学校では教えてくれない
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子どもをとりまく環境が急激に変化し、多様化が進む未来に向け、これまで学校教育では深く取り扱われなかったジャンルに焦点を当て多方面で活躍する人々にインタビュー。言葉は知っているけど子どもにどう伝えたらいいか?と悩むママに向け、専門家や当事者の話を通して、正しい知識や子どもとの接し方などを発信していきます。
2022.09.01
近年、話題になっている「旅育」では、非日常である旅を通して、親子でさまざまな体験をして子どもの心身の成長を促すことができます。SNSで大人気の横山了一さん親子が北海道にある文化施設「ウポポイ(民族共生象徴空間)」を訪問したレポートマンガの後編をお届けします。
今回「ウポポイ」を旅した横山さん親子は、先住民族であるアイヌの人びとの文化復興の拠点「ウポポイ」での体験によって、文化の多様性などを知ることができました。
前編では、音や展示から学ぶ「ウポポイ」での体験をレポートしました。
後編では息子さんが特に楽しかったと話す体験をご紹介します。
アイヌ文化に直接触れることができる展示が「探究展示 テンパテンパ」です。ジオラマや模型、立体パズルなどの体験を通して、大人も子どもも楽しむことができます。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一部運用を停止しております。
アイヌ語に触れる機会はなかなかないと思いますが、「ウポポイ」では、ビンゴを楽しみながらアイヌ語の学習体験ができるプログラムがあります。
衣服や道具に刺繍される「アイヌ文様」は、地域などによってもさまざまです。
アイヌの女性の手仕事の説明を聞きながら、複数の中から選んだアイテムにアイヌ文様を刺繍することができるプログラムに横山さんが挑戦しました。
アイヌ料理を実際に作って食べることができるプログラム。親子で貴重な体験を得られます。
*調理体験プログラムでは季節によってメニューが変わります
これまで、息子さんと2人で旅をすることはあっても、「学ぶ旅」ははじめての経験だった横山さん。
親も子も成長できる「旅育」の行き先候補のひとつに「ウポポイ」を加えてみてはいかがでしょうか。
きっと旅から帰ってきた我が子の成長に、驚きと感動で胸がいっぱいになりますよ。
※ウポポイでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策を実施しております。詳しくはをご覧ください。
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入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。
息子は体力があまりないので、体験型の旅はちょっと心配でしたが、思っていたより大丈夫でした!
「ウポポイ」には実際に取り組むことができるプログラムが多く、子どもが自分でやってみることで達成感も感じることができたようです。
飽きさせないよう工夫されていて、親子でたくさん楽しめました。
子どもの将来のことを考えたときに、これからは多様性を認め合うのが当たり前の時代になってくるので、自分にとっても息子にとってもよい経験になったと思います!
調べてみると、アイヌ文化ゆかりの地は「ウポポイ」以外にも阿寒や平取など北海道内にたくさんあるようなので、次回はそちらにも足を伸ばしてみたいです。