【まめと私】第56回 親子で勉強になりました

【まめと私】第56回 親子で勉強になりました

<毎月第1、第3水曜日更新>【まめと私】イラストレーターの横峰沙弥香さんの連載第56話です。

横峰沙弥香
まめと私56_横峰沙弥香
魚の切り身の元の姿を知ることはちょっと楽しい。
見た目と味とのギャップに驚いたり
こんなに大きくて怖い顔をした魚を自分が食べる!という興奮にうち震えたりというのは
元の姿を知っているからこその楽しみ。
食の楽しみ方は多ければ多いほど良いよね。

しかしまだ幼いまめは
水族館で見る魚と加工されたスーパーの生鮮食品は結びつかない様子だったので
「時期が来たら色々教えてあげよう」とのんびり構えていたわたし。

そんなまめを開眼させたのはよく行くスーパーの鮮魚コーナーでした。

そのスーパーの鮮魚コーナーは
切り身のみならず
そのままの姿をした魚たちも豊富に取り揃えられており
更には生きたサメやらスッポンが発泡スチロールの中で泳いでいたり
クエ丸ごと一匹なんかが唐突に置いてあったりする
大人の私でも心ときめくプチアミューズメントコーナー。

そこで働いているノリの良いおじさんが
魚に興味を持っている子どもを見ると
魚と、その食べ方の説明をしてくれるもので
まめはすっかりファンに。

サメは食べられること
白身で美味しいこと
マグロはすごく大きくて目に栄養があることなどなどを教えてもらい
その度に嬉々として私に報告してくれるのですが
ふと
これって私が教えたところで
果たしてここまで吸収することができたかしらと思ったのです

きっと魚を食材として扱うプロが教えてくれたからこそのわかりやすさと楽しさで
まめは水族館で得る知識とは違うアプローチで魚を知ることができたんだろうなと。

そしてまめは
相変わらず偏食気味ながらも魚にだけは歩み寄りを見せるようになりました。
知ると食べてみたくなるらしい。
No Image

横峰沙弥香

まめと私の記事一覧(バックナンバー)

イラストレーター。2015年に生まれた3歳の息子まめくん(愛称)とのほっこりかわいらしいエピソードを連載。2017年8月に第二子ゆめこさん(愛称)を出産し、連載にも登場し横峰家の子育てや家族のエピソードを執筆。Instagramでは30万人以上のフォロワーで人気沸騰中。新刊に「まめ旅inハワイ」(光文社)を発売中!

ブログ:まめらいふ
Instagram:@sayakayokomine

2019年08月07日

  • 「黒人」のイメージはどう作られた?【親子で学ぶ差別/前編】
    エンタメ
    取材レポート

    「黒人」のイメージはどう作られた?【親子で学ぶ差別/前編】

    親子で「差別」について考える連載。コミックエッセイストのハラユキさんといっしょに、さまざまな専門家の方々に疑問を投げかけ、子どもへの伝え方を学んでいきます。第3回目は、一橋大学大学院社会学研究科でアメリカ社会史を教える貴堂嘉之さんが登場します。

  • 「常識を疑え」アート思考と子育ての共通点【末永幸歩】
    エンタメ
    取材レポート

    「常識を疑え」アート思考と子育ての共通点【末永幸歩】

    「アート思考」という言葉を聞いたことはありますか?「自分なりのものの見方」や「自分だけの答え」を大切にするこの思考プロセスは、実は子育てにもつながる部分があるのです。『13歳からのアート思考』(ダイヤモンド社)の著者であり子育て真っ最中の末永幸歩さんに話を聞きました。

  • 【ケロポンズがアドバイス】音で楽しくお風呂の習慣づけ「この音がお風呂の合図!」
    ライフスタイル
    レクチャー

    【ケロポンズがアドバイス】音で楽しくお風呂の習慣づけ「この音がお風呂の合図!」

    ノーリツの給湯器の「お湯はりの完了メロディー」は多くの日本人にとってなじみがあるのではないでしょうか。実はこのメロディー、音商標も取得していて多くの人の「お風呂の音」になっていると思います。今回の記事では「音」で楽しい保育を実践しているケロポンズのお二人に、お湯はりメロディーをお風呂の習慣づけに楽しく活用する方法など、上手な生活習慣の身につけ方について教えてもらいました。

    株式会社ノーリツ

    PR

家族の関連記事

カテゴリ一覧
連載記事
連載一覧へ