【体験談】妊娠中の電車通勤。息苦しい、気持ち悪い、電車酔いしたときの対処法や続いた期間

【体験談】妊娠中の電車通勤。息苦しい、気持ち悪い、電車酔いしたときの対処法や続いた期間

妊娠をすると、電車通勤中に電車酔いしてしまったり、息苦しいと感じる場合もあるかもしれません。気持ち悪いと思っても必ず席に座れるとは限りませんよね。1時間以上の通勤に悩んでいる妊婦さんもいるのではないでしょうか。いつまで続くのか、周りのママに対応策などとあわせて聞きました。

妊娠中の電車。電車酔いだと感じるときは?

妊娠中の電車酔いや息苦しさはどのようなときに感じやすいのでしょう。いつまで気持ち悪いと感じたのかもあわせ、周りのママに聞きました。


人や食べ物のにおい

「約1時間くらい電車に乗って通勤していました。満員電車の中で、人のにおいや食べ物のにおいが毎日つらかったです。妊娠初期は特ににおいに敏感で、妊娠5カ月ごろからは徐々に楽になりました」(30代ママ)

「妊娠してから産休に入るまで、電車通勤で毎日気持ち悪いと感じていました。食べ物のにおいが特に気になり、目の前に座っている人がおにぎり食べ始めたときはたえられず、車両を乗り換えました」(20代ママ)

妊娠中はにおいに敏感になるママもいるようです。特に満員電車で立っていると周りの人との距離が近いため、息苦しい、気持ち悪いと感じやすいのかもしれません。


電車を待つ間

電車のホーム
©  siro46 – Fotolia

「寒い時期に列に並んで電車を待っているのがつらかったです。妊娠初期が一番つらく、気候の変化についていけず息苦しい気持ちになりました」(30代ママ)

「地下鉄利用の電車通勤だったので、駅のホームの空気で息苦しいと感じ、そのまま電車に乗るのもしんどかったです。いつまで続くか不安でしたが、妊娠7カ月ごろから少しずつ楽になりました」(20代ママ)

電車をホームで待つ間も、妊娠中はつらいと感じるママもいるようです。ホームにベンチがある場合は、できるだけ座って待っていられるとよいかもしれませんね。

妊娠中の電車通勤対策

妊娠中の電車酔いや気持ち悪さを感じたときは、どのように対応すればよいのでしょう。周りのママたちが実践した電車通勤対策をご紹介します。


飴をなめる、水分をとる

「つわりがひどかったときは、飴をなめながら電車通勤していました。少し気分がよくなったのでよかったです」(30代ママ)

「気持ち悪いときに飲めるよう、ミネラルウォーターは持参していました。産婦人科の先生に水分をとるよう言われたので、少しずつ飲んで気を紛らわせていました」(20代ママ)

口の中に何かが入っていれば気分がよくなる場合もあるようです。味がついている飴や無味の水など、自分の好みやその日の体調にあわせて用意してみてはいかがでしょうか。


マスクを着用する

マスクをつける妊婦
iStock.com/maroke

「におい対策としてスースーするリップクリームを鼻の下に塗り、マスクをつけて乗り切りました。においを感じないわけではないですが、息苦しいのはだいぶ楽になりました」(30代ママ)

「駅や人のにおいが気になり、電車通勤では必ずマスクをつけていました。秋から冬にかけてつわりがひどかったので、寒さ対策にもなりました」(20代ママ)

におい対策としてマスクを着用する場合もあるようです。スースーするリップクリームを小さく丸めたティッシュに塗り、鼻に詰めてマスクをしていたというママの声もありました。マスクをただつけるだけではにおいが軽減されない場合、一工夫してもよいかもしれませんね。


始発駅や優先席を利用する

「自宅の駅が始発だったので、早めに行って列に並び座って行けるよう朝の時間を調整していました。電車酔いしやすかったので、だいぶ楽になりました」(30代ママ)

「電車で立っていると体調を崩しやすかったので、息苦しいときはマタニティマークをつけ優先席を利用しました。体調が安定しているときはマークをしまい、普通の席を利用したり立っていたりしていました」(20代ママ)

立っているのがつらい場合、電車の中で座っていられるよう工夫していたママもいるようです。


出勤時間や電車利用を見直すママも

「電車酔いがひどかったので、出勤時間を少し早めて夫といっしょに途中まで通っていました。荷物を持つのがつらときに変わってもらえたのでとても助かりました」(20代ママ)

「乗っている電車がいつも混んでいるので、時間はかかりますがバス通勤に変更しました。始発から終点までなので、座っていられて快適でした」(30代ママ)

一人で通勤するのがつらいなら、家族に協力してもらうのも一つの方法かもしれません。電車よりもバスの方が身体の負担が少ない場合もあるようです。自身にあった通勤方法を見つけてみてもよさそうですね。

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楽な服装で通勤

「アパレル職についてたので、会社指定の服装で電車通勤していました。寒くても薄着で通勤する日もあり、妊娠中はつらかったです。今思えば無理せず気候にあった服を着て、面倒がらずに会社で着替えればよかったです」(30代ママ)

「マタニティ用の仕事服は買いませんでしたが、お腹が大きくなるにつれ締め付けが気になるようになりました。お腹の締め付けが楽になるなら、数着持っていてもよかったなと思います」(20代ママ)

電車通勤中は体調を崩しやすい妊婦さんも多いようです。少しでも身体への負担が軽くなる、気候と体型にあった服装を心掛けてみてはいかがでしょうか。


特別車両の利用

「少しお金がかかっても特別車両で通勤すればよかったです。満員電車の中で立って通勤する息苦しさを思えば、有意義なお金の使い方かなと思います」(20代ママ)

「優先席は必ず座れるわけではないので、特に息苦しいときなどは無理せず特別車両を使えばよかったなと思います」(20代ママ)

お金はかかりますが、必ず座れる特別車両を使えばよかったという声もありました。妊娠しながらの電車通勤は期間限定と割り切って、無理をしない方法を選んでみてもよいかもしれませんね。

妊娠中でも電車酔いをしないために

お腹を見る妊婦さん
iStock.com/Masao

妊娠中の電車通勤では、電車酔いで息苦しいと感じたり、周りのにおいで気持ち悪いと感じる場合もあるようです。1時間も電車に乗れないと悩み、いつまで続くのか不安になっている妊婦さんもいるかもしれません。マスクをしたり席に座れるよう出勤時間を見直したり、妊婦さん自身が少しでも楽になれる方法を見つけられるとよいですね。

2018.07.27

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