離乳食初期につるむらさきを取り入れてもよいのか、どのように調理したらよいのか気になるママもいるかもしれません。今回は、厚生労働省の資料を元に、離乳食初期の進め方や離乳食で困っていることと、つるむらさきとはどのような野菜なのか、レシピや下ごしらえ、保存方法についてご紹介します。
つるむらさきは、6~8月の夏が旬の緑黄色野菜です。味はほうれん草に似ていますが、モロヘイヤのような粘りがあるのが特徴と言われています。
つるむらさきは離乳食初期から取り入れることができる食材のようです。深い緑色をしていて、葉が分厚いものを選びましょう。
厚生労働省の資料によると、離乳食初期は生後5カ月から6カ月頃とされています。離乳食を飲み込むこと、舌ざわりや味に慣れることが主目的の時期であると言われています。
離乳食初期は目安の量は決まっておらず、なめらかにすりつぶした状態のおかゆから始めるように記載されています。慣れてきたら、すりつぶした野菜、豆や豆腐、白身魚や卵黄を試すとよいですね。
初期は、赤ちゃんの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始めましょう。
厚生労働省が出している資料の中で離乳食で困ったこととして、このような内容が挙げられています。
作るのが負担・大変/33.5%
もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)/28.9%
食べる量が少ない/21.8%
食べものの種類が偏っている/21.2%
乳汁(母乳や人工乳)と離乳食のバランスがわからない/17.1%
食べるのをいやがる/15.9%
乳汁(母乳や人工乳)をよく飲み、離乳食がなかなか進まない/12.6%
作り方がわからない/5.3%
開始の時期がわからない/3.5%
(回答数:1240)
離乳食を始める時期や、食べ物の種類が偏っていることに困っていて、初めての離乳食をどのように進めていけばよいか悩むママが多いようです。
つるむらさきはどのように下ごしらえをしたらよいのでしょうか。保存方法についてもご紹介します
つるむらさきを下茹でするときは、茎と葉を別々にして茹でるとよいようです。
熱湯に茎を入れてから、茎が茹で終わる前に葉を入れ、さっと茹でたら冷水にさらしましょう。
つるむらさきを生のまま保存するときは、湿らせた新聞紙を巻いて野菜室に入れましょう。その際は、根を下にして立てて入れるとよいようです。
下茹でしたり、調理してペースト状にしたつるむらさきは冷凍保存できます。保存用密封袋に入れたり、1回分ずつラップに包んでストックしておくと便利かもしれません。
離乳食初期の頃のつるむらさきを使ったレシピには、どのようなものがあるのでしょうか。
にんじんやほうれん草と同じように、つるむらさきもペースト状にして赤ちゃんに与えることができます。すりつぶしたり、ミキサーにかけてもよいでしょう。
ごはんの粒が気になるときは、ハンドミキサーにかけたり、裏ごししてから火にかけるとよいようです。つるむらさきはとろみがあるため、いつもと違う食感を楽しめそうですね。
下ごしらえを済ませたつるむらさきをペースト状にして、ポタージュにしてもよいかもしれません。赤ちゃんが食べやすい形状になるように工夫できるとよいですね。
ペースト状にした野菜に粉ミルクを合わせているので、ほんのり甘みもあり、赤ちゃんが食べやすいメニューかもしれませんね。
つるむらさきは、ほかの野菜と混ぜたり、スープに入れるなどいろいろなレシピが楽しめそうです。ペースト状にしたつるむらさきを冷凍保存してストックしておくと、料理にすぐに取り入れられて便利かもしれません。
離乳食初期は赤ちゃんが離乳食に慣れていく時期なので、なかなか食べてくれないときでも、赤ちゃんの様子を見ながらゆっくり進められるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年7月19日時点で作成した記事です。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2019年07月14日
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