離乳食にゼリーを作りたいとき、いつから赤ちゃんにゼリーを与えてよいのかや、ゼラチンや寒天、片栗粉を使ったレシピを知りたいママもいるでしょう。離乳食にゼリーを作ったママたちの体験談や基本のレシピ、くだものや野菜を使ったゼリーのアレンジレシピを、固めるときに使う材料別にご紹介します。
ママたちはいつから赤ちゃんにゼリーを与え始めたのでしょうか。
離乳食中期や後期から赤ちゃんにゼリーを与えていたというママの声がありました。普段から赤ちゃんが食べなれている野菜やくだものなどを使い、固めるときの材料の量を調節するなどしてやわらかめに作ると、赤ちゃんが食べやすいようです。
ゼリーに使う食材はあらかじめまとめて下処理しておき、小分けにし冷凍しておくと、離乳食を作るときにすぐに使えるので便利かもしれません。
ゼリーとひとことで言っても、固めるときに使う材料によって、赤ちゃんに与えられる時期が異なるようです。
ゼラチンの原料は動物性たんぱく質とされています。動物性たんぱく質は、赤ちゃんにとって消化しにくい場合もあるようなので、離乳食完了期の1歳頃から、少しずつ様子をみながら取り入れていくとよさそうです。
寒天の原料は海藻のようです。海藻は赤ちゃんが離乳食に慣れて食べられるものが増えてきた、離乳食後期から取り入れるとよいかもしれません。
寒天には、液体に溶けやすい粉末タイプや昔ながらの棒タイプなど複数の種類があるようなので、作りたいゼリーのレシピに合わせて選ぶとよいでしょう。
片栗粉はでんぷんの粉で、主にじゃがいもを原料に作られているようです。とろみをつけると赤ちゃんが食べやすいので、初期から離乳食のとろみづけに使っているママも多いかもしれません。片栗粉は離乳食の時期を気にせず、ゼリーを作るときに使えそうですね。
寒天やゼラチン、片栗粉を使ったゼリーを与えるときは、赤ちゃんの様子に合わせて与え始める時期を考え、少しずつ取り入れるとよいようです。
離乳食にゼリーを作るときは、どのような工夫をするとよいのでしょうか。
離乳期の赤ちゃんに与えるゼリーは、ゼラチンや寒天の量を調整し、やわらかめに作るとよいでしょう。できあがったら一度食べてみて、赤ちゃんが食べやすいやわらかさになっているか確認するとよいかもしれません。
赤ちゃんが食感以外でも食事を楽しめるよう、にんじんやトマト、キウイなど彩りのある食材を使い、見た目が鮮やかになるようにするとよいでしょう。
弾力のあるゼリーを食べられるようになってきたら、お花や動物などの型に入れて形もかわいらしくなるよう工夫すると、赤ちゃんもよろこんで食べてくれるかもしれません。
手作りしたゼリーはあまり日持ちしないようです。冷蔵保存して早めに食べきることを心掛けるとよいでしょう。たくさん残ってしまうときは、細かく砕いてジュースと合わせると、つぶつぶ食感が楽しめるジュースが作れそうです。
離乳食に作るゼリーの基本のレシピを、固める材料別にご紹介します。
粉ゼラチンはグラムごとに計量できるため、離乳食にゼリーを作りたいときに便利かもしれません。また粉ゼラチンは水で戻す必要がなく、固めたい液体へ直接ふり入れて溶かすだけでよいので、手軽にゼリーを作ることができるでしょう。
口の中でホロリと崩れるような食感の、寒天ゼリーのレシピです。寒天にはさまざまな種類があるようですが、粉末タイプのものがふやかす手間もなく使い勝手がよいでしょう。
とろみづけ程度の固さに作る、離乳食初期から作れる片栗粉を使ったゼリーです。とろけるような食感で、赤ちゃんも楽しく食べてくれそうですね。
基本の作り方にひと手間加えた、離乳食に作るゼリーのアレンジレシピをご紹介します。
牛乳の白にいちごの赤が映える、見た目もかわいらしいゼリーです。赤ちゃんの好みに合わせて、他のくだものを加えてみてもよいかもしれません。
ゼラチンを使うので、離乳食完了期から作ってみるとよいでしょう。
りんごの果汁と果肉を両方楽しめる、さっぱりとした味のゼリーのレシピです。寒天を使うので、離乳食後期から作ってみるとよいでしょう。
トマトが苦手な赤ちゃんでも、りんごと合わせるとおいしく食べてくれるかもしれません。
にんじんは離乳食の進み具合に合わせて細かく刻むかすりつぶし、やわらかくなるまで加熱してから使うとよいでしょう。さわやかなオレンジの酸味で、食欲のないときでも食べやすそうです。
片栗粉は離乳食初期からとろみづけによく使われているので、時期を気にせずゼリーを作れそうです。
今回は離乳食に作るゼリーについてママたちの体験談や、ゼラチンや寒天、片栗粉を使った手作りゼリーのレシピをご紹介しました。
手作りゼリーなら、使用する食材や量を自分で選ぶことができ、赤ちゃんの成長に合わせてやわらかさも調節できるので安心して与えられるかもしれません。
組み合わせる食材や彩りを工夫して、赤ちゃんがよろこんでくれるゼリーが作れるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2020年02月21日
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