4月にトップアーティストが手がける「世界にひとつの保育園」が3園誕生
保育園という日常の中に非日常的な空間や体験を取り入れた、まるで美術館や博物館のような園
保育所事業の運営を行う「Edulead」が、「未来のカプセル保育園」(東京都・渋谷区)、「アルオン保育園」(東京都・北区)、「マロカル保育園」(埼玉県・さいたま市)の3園を、4月1日(木)に開園。
3園ともに、トップアーティストとプロデュース地域特性をストーリー化した 、まるで美術館や博物館のような「世界にひとつの保育園」となっている。
今回開園する3園は、それぞれの地域のアイデンティティや、地域環境から生み出すストーリーを施設空間にデザイン。さらに、各園のマスコットキャラクターが登場し寄り添いながら、毎日の生活の中で園児一人一人の主体性や個性を育てる取り組みを行っていく。
「未来のカプセル保育園」は、「未来のピース保育園」「未来のツリー保育園」に続き、“希望のメッセージ”を送る保育園。ロゴ、キャラクター、モニュメントなどのビジュアルプロデュースは、アーティストでアートディレクターの増田セバスチャン氏が担当した。
園内は、愛らしいキャラクター達が登場し、子どもたちの毎日を楽しくさせてくれるカラフルな色使いが特徴。エントランスには未来が詰まったカプセルトイ・アニマル 「プーピルさん」のモニュメントが出迎え、季節やイベントごとに子どもたちの作品が飾られる空間づくりも楽しみの一つとなる。
「アルオン保育園」は、明治時代に北区田端から発見されたナウマンゾウの化石からイメージした、物語のある保育園。古代のナウマンゾウの「ナウマンくん」と、未来を知る「ひなどりさん」のお話で、ストーリーやデザインは、アーティストのMAJIO氏が担当した。
園内の壁にはキャラクターが描かれており、ひなどりさんの羽の部分が取り替えできるなど、子どもたち自身がアート作品を生み出していく構成。古くから伝わる伝統と、現、未来へ繋がるクリエイティブの融合を子どもたちに伝える。
在園児が次世代に引き継ぎアートのバトンを渡す、 SDGsを視野に入れた園となっており、作品を通して地球環境やモノの大切さを子どもたちといっしょに考え、育てていく。
東浦和の川と田園に囲まれ、自然豊かな地域環境をイメージしたアートが目を引く「マロカル保育園」は、パークホテル東京やスターバックスコーヒー銀座蔦屋書店などを手掛ける小林万里子氏が担当
ホールには、東浦和の名所「見沼」や「さぎ沼」を表現した大きなビジュアルがあり、子どもたちの感受性を高める。
園内の至る所に生き物たちのアートを飾ることで、子どもたちが日常的にアートに触れ、第五感を感じることが可能。作品すべてにストーリーがあり、“自然の中で、卵から殻を破った生き物たちが未来に向かって羽ばたいていく”というメッセージが込められている。
毎日の生活の中で園児一人一人に寄り添いながら、主体性や個性を育ていく保育園を、この機会にぜひチェックしてみては。
未来のカプセル原宿保育園
運営形態/東京都認可保育園
住所/東京都渋谷区神宮前6-34-25
定員/39名(0~5歳児)
対象年齢/生後57日から就学前
職員数/13名(保育士、調理師、事務員、非常勤は含まない)
開園時間/通常保育 月〜日曜(7:30〜20:30)
休園日/12月29日~1月3日までの年末年始
アルオン保育園
運営形態/東京都認可保育園
住所/東京都北区田端2-10
定員/60名(1~5歳児)
対象年齢/1歳児から就学前
職員数/15名(保育士、調理師、事務員、非常勤は含まない)
開園時間/通常保育 月〜土曜(7:15〜20:15)
休園日: 日曜・祝祭日・12月29日~1月3日までの年末年始
マロカル保育園
運営形態/埼玉県認可保育園
住所/埼玉県さいたま市緑区東浦和5-27-4
定員/78名(0~5歳児)
対象年齢/生後57日から就学
職員数/17名(保育士、調理師、事務員、非常勤は含まない)
開園時間/通常保育 月〜土曜(7:00〜20:00)
休園日/日曜・祝祭日・12月29日~1月3日までの年末年始
問い合わせ先/Edulead
tel.03-6721-5980