里帰り出産でしばらく自宅に帰らないことで、パパが家で1人になることやその期間の家事が心配になるママもいるかもしれません。今回の記事では、里帰り出産で夫にお金を渡したかどうかや、生活面のケア、休みの日には来てもらうなどの夫と約束をしたことについて、ママたちの体験談をもとにご紹介します。
ママが里帰り出産をすると、パパはしばらくの間1人ですごすことになり、いろいろと不安を感じることもあるかもしれません。ママが里帰り出産をすることで、パパはどのようなことに不安を感じていたのでしょうか。
「夫は結婚するまで実家暮らしだったので料理をほとんど作ったことがなく、里帰り出産中は自炊をしなければならないことがとてもプレッシャーだったようです」(20代ママ)
「私の実家が遠方でなかなか会いに行けない上に、私も赤ちゃんも3カ月経たないと帰って来ないので、夫としては家に1人でいるのがとても寂しいようでした」(30代ママ)
ママの里帰り出産に対して、パパは仕事をしながら家事を回していけるのか不安に感じているようです。また、1人で家ですごすことを寂しいと感じているようだというママの声もありました。
里帰り出産でパパを家に1人にするあたり、おこづかい以外のお金を渡すことを考えるママもいるかもしれません。夫にいくらお金を渡していたかをママたちに聞いてみました。
「今後私が赤ちゃんのお世話で家事がまわらなくなることも考えられるので、里帰り中は食事づくりや掃除を練習すると言っていました。日用品は事前に買っておいたので購入する必要がなく、自炊する分食費が抑えられるので、余分に渡すことはしませんでした」(30代ママ)
パパが自炊などの家事をすると言ったため、普段のおこづかい以外のお金は渡さなかったというママもいるようです。里帰り中のパパの食事は実家でお世話になることになっていたため、食費などのお金は必要なかったというママの声もありました。
「私の里帰り中は完全に夫1人での生活で、義母も手伝いに来ないことが決まっていました。仕事で帰りが遅いのでそれから家事をするのは大変だと思い、外食したりで惣菜を買うためのお金を普段のおこづかいに上乗せしておきました」(40代ママ)
パパの家事の負担を減らすために、食費やクリーニング代などの生活費を渡したというママもいるようです。生活費としてどのぐらい必要なのかを2人で考え、渡す金額を決めるようにするとよいかもしれません。
「出産当日や休日に、私達に会いに実家までこれるように、事前に交通費を渡しておきました。おこづかいからの出費を気にせずに済んだようで、たくさん会いに来てくれました」(30代ママ)
出産当日の他、里帰り先に頻繁に会いに行くとなると交通費がかさむということもあるかもしれません。交通費を事前に渡しておくと、出費を気にする必要がなく気軽に会いに行きやすいかもしれませんね。
パパが家事に不慣れな場合、里帰り中のパパの生活が心配になってしまうママもいるのではないでしょうか。里帰り出産中、パパの生活面のケアをどのようにしたのか、ママたちに聞いてみました。
「冷蔵や冷凍で保存できるハンバーグや煮物などのおかずをたくさん作っておき、夫にはご飯だけ炊いてもらえば済むようにしました」(30代ママ)
自炊を簡単にするために、作りおき食材を準備しておいたりインスタントやレトルトの食品を購入しておいたというママもいるようです。作りおきのおかずを作っておくと、夫の栄養面をサポートできるだけでなく外食での出費を抑えることもできそうですね。
「毎日洗濯をするのは大変なので肌着やワイシャツを1週間分買っておき、休みの日にまとめて洗濯できるようにしておきました」(40代ママ)
洗濯を休みの日にまとめてできるように、肌着など毎日身につけるものを多めに買っておいたというママの声がありました。休みの日にまとめて洗濯をすることができると、平日の家事は少なくてすみそうですね。
「掃除が苦手な夫でも簡単に掃除ができるように、フローリングワイパーを用意しておきました。さっと掃除するだけでも結構汚れが取れるし、シートが汚れても簡単に替えられるので、夫には取り組みやすいようでした」(20代ママ)
掃除を簡単にするために、掃除しやすいアイテムを用意しておいたというママもいるようです。少しの時間で簡単に掃除ができると、掃除が苦手なパパでも気軽に取り組めるかもしれませんね。
里帰り出産中に夫と約束したことをママたちに聞いてみました。
「里帰り出産から帰ったらさっそく赤ちゃんとの生活が始まるので、ほこりやごみが溜まらないように最低でも週に1回は掃除をしてもらうことを約束しました」(40代ママ)
生活環境を維持したり赤ちゃんとの生活を気持ちよく始めるために、最低限の家事はやってもらったというママの声がありました。公共料金の支払いやごみを出す日など、必要なことややっておいてもらいたいことはメモに書いて渡しておくとよいかもしれません。
「離れて暮らしている分、連絡をこまめにするように意識しました。赤ちゃんが生まれてからは毎日画像や動画を送って、赤ちゃんの様子が少しでもわかるようにしました」(30代ママ)
里帰り出産中の様子をこまめに連絡していたというママもいるようです。ママや赤ちゃんの顔を見たり声を聞いたりすることができると、パパも1人の生活の寂しさが軽減されるかもしれませんね。
「長期間夫に会えないと私も寂しいし、自宅と実家との距離がさほど離れてもいなかったので、休みの日は実家に来てもらうようにしていました。夫がおむつ替えなどを積極的にやってくれたので助かりました」(30代ママ)
休みの日にはパパに来てもらっていたというママもいるようです。お互いに寂しくないだけでなく、パパが早い段階から赤ちゃんのお世話に関わってくれるとママも嬉しいですよね。
里帰り出産をするときには夫の不安や負担を減らすために、生活費や交通費などのお金を渡したり、作りおきなどをして生活面のケアをしていたというママたちの声がありました。仕事で里帰り先に来ないことがわかっている場合は、連絡をこまめに取って赤ちゃんの様子を共有したり休みの日には会いにきてもらうなどの工夫をして、家族の絆を深められるとよいですね。
2018年10月11日
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