フルタイムでの家事はどうしてる?スケジュールや家事ができない、きついときの両立方法

フルタイムでの家事はどうしてる?スケジュールや家事ができない、きついときの両立方法

フルタイムで働いていると、家事育児の両立がしんどい、きついと感じる場合もあるかもしれません。周りのママはどのようなタイムスケジュールで日々過ごしているのでしょう。家事ができない、と感じたときに実践したいママたちの対処法についてご紹介します。

フルタイム勤務のタイムスケジュール

時短などではなく、毎日フルタイム勤務で働いているママたちは1日どのようなスケジュールで動いているのでしょう。ママの起床から就寝まで、2人のママに聞きました。


9時から18時勤務の場合

05:30 ママ起床
(自身の身支度や朝食準備、洗濯)
06:30 子ども起床
07:00 子どもといっしょに朝食
07:30 子どもを登園させ、そのまま出勤、就業
18:20 子どもといっしょに帰宅
19:00 子どもとお風呂
19:40 夕飯
21:30 子どもが就寝
(明日の用意や部屋掃除などの家事)
22:30 ママ就寝


3歳のお子さんをもつママは、洗濯や掃除などの家事は子どもが就寝後にしているようです。年齢が低い子どもがいるご家庭では、子どもが寝ている間に家事をしたほうが効率よくできるのかもしれませんね。


10時から19時勤務の場合

06:15 ママ起床
(自身の身支度や朝食準備)
06:45 子ども起床
07:00 子どもといっしょに朝食
(部屋掃除などの家事)
08:20 子どもを登園させ、そのまま出勤、就業
19:40 子どもといっしょに帰宅
20:15 夕飯
20:45 子どもといっしょにお風呂
21:30 子ども就寝
(洗濯などの家事、パパと晩酌など自由時間)
23:00 ママ就寝


掃除などは朝にすませ、子どもが就寝後に洗濯物を回しながら自分の時間を作っているママもいるようです。フルタイムで働き家事育児を両立させるためには、ママの時間をもつことも大切なのかもしれませんね。

フルタイムと家事の両立をするママたちの声

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© Tsurukame - Fotolia

フルタイム勤務のママが家事育児の両立がきついと思うのはどのようなときなのでしょう。周りのママたちの声を集めました。


食事

「子どもに食べムラや好き嫌いがあるので、献立選びから完食まで時間がかかります。夕飯を作る間はテレビで時間稼ぎしてますが、観ながら食べると食事がすすまないので消すと怒るので、毎日しんどいです」(30代ママ)

「私が台所に立つのを子どもが嫌がります。帰宅も遅いので早く食事を用意したいのですが、いっしょに遊ばないと泣き続け、食事を作るのがつらいです」(20代ママ)

帰宅後は早く子どもに夕食を食べさせたいママですが、作るのにも食べ終わるにも時間がかかる場合もあるようです。


掃除ができない

「家が散らかるのが気になります。掃除や洗濯物を畳む時間がないのがしんどいなと感じます」(30代ママ)

「毎日掃除機をかけられないのがつらいです。食事作りと洗濯、子どもの世話で手が回らず満足に掃除ができません」(20代ママ)

毎日の家事は夕飯作りと洗濯がメインになり、掃除は後回しになってしまうママの声もありました。


気持ちの切り替えが難しい

「家族に申し訳ないのですが、家でも仕事のことでピリピリすることがあります。家事できないこと以外にも、精神的面でも両立はしんどいと感じます」(20代ママ)

「仕事で嫌なことがあるとついパパに愚痴ってしまいます。暗い表情のまま子どもと接するときもあり、常に笑顔でいるのはきついなと思います」(30代ママ)

職場にいる時間が長い分、フルタイム勤務のママは気持ちの切り替えも難しいのかもしれません。ママ自身がしんどい気持ちに押しつぶされないよう、気にかけたいですね。

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仕事と家事育児を両立するには

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パパと家事を分担、家電を利用

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iStock.com/inomasa

「洗濯とゴミ出し、お風呂洗いはパパが担当です。帰宅後は育児と食事作りに専念できるので、一人で家事を抱え込まないのも大切だなと感じています」(20代ママ)

「子どもが寝た後に洗濯をするので、乾燥機能付きの洗濯機を利用しています。前は洗濯物を干すのが深夜になりがちでしたが、早く寝られるようになりました」(30代ママ)

家事の負担が減るように、パパと協力したり家電を利用している場合もあるようです。ママが中心に家事をしがちかもしれませんが、仕事と両立しやすいよう家事の負担を減らせる工夫も大切そうですね。


完璧を求めない

「夕ご飯はお惣菜や外食する日があっても特に気にしないようにしています。お金は多少かかりますが、家族と笑顔で過ごせるのが一番だと思います」(30代ママ)

「仕事も家事も完璧にこなしたいと思っていましたが、自分がつらくなるだけなのでやめました。やめてからは子どもとの時間も増え、笑顔で過ごせる時間も増えました」(20代ママ)

仕事で疲れてしまったり残業があった日は、家事が思うようにできない場合もあるでしょう。ママ業に完璧を求め過ぎずないよう心掛けたいですね。


外部サービスを利用する

「仕事が長引くときはベビーシッターに来てもらいます。その日は仕事に専念できるのでうれしいです」(30代ママ)

「食事の宅配サービスを利用しています。餃子など手のこんだ料理も15分ほどでできたのでとても助かります」(30代ママ)

フルタイムで働いていると家事をする余裕がない場合もあるでしょう。ママが無理をしすぎないよう、外部サービスを利用してもよさそうですね。

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自分のために〇〇をする

「運動したいときは『運動するね』と声をかけてから家の中でストレッチしています。家族に伝えることで専念できるし、子どもがいっしょにやるときは親子の時間として楽しんでいます」(30代ママ)

「産後いくつか仕事をしましたが、やりたい仕事をしている今が一番仕事と家事育児を両立できています。やりがいのある仕事なら家事との両立がきついときでも頑張れます」(30代ママ)

自分のために自由時間を作ったり、やりがいを持てる仕事に変えたママもいるようです。仕事と家事育児を両立しやすいよう、自分のためにどうしたいかを考えてもよいかもしれませんね。

フルタイムでも家事育児を楽しめるように

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iStock.com/Yagi-Studio

フルタイム勤務をしているママたちに話を聞くと「育児との両立がしんどい、きつい」「家事できない」と悩んでいる声はたくさんありました。仕事も家事育児も、ママにとってはどれも大切ですよね。ママたちのタイムスケジュールを参考にしつつ、家事育児を楽しめるよう工夫してみてはいかがでしょうか。

2018年08月02日


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