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カーペットの掃除方法。お漏らしや嘔吐で汚れたときに揃えておきたい道具やコツ
2018.08.14
子どものお漏らしや嘔吐(ゲロ)でカーペットを汚してしまうこともあるのではないでしょうか。今回の記事では、お漏らしや吐いたときの掃除に役立つ掃除道具と、吐瀉物の処理などの掃除方法、その他の汚れに関するカーペットの掃除方法についてご紹介します。
カーペットが汚れてしまうとき
小さい子どもがいる家庭では、子どもがすごしやすいようにと部屋にカーペットを敷くこともあるのではないでしょうか。しかし、子どもとの生活の中ではカーペットを汚してしまうこともあるかもしれません。どのようなとき汚れてしまったのか聞いてみました。
「テレビや遊びに夢中になると、トイレに間にあわずカーペットの上でお漏らしをしてしまうことが何度かありました」(4歳児のママ)
「子どもが胃腸炎になったとき、カーペットの上で嘔吐(ゲロ)してしまい汚れてしまいました。正しい掃除方法がわからず慌ててしまいました」(6歳児のママ)
他にもミルクを吐いたり、ジュースをこぼしたり、また、外遊びしたときに服に泥汚れがついてしまったりと、さまざまな理由でカーペットを汚してしまうことがあるようです。カーペットは大きくて気軽に洗うことができないので、汚れてしまうとママたちも困ってしまいますよね。
カーペットにお漏らししたきの掃除
トイレトレーニング中など、子どもがカーペットの上にお漏らしをしてしまうこともあるのではないでしょうか。お漏らしをしたときの掃除方法についてご紹介します。
掃除に使うもの
・古布、雑巾など拭き取るもの
・ビニール手袋
・酢水(酢1:水2)
・霧吹き
・ゴミ袋
酢水の代わりにクエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1を溶かしたもの)を利用してもよいようです。気軽に捨てられるよう、水に濡れても破れないキッチンペーパーを、雑巾の代わりに使うこともできそうです。トイレトレーニング中は、お漏らしをしてもすぐ掃除できるように掃除道具をまとめて用意していたというママの声もありました。
掃除方法
1、古布や雑巾などで汚れた部分の水分を取ります。
2、霧吹きに入れた酢水をたっぷり吹きかけ、乾いた古布で押し付けるように水分を取ります。この作業を何度か繰り返します。
3、乾いたタオルをカーペットの下に敷き水分を取りながら、ドライヤーや扇風機の風を当てて乾かします。
専用の洗剤なども売っていますが、家にあるもので簡単に掃除ができそうですね。掃除をしても臭いが気になるときは、スチームアイロンをカーペットから数センチ離した状態でゆっくりとスチームを当てると、臭いが気にならなくなるようです。カーペットによっては、熱に弱くアイロンを当ててはいけないものもあるので、取り扱い表示を確認してから行うとよいかもしれません。
カーペットに嘔吐(ゲロ)したときの掃除
子どもの体調が悪いときは、カーペットの上で嘔吐(ゲロ)をしてしまうこともあるかもしれません。吐いたときのカーペットの掃除方法をご紹介します。
掃除に使うもの
・新聞紙や古布など、拭き取るもの
・ビニール手袋
・マスク
・カーペットの下に敷くタオル数枚
・ゴミ袋
・霧吹き
・除菌液
母乳の吐き戻しや消化不良での嘔吐(ゲロ)などの場合は、除菌液として重曹水を利用するとよいようです。ウイルスが原因の嘔吐(ゲロ)の場合は、塩素系漂白剤や次亜塩素酸などで除菌するようにするとよいかもしれません。手袋やゴミ袋などは、破れる可能性を考えて2重にするとよいようです
掃除方法
1、掃除の前にビニール手袋とマスクを装着します。ビニール袋もセットしておきます。
2、吐瀉物を新聞紙などを使い取り除きます。カーペットの汚れた部分の下にタオルなどを敷きます。
3、霧吹きに入れた除菌液を吐瀉物で汚れた部分に多めに吹きかけて、乾いた布で叩くように拭きます。
4、タオルや布を取り替えながら数回繰り返し、ドライヤーや扇風機の風を当てて乾かします。
ウイルスが原因の吐瀉物の場合は、ウイルスが空気中に散布しないように、使った布や使い終わった手袋やマスク、タオルなどは、その都度ゴミ袋に入れて最後にしっかりと口を縛り捨てるようにしましょう。掃除中は子どもが消毒液を触ったり、近寄ったりしないように気をつけたいですね。
臭いが気になる場合は、霧吹きに入れた重曹水(水500mlに重曹小さじ1)を汚れた部分に吹きかけて乾いた布で水分を吸い取る作業を数回繰り返すとよいようです。それでも臭いが取れない場合は、汚れた部分に重曹をそのまま振りかけて、半日ほど放置した後、掃除機で吸い取ると臭いが気にならなくなるそうです。
その他の理由で汚れたときの掃除
子どもがいる家庭では、食べこぼしや落書きなどでカーペットが汚れることもあるのではないでしょうか。汚れに応じた掃除の方法についてママたちに聞いてみました。
泥汚れ
「子どもの服に泥がついていて、そのままカーペットに寝転がったため、カーペットに泥汚れがついたことがありました。そのときは、泥が乾いた後、歯ブラシで泥をほぐし掃除機で吸い取ったらきれいになりました」(7歳児のママ)
子どもがいると、砂や泥でカーペットが汚れることがあるのではないでしょうか。泥汚れは乾いた後、掃除機で吸い取ったり濡れたタオルで叩くようにして汚れを取るとよいようです。
水溶性の汚れ
「ジュースをこぼしてしまったとき、固く絞った雑巾で叩きながら汚れを落としました。それだけではきれいにならなかったので、上から布を被せ、布に汚れを移すようにブラシで叩いたらきれいになりました」(40代のママ)
コーヒーや醤油など水溶性の汚れは、中性洗剤を溶かした水で叩くようにして汚れを落とすのがよさそうです。擦ると汚れが広がってしまうので叩くように拭くのがポイントだそうです。
油性の汚れ
「油性ペンでカーペットに落書きをされたことがありました。濡れたタオルでは汚れが落ちなかったので、除光液をタオルに含ませて押し付けるてみたらだいぶ汚れが落ちました」(30代のママ)
クレヨンやカレーなど、油を含んだもの汚れの場合は、水や中性洗剤では汚れが落ちないようです。汚れを紙や布で吸い取った後、除光液やベンジンを使いきれいになった後、水で薄めた中性洗剤、水の順で布に含ませて拭くとよいようです。時間が経つと汚れが落ちにくくなるかもしれないので、気づいたらすぐ掃除ができるとよいですね。
きれいなカーペットで気持ちよくすごそう
小さな子どもがいる家庭では、お漏らしや嘔吐(ゲロ)でカーペットを汚してしまうこともあるようです。掃除道具や方法や汚れによって変わってくるようなので、いざというときに慌てなくてもよいよう、道具などは事前に準備しておけるとよいかもしれません。お漏らしや吐いた吐瀉物の処理は、掃除方法の手順についてもしっかり把握しておきたいですね。
カーペットの汚れを正しく処理し、清潔なカーペットで気持ちよくすごせるとよいですね。