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2016年09月22日

子どもにテレビを見せるなら。気をつけるべき5つのこと

子どもにテレビを見せるなら。気をつけるべき5つのこと

なんとなく子どもにはテレビを見せたくない......と感じているママは多いと思います。確かに子どもにテレビを見せるのはデメリットもありますが、実はメリットもたくさんあります。そこで、子どもとテレビとのつきあい方と、子どもにテレビを見せるときに気をつけるべきことをまとめてみました。

幼児のテレビ視聴時間は減少している

近年、子どもがテレビを視聴している時間が減少傾向にあることをご存じですか?その背景には以下のような要因があると言われてます。

・幼児の1日の時間のなかで自由時間が減少した

・早寝早起きをする幼児が増えた

・親がテレビを視聴する時間が減少した

・幼稚園や保育園での在園時間が長くなった

・録画、インターネットやゲームなど娯楽の選択肢が増えた

参考:NHK放送文化研究所「幼児のテレビ視聴時間の減少とその背景」

テレビを見ることのメリット

もし、テレビを「コミュニケーションツールのひとつ」と考えると、実はメリットはたくさんあります。

例えば、家族それぞれがインターネットやスマホ、ゲームを楽しむ時間を、一緒にテレビを楽しむ時間にしたら......ひとつのテレビ番組をみんなで観て、その感想や意見を交換しあうというコミュニケーションが生まれるかもしれません。子どもにとって、それはとても楽しい時間になるはずです。テレビは、インターネットやゲームと違い、「家族みんなで同じ空間で楽しめる」という最大のメリットがあるのです。

テレビを見ることのデメリット

とはいえ、子どもにテレビを長時間視聴させると、さまざまなデメリットもあると言われています。テレビを見ることは視力の低下や、運動不足を進行させると言われています。また、テレビをずっとつけていると、それが気になって生活が乱れてしまうこともあるようです。それに、ずっと黙ってテレビを見つめている子どもの姿は、子どもらしい姿とは言えないですよね。子どもらしくのびのびとした時間を過ごしてもらうためにも、テレビを長時間視聴させるのは避けたほうがベターです。

テレビを見せるときに気をつけたい5つのこと

テレビを見る時間を約束しておく

大人にとっては子どもが静かにテレビを見ている時間も必要かもしれませんが、テレビの長時間視聴は子どもの貴重な時間を奪います。日常的に、30分以上連続して見せるのはやめましょう。どうしても子どもが見たい番組が連続しているときは、休憩をはさんであげましょう。もちろん年齢に応じて柔軟に対応するのは大切ですが、子どもが時間のことを意識するきっかけにもなるので、約束した時間は必ず守らせるようにしましょう。

子どもの反応や気持ちをまめに確認する

本当にそのテレビ番組を見たいのか、子どもにまめに確認しましょう。乳児の場合は大人が判断してあげてください。楽しそうに見ているならいいですが、退屈そうにし始めたらすぐに消しましょう。幼児の場合は、話がわかるようになったら子ども自身に判断させてもいいかもしれませんね。「どうしてそのテレビ番組が見たいか」「どうして好きなのか」を定期的にたずねてみてください。子どもが、自分の頭で物事を考えるきっかけにもなるかもしれません。

時間とともに飽きる番組もあるので、子どもの気持ちが冷めていたらその番組を見せるのはやめましょう。

見たい番組の前にやるべきことを終わらせる

テレビを見ることによって、子どもの生活リズムを乱さないように気をつけましょう。見たいテレビがある日は、やるべきことが後まわしになってしまわないように1日の生活リズムに組み込んでおきましょう。例えば、お風呂や歯みがきを見たいテレビ番組の前に設定してあげると目標ができるので、時間の使い方にメリハリが生まれます。うまくタイミングを合わせてあげましょう。

食事中はテレビを消す習慣をつける

テレビを見ながら食事をするのはやめましょう。食事の時間はとても大事。食べることの楽しさや食事のマナーを教えるだけでなく、なにより大切なコミュニケーションのための時間でもあります。その日の楽しかったことや辛かったことを吐き出せてあげましょう。

はじめのうちは食事中にどうしてもテレビを見たくなることもあるかもしれませんが、習慣化してしまえば大人も自然にできるようになります。

できるだけ一緒にテレビを楽しむ

もし時間に余裕のある日は、子どもの好きなテレビ番組をいっしょに見てみませんか?大人が見ると退屈かもしれませんが、その番組を見ながら笑ったり驚いたりする子どもの表情を見ているだけでも楽しいと思います。

どうしても楽しめそうにないなら、その番組の主題歌などをいっしょに歌ってみませんか?お母さん(お父さん)と一緒に見た楽しい思い出が残るかもしれません。テレビはひとりだけでなく、誰かと楽しむことのできる娯楽。大人も積極的に参加してみてください。

テレビはコミュニケーションのツールにもなる?

ちょっとしたことを気をつけるだけで、テレビは家庭のコミュニケーションツールになります。最近のテレビ番組のなかには、子どもに「気づき」「学び」や与えてくれるものもあります。「テレビを見たらダメ!」と頭ごなしに伝えるのではなく、きちんとルールを守って、できたら親子一緒にテレビを楽しめたらいいですね。

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