産後の体の回復や身の回りのお世話のために、手伝いをお願いするべきか、手伝いなしで乗り越えるべきか、悩むママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、手伝いを必要としたか手伝いなしで乗り越えたか、手伝いの期間とお礼の仕方、手伝いをいらないと感じたママが利用したサービスについて、体験談をもとにご紹介します。
産後のママの体は回復までにある程度の期間が必要なため、この間の育児や家事のサポートを誰かにお願いできるとよいですよね。里帰り出産をし、実家でしばらくお世話になる場合はよいのですが、家庭の事情などにより里帰りできない場合はどうすればよいのでしょうか。産後の手伝いをどうしたのかママたちに聞いてみました。
「小学校に通う子どもがいるため、里帰りできできませんでした。実家の母が産後の手伝いを申し出てくれ、自宅まで来てくれたのでとても助かりました」(30代ママ)
「近所に住む夫の母が手伝いに来てくれました。産後の体で家事をするのは大変だと感じていたので、夫の母が来てくれて本当に助かりました」(30代ママ)
産後の手伝いを実家の母や義母にお願いしたというママの声がありました。身の回りのことや育児のお手伝いをしてもらえると、ママもゆっくり体を休めることができそうですね。
「実家の両親も夫の両親もどちらも仕事をしていたので、手伝いに来てもらうことが難しい状況でした。手伝いなしで夫とふたりで乗り切ることにしました」(30代ママ)
「産後2週間夫が育休をとってくれたので、手伝いはいらないかなと思いお願いしませんでした。夫が家事などを全部してくれたので、ゆっくり体を休ませることができました」(30代ママ)
産後を家族の手伝いなしで乗り切ったというママもいました。夫とふたりで乗り切る場合には、家事の分担やお願いしたいことなどを事前にしっかり話し合っておくのがよいかもしれません。
ママたちは産後どのくらいの期間手伝ってもらっていたのでしょうか。体験談を聞いてみました。
「遠方の母は仕事を退職していたので1カ月泊まり込みで手伝いに来てもらいました。夫が会社に行っている間も母がいてくれるので、とても心強かったです」(30代ママ)
産後1カ月の間泊まり込みで手伝いに来てもらうこともあるようです。車で30分程度の距離に住んでいる実家の母が、産後の手伝いのため毎日通ってくれたというママの体験談もありました。
「母も家のことが心配だとのことで2週間だけ手伝いに来てもらいました。一番大変なときにいてもらえたので助かりました」(30代ママ)
お手伝いで来てくれるお母さんたちも、1カ月間家を空けるのは大変かもしれません。実家の母と、義母が1週間ずつ交代して手伝いにきてくれたというママの声もありました。
「母も仕事があるため長く休みを取ることができず、退院後数日間のみ手伝いに来てもらいました。数日間でも家事は母に任せることができありがたかったです」(30代ママ)
退院後家での生活に慣れるまでの数日間だけでも、お手伝いにきてくれると助かりますよね。この期間は家事のことはせず、体を休めることだけに専念するとよいかもしれません。
産後、家族に手伝いに来てもらったママは、どのようにお礼をしたのでしょうか。ママたちの体験談を聞いてみました。
「産後は夫の母が手伝いに来てくれたのですが、夫と話し合ってお礼としてお金を渡すようにしました。最終日に夫から渡してもらいました」(30代ママ)
「実家の母が手伝いに来てくれました。実家と自宅は新幹線で3時間ほどかかるので、お礼といっしょに交通費も渡しました」(30代ママ)
産後の手伝いのお礼を、お金で渡したというママの声がありました。お手伝いに来てくれた日数などからお礼の金額の目安を考えられるとよいかもしれませんね。
「お金でお礼を渡しても受け取ってくれないと思っていたので、夫の両親に旅行をプレゼントしました。二人で旅行に行くのは数十年ぶりだったようで、とても喜んでもらえました」(20代ママ)
「少し前に母が『そろそろ洗濯機を替えたい』と言っていたことを思い出し、産後手伝いに来てもらったお礼に、私と夫から洗濯機を購入して母にプレゼントしました」(30代ママ)
お金の代わりに喜んでくれそうなプレゼントを渡すようにしたというママの声もありました。好きな商品を自分で選べるカタログギフトをプレゼントするのもよいかもしれませんね。
産後を家族の手伝いなしで乗り切らなければならないママのために、産後のママが利用できるサービスもさまざまあるようです。ママたちはどのようなサービスを利用したのか聞いてみました。
「料理、掃除、洗濯、買い物などをやってもらえる家事代行サービスをお願いしました。自分の体を休めることと、赤ちゃんのお世話だけに集中できたのでとても助かりました」(30代ママ)
産後の身の回りの手伝いとして、家事代行サービスをお願いしたというママもいました。近年は産後の手伝いに特化した「産後ヘルパー」というサービスもあるようです。産後の手伝いがいらない場合でも、体が疲れたと感じたときに必要に応じて利用できるとよさそうです。
「インターネットで調べて食材の宅配サービスがあることを知り、利用しました。買い物に行く手間が省けてよかったです」(30代ママ)
産後の体で食材の買い出しに行くことは大変なことかもしれません。料理に必要な素材がセットになった料理キットの宅配を利用し、料理を時短で済ませるように工夫したというママの声もありました。
「実家の母がいそがしく産後どのようにすごそうか悩んでいるときに、市が運営している子育て支援施設を知りました。3食の食事付きで、洗濯もしてもらえ、私は産後の体をゆっくりと休めることができたので利用してとてもよかったです」(30代ママ)
各自治体には、産後のママたちが体の回復などを目的に利用できる産後ケアなどのサービスがあるようです。お住まいの自治体にどのようなサービスがあるのか、市の担当窓口などで直接確認してみるとよいかもしれません。
産後、身の回りの手伝いを必要と考え実家の母などにお願いしたママもいれば、手伝いをいらないと考え手伝いなしで乗り切ったママもいるようです。手伝いを家族にお願いしたママは、夫婦で話し合ってお礼を渡せるようにするとよいかもしれません。家族に手伝いをお願いできない場合は、さまざまなサービスを利用しながら、産後の期間を乗り越えられるよう対策を考えられるとよいですね。
2018年09月10日
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