幼稚園の子どもを持つママは、どんなお弁当を作っているのでしょうか。「子どもが喜ぶような、かわいいお弁当を作ってあげたいけれど難しそう」と思っているママも多いようです。幼稚園のお弁当歴4年の筆者が、衛生的に仕上げるコツや、かわいく仕上げる簡単アレンジ、初めてでもできる隙間おかずをご紹介します。
「にんじんやピーマンなどの野菜が苦手なので、細かく刻んでハンバーグに混ぜるなど工夫しています」(30代ママ)
「おにぎりやうずらの卵に、のりを切って作った目と口を付けたりと、表情を付けると子どもがいつも喜びます」(40代ママ)
苦手なものも食べやすいように刻んで小さくし、好物に混ぜて工夫しているママや、簡単でかわいいアレンジ方法が知りたいというママの声も多かったです。
親としては子どもの期待に応えたい気持ちもありますが、栄養バランスと安全性に気をつけながらお弁当を作るのが、大変だと感じているママもいるようです。
「野菜が苦手な息子は、肉巻きにすると食べてくれます。切ると断面もきれいです」(40代ママ)
「卵焼きやうずらの卵にのりで顔をつけるだけで、かわいい!と喜びます」(30代ママ)
幼稚園の子どもに人気なのは、苦手なものでもおいしく食べられるおかずや、見た目がかわいいお弁当のようです。ちょっとしたアイディアや簡単にできる工夫が子どもにとっては嬉しいポイントに。ぜひ取り入れたいですよね。
「作る前に念入りに石鹸で手洗いをし、おにぎりにはラップを使うなど、できるだけ素手で触れないようにしています」(30代ママ)
「夏は保冷剤代わりになればと思い、デザートのゼリーを凍らせたものを入れています」(40代ママ)
おかずはしっかりと加熱し、お弁当の具材が冷めてから蓋をするように心がけると、菌の繁殖を防げるようです。調理器具を熱湯消毒しておくと、さらに安心ではないでしょうか。
「爪楊枝はマヨネーズを塗って食べ物同士を接着したり、顔おにぎりのほっぺた部分にケチャップを付けたりするのに使います」(30代ママ)
ピンセットは、細かいのりパーツをつまみやすいので、お弁当での飾り付け作業用に1つ用意しておくと重宝するでしょう。
お弁当グッズはさまざまな種類が売られています。筆者が幼稚園のお弁当作りでよく使う物を、ママたちの使用感と共にご紹介します。
「おかずやおにぎりに顔をつけるだけで、子どもは『どんな顔かいつも楽しみ‼今日はウィンクしていたね』と、喜んで食べてくれます。簡単なので、我が家の定番です」(30代ママ)
「顔の目・鼻・口・眉毛など8種類のパーツが切り抜けるパンチで、これ1つあれば組み合わせ次第で顔も動物も簡単に作れるので必須アイテムです!いろいろな表情を作って、私自身も楽しんでいます」(30代ママ)
筆者も何種類かのりパンチを購入しましたが、刃の部分がプラスチックのタイプのものは切れ味が悪く、のりが割れてしまいやすく感じました。刃がステンレスのタイプが切れ味もよく、細いパーツもきれいにカットできると感じます。
「ハート・星・花・丸形・楕円の型抜きは、ハム・チーズ・茹でたにんじんなどを型抜きするのに使っています。かわいい形にすると苦手な野菜も食べてくれるので、嬉しいです」(30代ママ)
直径3cmほどの丸い型抜きも、動物の鼻部分を作るときなどに重宝するでしょう。
「ミートボールやプチトマトなど、丸いおかずに刺すとサクランボのように見える葉っぱ型のピックは娘のお気に入りです。簡単で見た目もかわいく、使用頻度が高いです。市販のピックを使う場合は、食材やおかずの色やテイストに合わせて、何かに見立てられるよう色や飾りを選んでいます」(40代ママ)
ほかにも幼稚園の女の子にはリボンやハート、帽子のピックが人気のようです。男の子には乗り物や目玉のピックなどが喜ばれるようです。
普段使っている材料をアレンジすれば、簡単に幼稚園児が喜ぶようなかわいいおかずが作れるようです。
お花:ハムを半分に折り、長方形になるようにカットします。
繋がった方を1cm幅で切り落とさないように切り込みを入れ、くるくると巻き、パスタで固定します。中央にインゲンやブロッコリーを巻いてもきれいでしょう。
ハムチーズのくるくる巻き:ラップの上にスライスハムを置き、その上に電子レンジで数秒温めたスライスチーズを載せてから巻き、冷蔵庫で冷やします。
柔らかくなったチーズが冷えてハムに張り付いたら、食べやすいサイズにカットします。見た目にもかわいいチーズ巻きの完成です。
お花:ウィンナーを半分に切り、平らな面を6等分になるように3cmほど切り込みを入れます。加熱すると広がり、お花のようになります。中央に1粒、コーンやグリンピースを入れると華やかに仕上がるでしょう。
ハート:加熱したウィンナーを中央で斜めに切ります。片方のウィンナーの向きを逆にして断面を合わせるとハートの形になります。ピックやパスタで固定すると崩れにくいでしょう。卵焼きでも同様に作ることができます。
星:茹でたオクラを1本ちくわの穴に入れ、子どもが食べやすいサイズに切ると断面が星のようになります。簡単で見た目もきれいです。
ひよこ:枝豆2粒を並べてちくわに詰め、くちばしにします。ゴマやのりで目を付けるとひよこのできあがりです。目の付け方で表情も変わりそうですね。ケチャップで、ほっぺたをつけてもかわいく仕上がるでしょう。
樹木:茹でて小房に分けたブロッコリーをちくわの穴の中に入れるだけで、葉っぱが生い茂った木の完成です。虫や果物のピックを刺してアレンジするのもかわいいでしょう。少しドレッシングをかけたり、チーズを詰めておくと子どももおいしく食べてくれそうです。
お弁当を開けた瞬間、笑顔がこぼれるようなかわいいおかずは、普段使っている材料をアレンジするだけで作れるようです。いつもの幼稚園のお弁当にひと手間加えるだけの、簡単でかわいいお弁当作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
2017年12月21日
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