仕事を始めたいけれど、主婦業との両立に不安を感じて一歩を踏み出せないという人も多いのではないでしょうか。短時間バイトなら拘束時間が少なく、子育てや主婦業との両立も比較的しやすいかもしれません。実際に短時間バイトをしている主婦の意見を交えながらご紹介します。
主婦の方が子育てとの両立をしやすい短時間のアルバイトにはどのようなものがあるのでしょうか。
問い合わせに答える仕事や、新しい商品の案内の電話をかける仕事など、内容はさまざまなようです。いずれもマニュアルが用意されている場合が多く、未経験者でも始めやすい仕事と言えます。1枠3時間からなど、短時間のシフトを運用している会社が多く見られる職種だそうです。
オフィス街にある飲食店では、平日のランチ営業時のみのシフトでも歓迎という場合もあるようです。ランチ営業の時間は決まっているため、突発的な残業の可能性もあまりないでしょう。
土日休みの工場も多いので、平日4~5時間勤務のみでOKという職場が多くあるようです。工場というと、力仕事を想像するかもしれませんが、体力に自信がちょっとない人であってもできる軽作業もあり、主婦が多く活躍するフィールドのようです。
月末月初や締め日付近など、週に1回や月に1回の繁忙期のみ勤務できる事務職もあります。在宅でできる仕事や、派遣会社を通していろんな会社を訪問する場合など、働き方もさまざまなようです。単発の仕事も多いので、スケジュールに合わせて空いている日だけ入れることもできるようです。
平日の昼間4~5時間の勤務であれば、子どもの預け先で延長保育をお願いしなくてもお迎えに間に合う場合が多いでしょう。保育が午前中のみの日や、子どもの習い事の日など、ある程度曜日が決まっていれば、その日を避けてシフトを組み立てることもできそうです。
短時間バイトは、限られた時間内で完結する業務がほとんどのようです。時間内に終わらない場合残業となりますが、次のシフト枠の人に引き継ぎやすい仕事も多いようなので、長時間の残業となることは少ないでしょう。
1日あたりの勤務時間が短いので、主婦業にも影響しにくいのが短時間バイトの特徴かもしれません。すき間時間を上手に使えば、家族にも、自分自身にも負担をあまりかけずに収入を得られることができそうです。
勤務時間が短いため、1回の出勤で覚えられる業務も限られるかもしれません。マニュアルを用意するなど、雇用する側も短時間で業務を覚えてもらえるよう対策をしているようです。自分のスキルやこれまでの経験が活かせる職場であれば、より早く業務に慣れることができるでしょう。
短時間バイトの場合、正規雇用や長時間バイトと違い昇給や賞与がない場合も少なくありません。シフトの融通が利きやすい分、時給は低めでアップしづらいことも多いようです。短時間バイトを始めるときは、昇給や賞与の有無など待遇面も事前に確認しておきましょう。
通常の職探しと同じように、求人情報サイトや新聞の求人欄、普段よく行く店の貼り紙など、探し方はさまざまなようです。求人サイトでは1日の希望勤務時間や、1週間あたりの希望出勤日数を指定して、求人を検索できるものが多く、便利です。主婦を積極的に採用している職場は意外と多く、短時間バイトの求人も身近なところで見つかるかもしれません。
1回あたりの勤務時間が短いため、思っていたより稼げなかった、という場合もあるかもしれません。家事や子育てのすき間で働いているので、家族の事情や子どもの進学などを機に、バイトを探し直さなければならない可能性もあるかもしれません。
5:30 起床、洗濯、弁当・朝食作り開始
6:15 洗濯を干す、新聞チェック、自分の身支度
6:30 夫・子ども起床、4人で朝食
7:30 夫・長女 出社・登校
8:30 次女の幼稚園バスお見送り
9:00 工場に出社
14:00 勤務終了、幼稚園にお迎え
15:00 帰宅、子どもと遊びながら、部屋の片づけや掃除
16:00 長女帰宅、おやつ、宿題チェック
17:00 夕食準備
18:00 子どもと自分の夕食
19:00 子どもとお風呂、子どもと遊ぶ
21:00 子ども就寝
22:00 夫帰宅、夫の夕食、自分の自由時間
23:00 就寝
週3回、1日5時間コールセンターで働いています。以前は家族旅行といっても、お盆とお正月に車で実家に帰る程度でした。働きだして多少余裕ができたので、新幹線でテーマパークに行けるようになり、子どもたちとも楽しい思い出が作れて満足しています。
働いても、子どもとの時間を確保できる職場を探し、近所のカフェで、平日のみ1日3時間働くことにしました。ランチ営業が終われば帰れるので、仕事の後は子どもといっしょに親子ヨガに行ったり、買い物に行ったり、働く前と変わらず子どもとの時間を楽しんでいます。
仕事と主婦業の両立は簡単ではありませんが、短時間バイトであれば主婦業とのバランスも取りやすいかもしれません。これまで通り家族のための時間は確保しつつ、仕事を通して報酬がもらえれば、より充実した生活が送れるでしょう。自分の希望するシフトで働ける短時間バイトを検討してみてはいかがでしょうか。
2017年10月17日
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