きれいにしておきたい便座。掃除の方法や汚れにくくする方法

きれいにしておきたい便座。掃除の方法や汚れにくくする方法

トイレ掃除の中でも便座は汚れやすい部分かもしれません。そこで今回は、便座まわりの掃除の仕方やコツ、掃除道具や汚れづらくするための予防方法もご紹介します。

便座の掃除の方法、仕方

便座は入り組んだつくりをしているため、細かい部分まで毎回掃除をするのは大変ではないでしょうか。普段の掃除の手間を少し軽減させるために、汚れがつきづらくなる予防方法についても見ていきましょう。

便座の掃除の手順

便座の掃除は汚れの軽い部分から順番に拭いていくと、掃除道具をたくさん使うことなくスムーズに進めていくことができるので、掃除の手順と合わせて見ていきましょう。


1.ふたの汚れを拭き取る

まずは便器のふたをきれいにします。トイレットペーパーなどを使い、乾いたほこりを落としてからトイレ用のクリーナーなどで拭き取ると、汚れが残らず効率的に掃除することができるかもしれませんね。

トイレ用のクリーナーの代わりに、水で濡らしてしっかり絞った雑巾に、薄めた中性洗剤をつけて掃除するという掃除方法もあるので試してみましょう。その場合には、水拭きをして仕上げするようにしましょう。


2.便座の座面を拭く

直接肌の触れる便座の座面の汚れを、トイレ用クリーナーで拭いていきます。先ほどふたの汚れを拭き取るときに使ったトイレ用クリーナーの内側の部分を使えば、何枚もトイレ用クリーナーを使うことなく行うことができるかもしれませんね。

ウォシュレットの操作盤が付いている場合には、一緒に拭き取るのも、掃除を効率的に行うコツのようです。


3.便座の裏面を拭く

便座を上げて、裏側をトイレ用のクリーナーで拭いていきましょう。折りたたんで使うと、汚れがたくさんあったときにも、拭く面を変えて使うことができるため、何枚も使わずに掃除することができるかもしれませんね。


4.便器側を拭く

便器の掃除
Rasulov/Shutterstock.com

便座が触れる部分である便器の上も、汚れが付着しやすいので、トイレ用のクリーナーや雑巾で拭いてきれいにしましょう。


5.温水洗浄便座のノズルを掃除する

温水洗浄便座のあるトイレは、便座の掃除のときにノズルの掃除も一緒に行いましょう。ノズルお掃除機能つきの便座の場合は、電源を入れて、ノズルお掃除のスイッチを押して、ノズルを出し、雑巾で水拭きをします。ノズルの汚れがひどい場合には、薄めた中性洗剤を薄めた雑巾で拭いたり、トイレ用のクリーナーを使ったりして掃除をしてもよいかもしれませんね。

掃除のときに、ノズルの先端を無理やり引っ張ったり、回したりすると温水洗浄便座の故障の原因にもなるようです。ノズルの掃除が終わったら、ノズルお掃除のスイッチをもう一度押して、ノズルを収納しておきましょう。


6.脱臭フィルターを掃除する

脱臭フィルターがついているものは、取り外して掃除をします。取り外し方は、メーカーによっても異なるため、取扱説明書などで確認してから行うようにしましょう。付着した汚れは、歯ブラシでこするようにして落とすと簡単にきれいにすることができるようです。

汚れが歯ブラシでもとれないくらいひどい場合には、水洗いをするとよいかもしれませんね。また、水気が残っていると、ほこりがくっつきやすくなるので、水気を完全に拭き取ってから取りつけるようにしましょう。毎回フィルターの掃除をするのが難しい場合には、月に一回ほど定期的に掃除するとよいかもしれませんね。

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あると便利な便座の掃除道具

トイレ用のクリーナー

掃除方法
plantic/Shutterstock.com

トイレ用のクリーナーは、便座のふたやシートまで全ての汚れをとるのに使うことができます。シートタイプになっており、使い終わったらトイレにそのまま流せるため、トイレ掃除後の片付けも楽に行うことができるかもしれませんね。


雑巾

雑巾は、便座を拭くのに使います。から拭きや水拭き、洗剤をつけるなど、部分に応じて使い方も異なるため、何枚か用意しておくとよいかもしれません。


中性洗剤

汚れがひどい部分は、洗剤を使って落とします。トイレ用の中性洗剤の中には、トイレ特有のにおいを防いでくれるものもあるようです。


古い歯ブラシ

古い歯ブラシは、脱臭フィルターの汚れを掃除したり、便座のノズルなどの細かい部分の汚れを落としたりするのにも使うことができます。

便座掃除の体験談

便座掃除をしたママの体験談から汚れにくくする予防法についてもご紹介します。


便座にパットをつける

「子どもがトイレにひとりで行けるようになってから、便座の裏側の汚れがひどく、便器の前におしっこがもれてしまうこともあるので、便器の裏に専用のパットを取りつけています。汚れたら捨てて新しいものと取り換えるだけなので、便器の汚れも防げて、掃除も簡単になりました」


上から下へ掃除をする

「便座の掃除をするときは、上から下へというのを意識して掃除するようにしています。そうすることで、ふたから順番に便座を掃除することになるので、トイレ用のクリーナーをたくさん使わなくても便座の裏まで全部をきれいにすることができます。毎日掃除を心がけていたら、今ではトイレ用クリーナーが一枚でも全部が掃除できるようになりました」

便座の汚れを掃除しよう

便座の掃除
iStock.com/eldemir

便座の掃除は、いきなり汚れのひどい部分から行うのではなく、ふたなどの汚れの少ない部分から順番に上から下へ行うようにすると、掃除の負担を減らすことができるかもしれませんね。便座の掃除の方法や予防方法を試してみてください。

2018.03.01

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