京都、洛北にヒルトン・ラグジュアリーブランドのホテルが誕生
京都の伝統工芸とモダンが融合した客室、五感を刺激する唯一無二のレストラン、雄大な自然に溶け込む癒しのスパといったリゾートでの滞在を通して、「知る人ぞ知る京都の魅力」を提供
「ヒルトン」のラグジュアリーブランド「LXR ホテルズ&リゾーツ」が、アジア太平洋地域初進出のリゾートホテル「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(以下、ROKU KYOTO)」をグランドオープン。
京都市内北部の鷹峯三山の麓に開業したこのホテルは、本阿弥光悦が芸術村を築き上げ、才能ある芸術家を世に輩出してきた琳派発祥の地とされる鷹峯に位置。「Dive into Kyoto」をコンセプトに、リゾートでの滞在を通して「知る人ぞ知る京都の魅力」を提供する。
敷地内には一級河川「天神川」が流れ、川のせせらぎが聞こえる静謐な空気が漂う場所。天神川は平安時代に川のほとりで紙を漉いた紙座があったことから、紙を漉く「漉(ろく)」という言葉をホテル名称の「ROKU」に名付け、鷹峯三山と天神川の自然に囲まれた土地独自の環境を表現している。
ホテルのインテリアデザイナーには、アジアを拠点とし世界有数のリゾート地でラグジュアリーホテルの実績を多数持つ、「BLINK Design Group」を日本で初めて起用。
本阿弥光悦の芸術村から着想を得た「Artist Residence(アーティスト レジデンス)」をコンセプトに、伝統的な京都のインテリアを現代的に解釈し、屋内と屋外の境界をなくし静けさが感じられる空間に仕上げた。
49~100平米まである、京都の伝統工芸とモダンが融合した全114室の客室は、5つのタイプを用意。壁紙の一部に使用されている唐紙や、西陣織のアートワークなど、日本の素材が持つ魅力と職人技の巧妙さをシンプルに表現している。
客室の窓は、鷹峯三山の雄大な景色を楽しめるよう全面ガラス張りになっており、季節ごとに移り変わる風景を堪能可能。客室に入る茶器も、階数によって異なる作家の作品を採用し、訪れるたびに新たな京都の魅力に浸ることができる。
五感を刺激する唯一無二のレストラン「TENJIN」では、「自然・芸術・料理」をモチーフに、本阿弥光悦の琳派から着想を得た独自の盛付技法など、鷹峯という地ならではのストーリーを料理の一皿一皿に表現。
自家栽培したハーブ、地元で育った野菜、その土地の自然から得た季節の木の実、果実などを多く使用し、健康的で美しくドレスアップされた、型にはまらない美しさを追求したフレンチを提供する。
店内は「シェフズテーブル」「オールデイダイニング」「ザ バー」と3つのシーンに別れており、それぞれ希望のスタイルや用途によって選択可能。和傘照明が目を引く店内のインテリアは、京都の伝統工芸である「竹細工」をテーマにアートワークが施され、落ち着いた雰囲気の中で料理を味わえる。
また、ホテルの北側には、鷹峯三山に囲まれた、最もこの土地の空気を感じることができる癒しのスパ「THE ROKU SPA」も用意。
雄大な自然の景観を生かした、天然温泉を使用の屋外サーマルプール、フィットネス、トリートメントルームを完備し、自然とのつながりにより自分自身が調和される「KYOTO ELEMENTS」のコンセプトのもと、ゲストの心と身体を安らぎの時間へと導く。
スパトリートメントメニューでは、自身のエレメンツやエネルギーに合わせたさまざまなコースを用意。
水引や和紙、切麻(きりぬさ)、唐櫃(からひつ)など、この土地でしか体感することのできない自然のアイテムを採用し、シグネチャーメニューなどで使用するアロマオイルは、ホテルのシンボルツリーでもある北山杉のエッセンスをシダーウッドベースでブレンドしたオリジナルアロマオイルとなる。
さらに、開業を記念した2つの特別プラン「THE ROKU SPAオープニングセレクション」も用意している。
知られざる京都の奥深い魅力に浸る、唯一無二の体験と非日常のリラクゼーション空間を提供するホテル。この機会にぜひ、家族で訪れてみては。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
住所/京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1
駐車場/44台
料金/デラックス1泊2名利用115,150円~(消費税、サービス料、宿泊税、入湯税込み)
客室/114室
tel.075-320-0111(ホテル代表)