【体験談】授乳記録をつける方法は。ママたちがいつまでどんな内容をつけていたのか

【体験談】授乳記録をつける方法は。ママたちがいつまでどんな内容をつけていたのか

赤ちゃんが生まれると、授乳や排便の記録をつけるか迷うママも多いのではないでしょうか。アプリやノート、手帳を使う方法があるようですが、周りのママはどのように記録しているのでしょう。記録する理由やいつまで続けたのか、ママたちの声を集めました。

授乳記録をつける方法は

周りのママたちはどのような方法で授乳記録をつけているのでしょう。何を使っているか、記録している内容について聞きました。


ノートや手帳

ママたちに話を聞くと、ノートや手帳に手書きで記録しているという声が多く集まりました。授乳や睡眠、排便について時間や量を記録している場合が多いようです。

手書きなので気楽に始めやすい点や、子どもの写真やイラストも入れられたりと、記録する内容を自由に選べる点でとても使いやすいようです。


アプリ

アプリを使って授乳記録をつけているママの声もありました。アプリによって機能はさまざまですが、授乳や睡眠時間をグラフ化してくれたり、母乳時間を自動で計ってくれたりと、いろいろな便利機能もあるようです。

パパも共有できるアプリなら、より子どもの成長や様子が伝わりやすそうですよね。片手ですぐに記録できる点などから、アプリを使って記録しているママもいるようです。

授乳記録はいつからいつまで?

授乳記録はいつから始め、いつまでつける場合が多いのでしょう。周りのママに始めたきっかけとやめたタイミングについて聞いてみました。


1歳まで記録

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iStock.com/Yuji_Karaki

「助産師さんのすすめで生後0日から授乳ノートにつけていました。実母も私の授乳記録をつけてくれていたので、思い出のひとつになればと思い始めました。子どもの成長や離乳食なども記録し、ノートが終わる生後1歳まで記録しました」(30代ママ)

「産院で授乳ノートをもらったので退院した日からつけ始めました。毎日記入できたわけではないですが、授乳間隔を把握するため1歳までつけました」(20代ママ)

周りのママに話を聞くと、初めての誕生日を迎える1歳まで記録をつけている場合が多いようです。授乳ノートが1歳までとなっている場合が多いようで、それが記録を終えるきっかけとなっているという声が集まりました。


生後半年前後まで記録

「母乳とミルクの混合で育てていたので、何をどれくらい飲んだか把握するためにアプリで記録しました。離乳食を始めてからは離乳食作りに手間がかかり、授乳記録は半年ごろにやめました」(20代ママ)

「産後退院してから保育園へ入園する生後5カ月までつけていました。母乳が足りているか不安があったのでつけ始めましたが、保育園の連絡帳に似たような項目があったのでそちらに統一しました」(30代ママ)

生後半年前後で記録をやめる場合も多いようです。この時期になると離乳食が始まったり保育園に預けるなど、赤ちゃんの生活に変化がでやすい時期なのかもしれませんね。いつまで授乳記録を続けるかは、ママたちの事情によって異なるようです。

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ママたちが授乳記録をつける理由

授乳記録をつけるかどうか迷っている、そんな場合もあるでしょう。ママたちが授乳記録をつけている理由はなぜでしょう。どういったときに役立つのかなど、具体的な理由について聞きました。


授乳や排便状況を正確に把握しやすい

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iStock.com/CHUYN

「生後4カ月ごろから子どもの体調不良で小児科に行く機会が増えました。毎回授乳や排便状況を聞かれるので、授乳ノートを持参しています。生活リズムがバラバラで授乳と排便を把握するのが難しく、ノートに書けば正確に伝えられるので安心です」(30代ママ)

「授乳間隔と排便回数を覚える必要がないのでつけました。小児科に行ったときや赤ちゃんの健診、母乳外来などで度々授乳頻度や排便状況を聞かれるので、ちゃんと答えられてよかったです」(20代ママ)

離乳食が始っていない時期の子どもの場合、授乳の回数や量、排便の状況を聞かれる機会も多いですよね。子どもの様子を把握しやすく伝えやすい、という理由で授乳記録をつけているママの声がたくさんありました。


子どもの変化や成長に気づきやすい

「授乳記録には子どもの様子を細かく書いていました。咳をし始めた、発疹をみつけた、など、ちょっとした変化を書いておくと後々小児科で説明するときに役立ちました」(30代ママ)

「子どもが初めてできたことを授乳といっしょに記録しています。おもちゃを握れたとか首が座ったなど。成長記録も兼ねてつけると、子どものうれしい成長をいつでも見返すことができます」(20代ママ)

授乳記録に子ども変化や成長を書いているママも多いようです。子どもが体調不良になったときなど、いつからこの症状が出てるのか思い出せないときもあるかもしれません。子どもの成長を思い出せるよう、成長記録としても残しているママもいるようです。


思い出に残せる

「病院で聞かれたときに答えやすいよう授乳記録を1年ほどつけていました。今読み返すと、がんばって育児していたなと自分ながら感心しています。育児をしていた大切な私の記録でもあるので、毎日つけておいてよかったです」(30代ママ)

「母が思い出として授乳記録をつけていたようで、妊娠中に私に見せてくれました。それがすごくうれしかったので、私も我が子に同じように授乳記録を残したいと思い、記録し続けています」(20代ママ)

授乳記録は子どもの記録でもありママの記録でもありますよね。将来思い返したときに当時の様子がわかるよう、授乳記録をつけているママの声もありました。

授乳記録を育児に役立てよう

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iStock.com/kohei_hara

周りのママたちに話を聞くと、授乳記録をつけることで子どもの様子を把握して育児に役立てている場合が多いようです。いつまでつけるかはママたちの事情によって異なりますが、授乳記録は大切な思い出ひとつとなっているようです。ノートや手帳、アプリなど、ママにあった方法で授乳記録を始めてみてはいかがでしょうか。

2018.05.29

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