妊娠した女性が仕事を続ける理由、辞める理由とは

妊娠した女性が仕事を続ける理由、辞める理由とは

在職中に妊娠が分かった場合、喜びと同時に、妊娠によって変わる体調や生活を想像して、仕事を続けるか辞めるかを悩んでしまう人もいるかもしれません。今回、ママたちの体験談を交えながら、妊娠中の仕事について考えてみました。

女性が妊娠したと分かったとき

これまでの生活と何が変わるか

妊娠したら、これまでの日常生活と何が違ってくるのでしょうか。妊娠5~6週頃から始まる「つわり」がそのひとつと言えそうです。「なんとなく気持ち悪い」「とても眠たい」「すぐに吐いてしまう」など人それぞれ異なるようですが、これによって妊娠したことを自覚する女性も多いようです。

筆者の周りでは「大好きなチョコレートが食べられなくなる、といった嗜好の変化があり妊娠に気がついた」「肌荒れがひどくなり、下腹部に違和感を感じたので病院へ行ったら妊娠していた」というママもいました。

妊娠が分かった後は、重いものを持ったり高いところへ登ったりするのも身体に負担がかからない程度にしたり、食事の内容などにも気を配ったりと、これまでより自分自身に目を向けるとよいかもしれません。

一人で悩まない

妊娠が分かると「この先、仕事を続けられるのか」と悩む方もいるのではないでしょうか。そんなときは、一人で悩むより夫や上司など信頼できる相手に相談してみるのもよいかもしれません。

誰かが言った通りにするのではなく、いろいろな考え方を知ることで、仕事を続ける上でのメリット、デメリットをたくさん見つけられそうです。これからの生活を考える上でも役に立つのではないでしょうか。

妊娠後も仕事を続けた?辞めた?

仕事を続けた女性の理由

妊婦と仕事
iStock.com/JGalione

「20代、30代で妊娠しましたが、周りの先輩や同僚がみんな育児休業をとって続けていたので、当然続けるものと思っていました」(公務員/50代)

「働きやすい職場で、出産してもほとんどの人が仕事を続けていたので、続けることを迷いませんでした。周りにも相談していません」(一般事務/30代)

「30代後半の高齢出産でした。産後の復職を考えたとき、福利厚生がきちんとしている再就職は難しそうだったので仕事は続けました」(一般事務/30代)

「職場の人が出産しても仕事を続けているから」という理由が多くありました。仕事内容や職場の雰囲気が大きく影響しているようです。

仕事を辞めた女性の理由

「夫の転勤で引越しがあったため、退職しました。不妊治療で授かった子どもだったので大事をとり、引越しの少し前に辞めました。館長に相談して、退職の1カ月前にその意思を伝えました」(図書館司書/40代)

「電車通勤だったため、お腹が大きくなってから職場に通うのが不安でした。次の契約更新のタイミングだと会社の繁忙期にあたり辞められない可能性があったため、そこまで待たずに辞めました」(一般事務/30代)

「夜勤が多い仕事で、産後の復職が想像できなかったためです」(ホテルのフロント/30代)

退職の理由については夫の転勤や通勤の不安などもあるようですが、やはり職場環境は大きいようです。退職の時期は、妊娠2~3カ月の初期に辞めた方から臨月まで働いた方など事情によりさまざまでした。退職すると決めたら、遅くとも1カ月前には会社へ伝える人が多くいました。

職場や私生活で気をつけたこと

仕事を続けた女性

「力仕事が多かったので、急に力をいれないように気をつけました。周りの人に早めに知らせて、無理な仕事は免除してもらいました」 

「勤務時間が長かったので、こまめに休憩を取らせてもらったり、体調が良いときにまとめて仕事をしたりしていました」

「通勤時の満員電車はなるべく避けるように、ルートや時間を変更していました」

妊娠中は体調に気をつかいながら、仕事内容や通勤環境を見直している人が多くいました。仕事を続ける女性にとって、身体に負担がかからない環境づくりこそが大事なのかもしれません

仕事を辞めた女性

「仕事を辞めたあとは、お散歩など意識をして運動していたりしていました。自由な時間ができたので、赤ちゃんに着せたい服を毛糸で編んだり、のんびりと名前を考えたりしていました」

「気づくと一日中家にいる日や、誰とも喋らない日があったので、退職後しばらくは自分のペースがつかめませんでした。その後は赤ちゃん学級やお料理教室へ行き、新しい生活に必要な知識を身につける時間にあてることができました」

「引継ぎのため臨月まで仕事を続けて、退職しました。退職後は、ウォーキングを毎日していました」

仕事を辞めた女性は、退職後の自由な時間に戸惑う方もいたようですが、積極的に運動をしたり生まれてくる赤ちゃんに役立ちそうなことをしていたようです。仕事を辞める場合は、時間の使い方を考えておくと、充実した生活につながりそうです。

妊娠後に仕事を「続ける」「辞める」に正解はない

妊婦
iStock.com/Milatas

妊娠は女性にとって人生の大きなターニングポイントかもしれません。妊娠後の仕事に対する考え方は、家庭の事情や職場の環境、仕事内容などによってさまざまでしょう。

妊娠、出産後の生活を具体的にイメージして、無理なく出産に臨めるように家族と話し合ってみてはいかがでしょうか。

2017年12月19日

専門家のコメント
16
    いちぽ先生 保育士
    妊娠したとき辞めようか続けようか迷いました。体調も不安だったので。でも産休育休をとれる時代
    ぷん先生 保育士
    私は仕事柄、妊婦への体の負担が多い業務内容だったので早目に辞めさせてもらいました。おかげで
    せおみ先生 保育士
    私は辞めると言う選択は無かったです。比較的、妊娠中は体調も良く安定しているのと、職場での配
    あー先生 保育士
    最初からつわりがひどく熱がでることもあり最初はお休みさせてもらっていました。無理をして逆に
    ぺち先生 保育士
    働いている時にはじめて妊娠し、初期の流産を経験しているので改めて妊娠した時には早めに退職し
    のの先生 保育士
    妊娠しても仕事を続けることで、育児休業中にも給料の一部が受け取れます。なので、産前休暇まで
    いちご先生 保育士
    産休育休をとりたいので仕事を続けていました。産休育休とれる会社なのにやめるのはもったいない
    くじら先生 保育士
    ようやく授かった赤ちゃんだったので、体調第一で仕事を辞めました。とはいえ職場の人が足りず辞
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