産後、自身の体調や赤ちゃんの様子によって、外出したいのにできないと悩むママや外出したくないと考えるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、産後いつから外出をしていたか、外出できないときのストレスの解消方法、外出をするときに意識したポイントを、ママたちの体験談をもとにご紹介します。
[関連記事]
産後間もない頃や赤ちゃんがまだ小さいときは、いつから外出してよいのか迷うこともあるかもしれません。産後いつから外出していたのか、ママたちに聞いてみました。
「産後1カ月間は体調が万全でなく外出したくないと思ったので、産後2カ月くらいから少しずつ散歩を始めました」(7カ月の赤ちゃんのママ)
床上げと言われる産後1カ月までは体を休めることに専念し、体調がよくなってから外出をしたというママの声がありました。体の回復には個人差があり、自然分娩や帝王切開などによっても違うようなので、体調が戻ってきたと実感できてから、無理のない範囲で外出するとよいかもしれません。
「外出したいとは思っていたのですが、子どものことを優先しようと思い1カ月健診が終わるまでは外出を控えました」(1歳児のママ)
「購入した抱っこ紐を使える目安が首がすわる4カ月頃からだったので、子どもを連れての外出は首すわりを目安にしました」(9カ月の赤ちゃんのママ)
1カ月健診が終わったら、首がすわったらなど、子どもの様子を見ながら外出をしたというママもいるようです。上に兄弟がいる場合は、保育園などへの送迎のために早めに外出を始めたという声もありました。
ママの体調や赤ちゃんの様子によって、産後になかなか外出できないということもあるかもしれません。外出できないとき、ママたちはどのような方法でストレスを解消していたのでしょうか。
「気分転換はしたいけど外出したくないとも思っていたので、音楽を聴きながら、自宅でできるヨガをしていました。産後の体ケアにもなるし、子育ての合間に気軽にリフレッシュできるところがよかったです」(7カ月の赤ちゃんのママ)
ヨガや軽い筋トレなど、自宅でできる運動をしているママもいるようです。産後の運動不足解消や気分転換のために、できる範囲で運動をしてみるのもよいかもしれません。
「もともと甘いものが好きなので、外出できないストレスがたまったときはチョコレートやクッキーなどを少し食べて気分転換をするようにしていました」(1歳児のママ)
好きなものを食べて気分転換をするママもいるようです。子育ての合間につまめるものを用意しておいたり、昼食や夕飯に自分の好物を食べるようにすると気持ちも満たされるかもしれませんね。
「どうしても外出したいと思ったときは、子どもが就寝後夫に見ていてもらい、近くのコンビニまで散歩していました。10分外出するだけでもリフレッシュして戻ってくることができました」(1歳児のママ)
どうしても外出したいと感じたときは、赤ちゃんを預けてでかけたいうママもいるようです。赤ちゃんのことをよくわかっている身内に預けることができると、ママも安心して外出することができるかもしれませんね。その他の預け先には、ベビーシッターサービスや自治体の預かりサービスなどもあるようなので、事前に調べておいてもよさそうです。
ベビーシッターサービスのキズナシッターは、シッターさんが保育士・幼稚園教諭・看護師100%の有資格者のみで構成されています。入会費・年会費は無料。ベビーシッターは全員が対面審査済み。すべてのシッティングが保険の対象で安心です。
検討してみるのもよいかもしれません。
ママたちが産後に1人で外出をするときに意識していたポイントを聞いてみました。
「初めての育児で疲れていたこともあって、産後数カ月は無理して外出することはせず、外出する必要があるときや外出したいと思ったときにでかけるようにしていました」(9カ月の赤ちゃんのママ)
外出をするときは体調のよいときにしていたというママの声がありました。外出したくないと感じたときは無理をせず、自宅で休むとよいかもかもしれません。
「夫に赤ちゃんを任せて、お昼寝中に徒歩圏内で外出をするようにはしていましたが、赤ちゃんがおっぱいを欲しがって泣くこともあったので、連絡がきたらすぐに戻れるように意識していました」(1歳児のママ)
赤ちゃんのリズムが整わないうちは、ママの外出中に泣き出すということもあるかもしれません。赤ちゃんを安心させてあげるためにも、すぐに連絡がつくようにしておくとよいですね。
産後のママたちが外出するとき、赤ちゃんを連れてでかけることもあるでしょう。子連れで外出をするときに意識していたポイントを聞いてみました。
「生後数カ月間は、子どもに負担がかからないように日光が強い時間帯を避け、短時間の外出になるように気をつけました」(9カ月の赤ちゃんのママ)
「人混みが気になっていたので、買い物に出るときは長時間滞在することは避け、手短に済ませるようにしました」(1歳児のママ)
赤ちゃんを連れて外出するときは、日差しの強い時間帯や人混みを避けて短時間におさえていたというママの声がありました。外出する時間帯をずらしたり事前に買い物リストを作成して効率を上げるなどの工夫で、ママにも赤ちゃんにも負担のないようにしたいですね。
「外出をするときはブランケットなどを持ち歩くようにしていました。夏は日除けや冷房による冷え対策、秋冬は寒さ対策になって便利でした」(1歳児のママ)
赤ちゃんは暑さや寒さを言葉で伝えることができないので、ママやパパが気づいてあげられるとよいようです。赤ちゃんが快適にすごせるように、ブランケットや帽子、レッグウォーマーなどの小物で、暑さ、寒さ対策ができるとよいかもしれません。
産後すぐはママの体も万全でなく、育児や家事に追われてなかなか外出の時間がとれないということもあるかもしれません。産後の外出はママの外出したい、外出したくないという気持ちや、ママの体調、赤ちゃんの様子にあわせるとよいようです。外出できないとストレスがたまりそうなときは、家でできることで気分転換をしたり周囲に頼ってでかけるなど、ママの体と心が楽になる方法を選べるとよいですね。
2018年08月23日
新生児のときに寝すぎていると心配になるママもいるかもしれません。昼間に寝すぎて寝ないと悩むママもいるようです。今回の記事では、新生児が寝すぎるときに確認したいことや寝すぎる新生児への母乳やミルクをあげるタイミング、新生児を起こすときに工夫したこと、寝すぎる場合に考えられる病気を体験談を交えてご紹介します。
河井恵美(エミリオット助産院)
やみくもに褒めるのでも叱るでもなく、子どもが本来持つ力を引き出す子育てがあります。ドイツの心理学者・アドラーが考案した「アドラー心理学」をベースにしたもので、家庭でも取り入れてみると子育てがよりスムーズになることもあるかもしれません。今回は、アドラー心理学を子育てに取り入れるメリット、アドラー式「勇気づけ」の具体的なポイントや実践方法などについてご紹介します。
ちまたで聞かれる「母性」という言葉。妊娠、出産を経てもなお、「私には母性がないのでは」と気に病む女性もいるのではないでしょうか。たとえば、疲れてしまって子どもの面倒が億劫、子どもをかわいいと思えない。そんなとき、自分の「母性」の欠如を責める気持ちになってしまうかもしれません。今回は、令和の時代の母性観、父性との違い、母性に影響するとされる要素、母性が無いと感じたときに母性を育む方法、ママたちの体験談についてご紹介します。
河井恵美(エミリオット助産院)
書籍「不機嫌な妻無関心な夫」より。近しい人の行動を耳にして心がざわつくことはありませんか。そしてそのざわつきが夫婦でズレていて、ケンカになることも。そんな時に覚えておきたいポイントとは…。
書籍「不機嫌な妻無関心な夫」より。何を聞いても「なんでもいいよ」「どこでもいいよ」と、どこか他人事。妻がイライラしているけどなぜかわからない。そんな時に覚えておきたいポイントとは…。
書籍「不機嫌な妻無関心な夫」より。夫婦でお金の使い方が違って不満が生まれたりしませんか?とはいえ生々しいお金の話はしづらい…。そんな時に覚えておきたいポイントとは?
書籍「不機嫌な妻無関心な夫」より。家事や育児に仕事と忙しい夫婦。2人して行き詰まってしまった時、家庭内がギスギスしてしまうことはありませんか?そんな時に覚えておきたいポイントとは…。
赤ちゃんの睡眠が不規則になる「睡眠退行」を知っていますか?せっかくまとまって眠るようになったのに、再び赤ちゃんの寝つきがわるくなると困りますよね。今回は、睡眠退行とはなにか、月齢別の原因や対処法、ママの体調・ストレスケアについて、体験談を交えて解説します。
保科しほ(医療法人社団 敦保会 恵比寿こどもクリニック)
今回の記事では、赤ちゃん、ママやパパ両方の立場から「怒る」ことについて考えてみます。赤ちゃんが怒る理由や対処法について、また、ママやパパが赤ちゃんを怒るときに気をつけるべきことや正しい叱り方について、実際の体験談も合わせてお伝えします。
河井恵美(エミリオット助産院)
Twitterフォロワー数25万人の大人気精神科医Tomy先生に、読者のお悩みを相談させていただきました。夫へ不満を上手く伝えるポイントをアドバイスいただいております!
読者からお悩みを募集し、子育て、教育、健康など各分野の専門家にご回答いただく人生相談コーナー。今回はこれまでのお悩みの中から夫婦のすれ違いに関するお悩みをセレクト!お悩みはオンラインで随時受付中。