準備したママもいるようです。また、天気予報や雨雲レーダーを確認して、対策したという声も聞かれました。この他にも、防水加工されたバッグに荷物を入れたり、当日急に雨が降り出してもよいように簡易テントを用意したりと、予備の荷物も準備したというママもいるようです。

子どもが楽しみにしている運動会の前日に雨が降ると、予定通りできるのか不安になることもあるかもしれません。このように、天気やそれに伴う熱中症、日焼けなどを防ぐために、屋外ではなく屋根付きの競技場で開催する学校もあるようですが、このようなケースは稀で、ほとんどの学校では校庭で行われているでしょう。

天気によって中止や延期になったことを確認する方法や、開催可否の判断基準も子どもが通う学校や園によって違いがあるようです。

運動会の前日に雨が降っているときも、念のためお弁当の下ごしらえをしたり、当日雨が降る可能性も考えながら持ち物の準備をしておくとよいかもしれません。連絡がくるまでは、予定通りに運動会ができることを考えてしっかり準備ができるとよいですね。