子育てが落ち着き、パートを始めようと考える主婦の方もいると思いますが、面接ではどんな質問をされるのか悩んでしまいますよね。今回は、長所短所や勤務時間、子どもに関する事などパート面接でよく聞かれる質問と、その回答例をご紹介していきます。
面接では、初めに「簡単な自己紹介をお願いします」と言われることがあります。
自己紹介は、自分の第一印象を決める挨拶のような役割といえるでしょう。
話す内容だけでなく、表情・話し方・言葉の選び方も意識するとよいかもしれません。
自己紹介の例としては、
「〇〇(名前)と申します。
私は、これまで約5年間販売を担当する部署に勤務していました。結婚・出産を機に退職し、現在は専業主婦として幼稚園年少の子どもの子育てをしています。
前職の経験から、マナーや接客には自信があります。こちらのお店でも、お役に立てると思い、応募いたしました。本日はよろしくお願いいたします。」
と、できるだけ簡潔に名前・経歴・強みなど、自分の基本的な情報を伝えるとよいでしょう。
志望動機はその職場に対して、自分がどんな部分に魅力を感じているのか、どのように貢献できるのかを伝えましょう。
例えば、
「何度か貴店で食事をする機会があり、その際に気持ちのよい接客をしてくださって、とても素敵な時間を過ごすことができました。私自身、人と接することは好きで、接客には自信があります。この機会にぜひいっしょに仕事がしたいと思い、応募いたしました。」
と具体的なエピソードを交えると、思いが伝わるかもしれません。
面接では長所や短所を聞かれることもあるでしょう。
長所と短所がきちんと伝えることができれば、自己アピールにもつながるかもしれません。
「私の長所は、物事を慎重に進め、できるだけミスを少なく仕事ができる点です。一方で、ときに慎重になりすぎて仕事のスピードが遅くなってしまうこともあり、私の短所と言えます。仕事を効率的に進めるために、普段から事前に決めた時間内に終わらせるように心がけています。」
など、長所と短所に加えて、自分の短所に対してどんな対策を立てているのかも伝えるとよいかもしれません。
この質問に対しては、まず「ブランクは問題ありません」と答えるのがよいでしょう。
ブランクの期間をネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに捉え、ブランクの期間で体験したことのなかから、仕事に活かせることを結び付けてアピールしてみましょう。
例えば、ママサークルで代表を1年間つとめたことのある人は、
「大勢の人を取りまとめるなかで、コミュニケーション能力や段取りを考える力を身につけることができた」
というようなアピールをしたり、主婦として子ども2人の子育てや家事に奮闘してきた人は、
「育児や家事などたくさんのことを同時進行で行うことで、物事を瞬時に判断することができるようになった」
など培った体験を思い出してみましょう。
仕事の内容や条件によっては、「残業ができますか?」と聞かれることもあるでしょう。
子どものお迎えなどで、残業するのは難しいこともあると思います。
その場合は、
「できる限り協力したいと思っています」
「残業ができない場合は、早めに出勤して仕事をこなします」
など前向きに検討している姿をアピールできるとよいと思います。
家事と子育てを両立する主婦が仕事復帰するには、家族の応援や助けが不可欠でしょう。
勤務先も、ママが働くことに対して家族の協力が望めるかどうか知りたいと思います。
「家族は、私の強い意志もあってか、働くことに対して賛成してくれています。
子どもも応援してくれていますし、私だけでは補えない家事や育児の部分も夫が協力してくれると言ってもらえました。」
と、家族の理解がある場合は、その旨をしっかりと伝えましょう。
子どもが体調を崩したとき、どう対処すればよいか悩む主婦の方も多いかもしれません。
旦那さんや両親など周囲のサポート体制が整っている人は、
「いざとなったら両親や義両親に助けてもらうことができるので、問題ありません」
と答えるとよいでしょう。
もし、周りのサポートがない人は、
「周りに助けてもらう人はいませんが、病児保育やファミリーサポートなどにお願いすることも考えております」
と答えるのがよいかもしれません。「仕事を優先します!」と過剰なアピールは必要ないかもしれませんが、仕事へ真剣に取り組む姿勢はアピールした方がよさそうです。
子どもが小さいうちは、主婦の方は家事や子育てに追われていたかもしれません。
パートを始めたことがきっかけで、「主婦仲間が増えた」という声も多くあります。
自信をもって面接での質問に答えられるように、あらかじめ志望動機や自分の長所短所などについて考えてみてはいかがでしょうか。
2017年11月23日
育休明けや小1の壁など、生活が激変する4月が終わり、「仕事を続けるべき?」と働き方について考える人も多いもの。今回は、そんな疑問や不安にこたえ、また仕事をがんばろうと思えるような記事をセレクトしました。
読者からお悩みを募集し、子育て、教育、健康など各分野の専門家にご回答いただく人生相談コーナー。今回はフリーアナウンサーの吉田明世さんが、産後の働き方について悩むママのお悩みに答えます。
吉田明世
読者からお悩みを募集し、子育て、教育、健康など各分野の専門家にご回答いただく人生相談コーナー。今回はフリーアナウンサーの吉田明世さんが、産後の働き方について悩むママのお悩みに答えます。
吉田明世
共働き家庭が増えている昨今。働きながら子育てをするワーママたちが、忙しい日々の中で、どう仕事と家庭を両立しているのか気になる方も多いかもしれません。そこで今回は、ワーママのライフスタイルから、仕事やお金、育児、家事事情、仕事と家庭を両立させるコツまで、ワーママたちに聞いた話を交えながらご紹介します。
育休中に保育園入所ができなかった場合、 育休の延長制度を利用することで最長で子どもの年齢が2歳に達するまで育児休業を取得できます。今回は、育児休業制度、育休の延長制度、育休手当などについてまとめました。
多様な働き方が推奨されている現在。広がりつつある在宅ワークには、どのようなよい面があるのでしょうか。仕事の流れや事前に知っておきたいこと、在宅ワークにはどのような仕事があるのかなどについて、ご紹介します。
新たな年を迎え、仕事やプライベートにおいて「新たなことに挑戦したい」と考える方も多いだろう。しかし、日本で子育てしながら働くには、まだまださまざまなハードルがある。そこで今回は、これからの働き方をあらためて考え直すヒントとなるさまざまな女性の働き方、仕事観をあらためてご紹介する。
産後の仕事復帰を考えるとき、いつから復帰するかや働き方などに悩む方もいるのではないでしょうか。ときには、仕事に復帰することが不安になることもあるかもしれません。今回は、産後に仕事復帰するタイミングの目安、仕事復帰後の仕事の選び方、仕事復帰で不安なこと、育休中にもらえる給付金などについてまとめました。
収入や自分のスキルアップのために、ダブルワークをしたいと考える方もいるでしょう。また、政府による働き方改革によって関心をもった方もいるかもしれません。そもそもダブルワークとは何なのか、ダブルワークをするためにおさえておきたい法律や税金などの制度、ダブルワークを上手にするポイントなどをご紹介します。
出産・育児がひと段落し「もう一度働きたい」と思っている女性も多いのではないでしょうか。今回は「家事や育児のスキマ時間に働きたい」を叶える、単日・短時間に特化した求人アプリ「ワンデイワーク」をご紹介!実際にKIDSNA読者のママに体験してもらいました。
株式会社ワンデイワーク
PR
育児と仕事の両立を考えるママのなかには、時短勤務とはどのような制度なのかや、時短正社員とパートの違いについて気になる方もいるかもしれません。今回は、時短勤務の内容と、ママたちの時短勤務での働き方や時短勤務は延長できるかなどの他に、時短勤務で働くときに意識したことについてご紹介します。
共働きをしているママやパパのなかには、家事や仕事、育児との両立が辛いと感じることや、家事が思い通りに進まないと感じている方がいるかもしれません。今回は、共働き家庭でのよさや家事の負担を減らす工夫などについて、体験談を交えて紹介します。