里帰り出産の準備はいつから?書類などの準備物や旦那さんに対して準備したこと

里帰り出産の準備はいつから?書類などの準備物や旦那さんに対して準備したこと

里帰り出産をする場合、入院準備の他にいろいろなものを用意する必要がありますよね。いつから準備をしたらよいか、出産の際の必要書類はどうしたらよいか、自宅に残る旦那さんに対し準備物を用意する場合もあるでしょう。里帰り出産の準備について、周りのママの声を参考に調査しました。

里帰りの時期や準備はいつから?

里帰り出産を控えている場合、里帰りや準備はいつからはじめるとよいのでしょう。


里帰りをする時期

里帰りする時期は人によって異なりますが、妊婦健診のペースが週1回になる臨月に入る前の妊娠9カ月ごろに里帰りする場合が多いようです。里帰り先の病院で「何週までに受診してください」と決められていたり、通っている病院で「里帰り出産の場合、当院の健診は何週目まで」と目安が提示される場合もあるので、事前に把握しておくとよいでしょう。

体調によっては予定より早く里帰りするよう指導を受ける場合もあるようです。自宅安静の指示をもらった経緯などがあったり、里帰り先が遠方で移動に時間がかかるようであれば、医師と相談して里帰り時期を決めてみてはいかがでしょうか。


里帰り出産の準備を始める時期

稲 田んぼ 田舎
iStock.com/maroke

里帰りする時期が決まったら、できるところから早めに準備をすすめられるとよいようです。里帰りするギリギリで用意をするつもりでいても、ママの体調がすぐれず身体に負担がかかる場合もあるかもしれません。荷物が増えても対応しやすいよう、買い物はできるだけ旦那さんといっしょにいけるとよさそうですね。里帰りをする2、3週間前から出産準備を始めると、旦那さんの休日にあわせて買い物もしやすく、余裕をもって出産準備ができるかもしれませんね。

体調によっては突然里帰りをするよう指導される可能性も考えられます。里帰り出産が決まったら、里帰り先に持っていくものリストは早めに作っておきましょう。リストがあればパパだけでも準備ができ、より安心かもしれません。

里帰り出産で準備したもの

里帰り出産をするためには、どのような準備物が必要なのでしょう。


ママのための里帰り出産準備物

ママ自身のために用意する準備物は、里帰り出産先で指定されている入院グッズや産前産後に着用する肌着や服を中心に用意できるとよいかもしれません。

入院グッズは病院のホームページや事前説明の書類などで確認できたり、問い合わせて事前に確認なども可能なようです。病院によってはアメニティグッズを一通りそろえている場合もあるようなので、何を持参すべきかを予め確認しておくと準備しやすいのではないでしょうか。

入院グッズの他には、産前と産後で使う肌着や服も必要ですよね。母乳育児をする場合、授乳用ブラや授乳しやすい服装があると子育てがしやすくなるかもしれません。初めての出産で母乳育児をするかどうかわからない場合でも、数着は準備しておいてもよさそうですね。

里帰りから出産予定日まで比較的時間がある場合、気分転換になるような物もあるとよいでしょう。里帰り中に赤ちゃんグッズを手作りしたり、名づけの本をゆっくりみながら名前を考えたママもいるようです。赤ちゃんと会える日を楽しみながら待てるよう、出産準備物を考えてみてはいかがでしょうか。


赤ちゃんのためのベビー用品

ベビー用品一式
© Emi-s - Fotolia

産後1カ月までは一般的に、赤ちゃんもママも外出を控え家で過ごすため、退院してから使用するベビー用品も事前に準備しておくと安心でしょう。周りのママに話を聞くと、赤ちゃん用の肌着や洋服、ガーゼタオル、沐浴グッズ、新生児から使える抱っこ紐、新生児用のオムツとおしりふきなどを事前に用意したママが多いようです。

「ミルクや母乳にかかわるグッズは産後に判断するため購入しなかった」という声もありました。実母などに買い物をお願いする場合、具体的な商品名やどこで売っているかを予め把握しておくとスムーズかもしれませんね。


書類

産前産後はさまざまな種類の書類を提出しなければなりません。産後は子育てで忙しくなる場合も多いので、事前に書類を整理したり、記入できるところは記入しておくとよいでしょう。

産前ではこれまで通っていた病院に「紹介状」を書いてもらい、里帰り出産予定の病院へ提出する必要がある場合も多いようです。「出生届」は自宅がある役所でも里帰り先の役所などでも提出は可能です。提出先や誰が出しに行くかも含め、事前に決めておくとよいでしょう。出生届と合わせて「児童手当」や「乳幼児医療費助成制度」に関する書類も提出すると、後から慌てずにすむかもしれませんね。

「産後休暇」や「育児休暇」を取得する場合、それらに関する書類も提出が必要なようです。何をいつまで提出するかは加入している社会保険によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

出典:出生届/法務省

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里帰りの前に旦那に向けて準備したこと

里帰りはママと赤ちゃんの準備が中心になりますが、自宅に残るパパに向けて準備をしたママもいるようです。


物の場所や掃除頻度を伝えた

「臨月に入る前から産後2カ月ごろまで里帰りするつもりだったので、ティッシュや洗剤など、ストックが置いてある場所をリストにまとめて旦那に伝えました」(20代ママ)

「掃除はほとんど私がやっていたので、どれくらいの頻度で掃除して欲しいかを里帰り前に旦那に言いました。産後自宅へ戻ると旦那も掃除をしてくれるようになったので、育児と掃除を夫婦で分担できるようになりよかったです」(30代ママ)

これまでママがさりげなくやっていた掃除や洗剤類などの交換も、パパだけでは思うようにできない場合もあるかもしれません。家事などについて、あらかじめ夫婦で情報共有しておいたママもいるようです。


食材や料理のストック

「旦那が帰宅したらすぐご飯の用意ができるよう、料理や食材の冷凍ストックをたくさん準備しておきました。旦那も喜んでくれたようなので、手間をかけてよかったと思います」(20代ママ)

「レンチンだけで食べられる料理をいくつか準備しました。里帰り期間が長いこともあり、実家で料理を作って旦那宛に宅配便で送ったこともあります」(30代ママ)

旦那さんが料理をする余裕がない場合、里帰り前に冷凍ストックを準備していたママもいるようです。外食やコンビニのお弁当ばかりでは、食生活が乱れてしまう場合もあるかもしれません。出産準備に余裕があれば、旦那さんに簡単にできる料理を教えたり、料理のストックを準備してみてもよさそうですね。

しっかり準備して里帰り出産に備えよう

子どもの服をたたむ夫婦
iStock.com/Yagi-Studio

里帰り出産の準備をいつから始めるか迷ったら、まずは里帰りする時期を明確にできるとよいようです。書類などの準備物のリストアップをし、時間に余裕をもって準備を始められるとよいでしょう。旦那さんが一人でも生活に支障がでないよう、必要であれば事前に話し合っておくとよいかもしれませんね。


※記事内で使用している参照内容は、2018年9月25日時点で作成した記事になります。

2018.09.26

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