学校では教えてくれない
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子どもをとりまく環境が急激に変化し、多様化が進む未来に向け、これまで学校教育では深く取り扱われなかったジャンルに焦点を当て多方面で活躍する人々にインタビュー。言葉は知っているけど子どもにどう伝えたらいいか?と悩むママに向け、専門家や当事者の話を通して、正しい知識や子どもとの接し方などを発信していきます。
2024.04.28
どうしたら外国語を話せるようになるのか。『ゼロから12カ国語マスターした私の最強の外国語習得法』(SB新書)を書いた語学系YouTuberのKazu Languagesさんは「文法と単語を学んでから会話力を身につけていくのではなく、まず実践的なフレーズを、ネイティブの発音を真似して声に出すことからはじめるといい」という――。 ※本稿は、Kazu Languages『ゼロから12カ国語マスターした私の最強の外国語習得法』(SB新書)の一部を再編集したものです。
「たった3カ月で流暢に話せる!」といった語学教材の宣伝文句を目にすることがあります。しかし、よほどの語学の才能の持ち主でない限り、そんな短期間で流暢に話せるようになるのは難しいでしょう。
ゼロからイチへの変化は実感しやすいため、学び始めのころは、頻出単語や頻出フレーズを覚えることで短期間のうちに上達を感じるものです。
ただ、そこからネイティブ並みに幅広いトピックについて話せるレベルにまで上達するには、登場頻度の低い単語や難しい単語も頭に入れておく必要があります。こうした単語は、難しかったり会話にあまり出てこなかったりするために覚えづらく、その言語に日々触れ、積極的に学び続けなくては身につけられません。
つまり上級レベルになるには、ある程度、長期にわたる学習が必要なのです。
ひとつの言語を習得するのに、どれくらいの時間がかかるのか?
いったいどれくらいのレベルを「習得した」と言っているのか?
私が12カ国語を習得していると聞いて、そんな疑問が浮かんでいる人も多いのではないでしょうか。
まず先に「レベル」についてですが、言語によって差はあるものの、12カ国語すべてにおいて、「日常会話に支障ないレベル」には達しています。最初に習得したスペイン語、次に習得したフランス語などは、それに加えてもう少し踏み込んだトピックについて話すことができます。
では改めて、ひとつの言語を習得するのに、どれくらいの時間がかかるのか。
言語ごとの難易度にもよりますが、基本的には日常会話レベル――たとえば「ネイティブとコミュニケーションを取りたい」「映画を字幕に頼らず原語で楽しみたい」といった目標であれば、半年~1年で習得できるでしょう。
先ほど述べたように「たったの3カ月で流暢に話せる」というのは難しいのですが、何年もかけなくては習得できない、というわけではないのです。
何より、今まさに「外国語を学んでみたい」と思っているのなら、「どれくらいかかるんだろう」と考えている時間がもったいないと思います。どの程度のレベルを目指すのかは後で決めてもいいのですから、今すぐ、とにかく学び始めることをおすすめします。
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