パパに任せたい家事はいろいろあるけれど、お願いしにくいこともありますよね。パパが進んで家事をやってくれたら助かると感じるママもいるかもしれません。今回の記事では、パパがやってくれている家事とパパにお願いしたい家事、夫婦で協力して家事や育児をすることについて体験談をご紹介します。
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パパはどのくらい家事を手伝ってくれているのでしょう。ママたちに話を聞いてみました。
「家にいるときは『何か手伝うことある?』と聞いてくれるので、お願いしやすいです。昼間1人で赤ちゃんのお世話をしていると家事が進まないので、パパがやってくれると助かります」(30代ママ)
「共働きなので疲れて帰ってくるのはお互い様。パパにももう少し家事をやってほしいなと思うときがあります」(40代ママ)
家事や育児を手伝ってくれるパパ、家事はあまりしないというパパ、それぞれのようです。家事の負担が偏り過ぎないように、夫婦で協力し合えるようにしていけたらよいかもしれませんね。
パパは普段どのような家事や育児をやってくれているのでしょう。ママたちに聞いてみました。
「パパが早く帰ってきた日は、子どもに絵本の読み聞かせをして寝かしつけてくれています。子どももパパの読み聞かせが大好きです」(40代ママ)
「パパがおもしろいお話をして子どもを寝かしつけてくれます。その間に私がお風呂に入ることができるので助かります」(30代ママ)
子どもの寝かしつけはパパの担当と決めている家庭もあるようです。子どもを寝かしつけをパパが引き受けてくれれば、その間にママは家事や自分の用事を済ませることができそうです。
「夕食後、子どものお世話で忙しくしていると、パパがお皿洗いをしてくれることがあります」(30代ママ)
「夕食の支度は私がして片づけはパパがやってくれます。片づけをやってもらっている間に、子どものお風呂の準備ができて助かります」(40代ママ)
夕飯の片づけをパパにやってもらえると、その間に他の家事ができてありがたいと感じるママもいるのではないでしょうか。共働きでママが先に家を出るため、朝食の片づけをしてくれるというパパもいるようです。
「お風呂掃除は天井などが高くて大変なので、パパにやってもらっています」(30代ママ)
「お風呂の床や壁の掃除は普段私ができますが、鏡や天井などの手が行き届かない部分は、休日にパパがやってくれます」(40代ママ)
お風呂は水垢などがつきやすいので、掃除が行き届いていないと汚れが気になることもあるかもしれません。一番最後にお風呂に入って、お風呂から出るときについでに掃除をしてくれるパパもいるようです。
進んで家事や育児を手伝ってくれるパパもいるようですが、ママたちがパパにお願いしたいと考えている家事や育児はどのようなものなのでしょう。
「お休みの日に子どもをお散歩に連れて行ってほしいと思います。パパが子どもとお散歩に行っている間に、私が自分の時間を作れると嬉しいです」(30代ママ)
「子どもがいるとできない家事もあるので、パパが遊びに連れていってくれると、普段できない家事ができて助かります」(40代ママ)
毎日子どもといっしょにいると、なかなかできないこともありますよね。パパが子どもを外に連れ出してくれると、家事や趣味に時間を使えてママのリフレッシュにもつながるかもしれません。
「普段の家事はいろいろ手伝ってくれるパパですが、料理はなかなかやってもらえません。週に1度でもよいので、食事を作ってもらえると嬉しいです」(30代ママ)
「お休みの日は3食作らなければいけないので大変です。昼食だけでも作ってもらえると助かります」(40代ママ)
専業主婦のママにとっても共働きのママにとっても、毎日の食事作りは大変な家事といえるかもしれません。毎日のメニューを考えるだけでも大変、というママの声もありました。普段作る機会の少ないパパが料理を作れば、子どもも喜んで食べてくれそうですね。
「トイレはすぐに汚れてしまうので、ときどきパパにも掃除をしてほしいと思います」(40代ママ)
「子どものお世話で大変な時期はトイレ掃除に手が回らないこともあるので、パパに手伝ってもらえると嬉しいです」(30代ママ)
トイレ掃除は簡単にできるようで意外と汚れやすいので大変かもしれません。トイレは家族全員が使うので、こまめに掃除したい場所ですよね。気づいたときにさっと掃除をしてくれるだけでも、助かるのではないでしょうか。
パパに家事や子育てを協力してもらうためには、どのようにすればよいのでしょうか。パパと家事や育児を協力して行っているというママに話を聞いてみました。
「パパが得意な家事があるので、2人で話し合ってそれぞれの得意なことを中心にやっています」(30代ママ)
「パパが家事をしてくれないと不満に思っていましたが、思っていることは伝えるようにしました。パパも何をすればよいのか分かるようになったと言ってくれています」(30代ママ)
家事に慣れていないパパは、何をどう手伝えばよいのか分からないこともあるかもしれません。ママが何をしてもらえると助かるのかを伝えて、2人で話し合いながら協力できるとよさそうです。
「仕事で帰りが遅くなった日は、先に帰ったパパが子どものお世話をしながら夕食の準備を始めてくれます」(30代ママ)
「家事をしてくれていることに対して、お互いが感謝の気持ちを伝えるようにしています。たとえ完璧にできていなかったとしても、不満の代わりにありがとうをいうと、いわれた側もいう側も嬉しい気持ちになると思います」(40代ママ)
家事の分担が決まっていても、お互いの様子を見てフォローし合えるとよいかもしれません。仕事で忙しかったり具合が悪かったりするときは、ゆっくり休んでと言える思いやりを大切にしているというママもいました。感謝を伝えあえる関係を築き上げられるとよいかもしれませんね。
「パパが料理をしてくれたときに、後片づけが大変なことがありました。使ったものは自分で片づけるというルールにしたら、パパも片づけまでやってくれるようになりました」(30代ママ)
「洗濯物を取り込むのが遅くなって、せっかく乾いたのに湿ってしまうことがありました。先に帰った人が取り込むというルールにしました」(40代ママ)
家事には細かいルールが必要なものもあるかもしれません。分担した家事だけをしているとうまく回らないこともあるようです。家事のことで問題を感じたときは、その都度話し合って解決できるとよいですね。
ママたちがパパにお願いしたいと考えている家事はさまざまのようです。毎日の家事は大変なことも多いので、パパが子どもの寝かしつけや料理などをやってくれると、ママの負担が減ったり自分の時間ができたりと助かるかもしれません。ママとパパで話し合いながら子育てや家事を協力していけるとよいですね。
2018年05月01日
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