子育てを見守りロボットに頼るってどうなの?てぃ先生に聞いてみた!
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共働きのため子どもがお留守番をする家庭も増え、見守りロボットの導入を考えているママ・パパも多いよう。見守りロボットのユピ坊なら、離れていても親子の交流ができ、子どもに嬉しいことも沢山。現役保育士のてぃ先生に、デジタルを活用した子育てのメリットや、ユピ坊の魅力・活用アイディアなどを聞きました。
お留守番をさせることへのママ・パパの罪悪感
共働き世帯が増え、日中はママもパパも家にいないという家庭も珍しくありません。ただ、子どもだけで留守番をさせる不安感や、家で「おかえり」と言ってあげられないことに対する罪悪感を抱いているママ・パパも、どうやら少なくないようです。
注目が高まる見守りカメラや見守りロボット
このように不安や罪悪感を抱えるママ・パパが多い現代で、注目されているのが見守りカメラや見守りロボットです。
今回、てぃ先生と徹底検証するのは「ユピ坊」。ユピ坊は、スマートフォンやタブレットで操作できる、愛らしいフォルムの見守りロボットです。自宅で過ごす子どもを仕事先から、お昼寝している赤ちゃんを隣の部屋から、いつでもどこからでも子どもの成長を見守ることができる心強い存在です。
てぃ先生は、「ユピ坊」には他の見守りカメラにはない、子育てをする上で魅力的なポイントがあると言います。
見守りロボット「ユピ坊」ってなに?3つの特徴
かわいらしいキャラクターで子どもの相棒に
ユピ坊はただの見守りカメラではありません。丸いフォルムと可愛らしい目をもち、動くこと、喋ることができる、友だちのようなロボットです。
ユピ坊は名前を呼んで、簡単なお喋りもしてくれるので、それだけで子どもは楽しい気持ちになりそう!きっとお友だちとして、すんなりと迎え入れてくれるでしょう。せっかく導入しても、子どもに拒否されてしまったら使えなくなってしまいますからね。
いつでもいっしょに寄り添ってくれるユピ坊と一緒なら、お留守番中の子どもも心強いですね。
見守りモードで離れていても子どもを見守る
ユピ坊の見守りモードを使えばママ・パパはスマートフォンやタブレットを使い、子どもの様子をいつでも見ることができるので、もしも子どもに異変があってもすぐに気付くことができます。
小学生のいるご家庭では「16時になったら宿題をユピ坊に見せてね」など、ユピ坊を活用したルーティンを決めておくのもよさそうだなと感じました。離れている時間もコミュニケーションをしつつ、忙しいママ・パパの時間も有効に使えますよね!
普段だったら帰宅後すぐに「宿題はしたの?!」なんてネガティブなことを言ってしまうかもしれないけど、この使い方であれば宿題はもう終わったと分かっているので、いっしょにいる時間をより有意義に、親子のコミュニケーションに使うことができそうです。
テレビ電話機能でいつでもママ・パパと繋がれる
ユピ坊のテレビ電話機能を使うと、簡単な操作でママ・パパのスマートフォンやタブレットと接続し、顔を見ながらお話することができます。
子どもは嬉しいことや悲しいことがあったときに、いち早くその感情をママ・パパに共有したいんです。「学校でこんなことがあったよ」「先生に褒められたよ」と、家に帰ってきてすぐに報告できることは、本当に嬉しいことだと思います。
子どもにとってママ・パパの声は特別なものなので、離れていても声を聞けることは、とても安心できるんですよね。もしかすると、対面ではなかなか話せないこともユピ坊経由だと話しやすいときもあるかもしれないですね!
ママ・パパとの繋がりがすこやかな発達につながる
共働き家庭は子どもと触れ合う時間が短いなかで、どのように愛情を注いでいったらよいのか、保育士目線でてぃ先生に教えてもらいました。
子どもと触れ合い、コミュニケーションを取り、愛情を注ぐことを目的と考えるのであれば、形にこだわらなくてもいいんです。置手紙でもボイスメモでもいいし、ユピ坊のようにリアルタイムでコミュニケーションが取れるロボットがあれば、さらによいのかなと思います。
例えば保育園の製作遊びや工作だって、季節感を味わってほしいという目的のためにみんなで製作活動をするけれど、製作活動の他にも季節感を楽しめるような活動があればそれでもいいわけで。ママ・パパが目的をしっかりと再認識してそこに向かうことが大切でしょう。
対面でなくても、ユピ坊を通して「ママ・パパと繋がっている」「いつも見守られている」ことを子どもはきちんと感じます。そして、この「繋がっている」という安心を得ることは、子どものすこやかな発達に繋がっていきますよ。
忙しいママ・パパに、こんな風にユピ坊を使ってほしい
ユピ坊の活用の仕方は工夫次第で多様に広がります。仕事に家事に忙しいママ・パパに向けて、てぃ先生がユピ坊の使い方のアイディアを紹介してくれました。
見守りカメラとしての使い方だけではなく、「着替えてね」「そろそろご飯だよ」といった親から子どもへの声かけも、ユピ坊を通すことで子どもの興味関心が引けそうだなと思いました。
特にイヤイヤ期は、自我が芽生え「ママ・パパに負けたくない」とプライドも出てくる時期です。ママ・パパに言われると「ヤダ」ととりあえず反抗しちゃうのですが、相棒のようなユピ坊に言われたら「まあいっか」みたいになることもありそうです。
核家族が多いいま、第三者から代弁してもらう、いわばコミュニケーションの逃げ場も重要です。ママだって、「本当はこんなに怒りたくない」って思うことがたくさんありますよね。言いたくないこと、言いにくいことをユピ坊を介して子どもに伝えるのも、親子のコミュニケーションのひとつの手段ですよ。
また、ユピ坊はただの見守りカメラとは違い、見た目が可愛いし目が動くのがやはりポイントですよね。子どもは、親しみの持てるモノと触れ合うことで、思いやりの気持ちを育てていきます。小さいうちからユピ坊といっしょの環境で育つことによって、モノを大切にしようとする気持ちや、命の尊さを学んでいく大切な要素にもなると思います。
子育てをデジタルに頼るってどうなの?
そうはいっても、ロボットに見守りさせることに不安や罪悪感を覚えるママ・パパも多いでしょう。てぃ先生は、育児の負担分散のよさを解説してくれました。
ママ・パパは仕事に育児に家事に、すべてを頑張りすぎてしまうこともありますよね。よくあるのは、全て手作りの食事を食べさせたいとか。だけど、すごく手をかけてご飯を作っても子どもたちは気にしていないし、少し手抜きをしたとしてもその分空いた時間でいっしょに遊べるほうが喜びますよね。
それと同じように、デジタルも手抜き、冷たいものなどと思い込まずに、どんどん活用してみたらよいと思います。なんでも自分で完璧にやらなきゃと抱え込まずに、時にはデジタルに頼ることでママ・パパの心にゆとりを持つことができるのであれば、それは結果的に子どもに対してもプラスに作用しますよ。
ユピ坊を相棒に迎えて家族みんながハッピーに!
家事・育児において、なにを「手抜き」だと捉えるかは、人によって尺度が違います。カレールーを使ってカレーライスを作ることを手抜きだと言う人も中にはいるかもしれませんが、スパイスから調合して作る人は、今ほとんどいませんよね。それと同様に、ロボットやデジタルを活用することだって、10年後には普通のことになっているかもしれません。
「子どもと触れ合う」「愛情を注ぐ」という大切なゴールを見失わないよう、自分だけで抱え込まずに、活用できるものはどんどん活用してみるとよいでしょう。
ママ・パパにとっては子育てをいっしょにする相棒として、子どもにとっては毎日をいっしょに過ごす相棒として、ユピ坊を迎え入れる選択も家族の幸せに必ず繋がると思います。
2021.10.01
ママも外で仕事をするのが普通のことになったので、やはりその分子どもとの会話やコミュニケーションは減ってしまいますよね。そのことが子どもの発達にすぐに悪影響を及ぼすことはありません。ただ、ママ・パパの気持ちとして子育てに対する自信をなくしてしまったり、罪悪感を持ってしまうことが多いように感じます。
特に夏休みなどの長期休みは、長い時間を子どもだけで過ごさせることに、不安や罪悪感をよりいっそう募らせてしまいますよね。でも子どもたちに聞いてみると、自由気ままに過ごしていたり、実はけっこう楽しんでいることが多いんですけどね・・・(笑)。