【星のや京都】冬の静かな奥嵐山でゆったりと過ごす「山眠る冬ごもり滞在」を今年も開催|期間:2023年12月15日~2024年3月10日
Profile
~今年は炬燵(こたつ)を設えた客室とレイトチェックアウトで、よりゆったりと過ごせます~
各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2023年12月15日~2024年3月10日の期間、冬の静かな奥嵐山でゆったりと過ごす「山眠る冬ごもり滞在」を今年も開催します。今年は客室にオリジナルの炬燵を設え、14時のレイトチェックアウトもできるため、よりゆったりと過ごせるようになりました。炬燵に入りながら、平安貴族も興じた練香(ねりこう)づくり、冬の食材を堪能できる特別夕食や白味噌仕立ての鍋の特別朝食を楽しめます。
また翌日には、星のや京都専用の屋形舟「翡翠(ひすい)」を貸し切り、練香を焚きしめながら一服のお茶を楽しみます。澄んだ空気が流れる冬の奥嵐山で、平安貴族さながらにゆったりと過ごすことによって、せわしない日常を忘れてリラックスすることができるプログラムです。
背景
星のや京都が位置する嵐山は、冬には水墨画のような凛とした風景を楽しむことができる風光明媚(ふうこうめいび)な場所です。かつて嵐山の地に平安貴族は別荘を構え、四季の渓谷の風景を愛でながら舟遊びを行っていました*1。また源氏物語には*2、公私ともにゆったり過ごす冬に薫物(たきもの)合わせ*3で香りに興じていたという描写があります。冬の奥嵐山で香りに興じながら舟遊びを楽しみ、季節を感じる食事を味わうなど、喧騒を離れ、せわしない日常を忘れて過ごしてほしいと考えています。
*1 歴史物語 「大鏡」
*2 源氏物語 梅ヶ枝「公私のどやかなるころほひに、薫物合はせたまふ。」
*3 平安貴族たちが秘密に調合した練香を持ち寄って焚き、判者が優劣を判定する平安時代の宮廷遊戯。