子どもの体育館シューズの種類と選び方や洗い方

子どもの体育館シューズの種類と選び方や洗い方

幼稚園・保育園へ通う幼児期から学童期に必要になってくる体育館シューズ。今回は子どもに合った体育館シューズの選び方から洗い方までを紹介します。

子どもの体育館シューズ

体育館シューズは、幼稚園や保育園、小学校などで運動をする際に使用する室内用の運動靴です。体育館シューズという名称のほか、上履きやバレーシューズと言ったりもします。

外履きの運動靴と違い、体育館などの床の上での運動がしやすいように工夫されています。学童期に学校の体育の授業で使用するほか、体操クラブなど室内で体を動かす際に必要になります。

上履き・体育館シューズの種類

上履き・体育館シューズの種類はどのようなものがあるのでしょうか。種類とそれぞれの特徴について調べてみました。


バレーシューズ

バレーシューズタイプの上履き
© ucchie79 – Fotolia

バレーシューズは、バレエダンスで使われるトゥーシューズの形に似せて作られた室内用のシューズです。足の甲の部分にゴム素材のバンドがついているのが特徴。室内用に履く「上履き」と言えばこのタイプのものを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

ゴムのバンド部分が独立した形状なので、簡単に手で引っ張って伸ばすことができるため、幼児期の小さい子どもでも比較的履きやすいようです。


スリッポン

スリッポンタイプの体育館シューズは、バレーシューズ同様足の甲の部分がゴム素材になっていますが、バンド状になっておらず本体と一体化しているのが特徴です。ゴムの部分は伸びるものの、バレーシューズタイプと比較すると手で引っ張り伸ばすのにコツがいるため、子どもによっては履きづらさを感じる子もいるかもしれません。


紐がついているタイプの体育館シューズ

バレーシューズとスリッポンの他には、紐で結ぶスニーカータイプの体育館シューズもあります。しかし自分で靴紐をしっかりと結べないうちは解けてしまうと踏みつけて転倒してしまう危険性もあるので、特に幼児期の子どもには気をつけてあげてください。年齢が上がって靴紐が結べるようになってから購入を検討するとよいでしょう。

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体育館シューズを選ぶ際のポイント

体育館シューズを選ぶ際には、どういう点に気をつければいいのでしょうか。次のポイントをおさえて、子どもに合ったシューズ選びをしましょう。


サイズを合わせる

子どもの足の発育は早く、靴を新調してもすぐにサイズアウトすることもあるのではないでしょうか。しかし「すぐに大きくなるから」と大きめのサイズを選ぶと、靴擦れなどのトラブルを引き起こす可能性があるかもしれません。

幼児期の子どもはサイズが変わりやすいので数ヶ月に一度は足のサイズを測り、今の靴が適正なサイズであるかどうかを確認する必要があります。足のサイズが同じでも、子どもによって幅が広い、甲が高いなどの個人差もあるため、実際に試し履きをするなどして合ったものを選ぶことが大事です。


素材

上履き・体育館シューズの素材は大きく分けて布製のものとビニール製のものがあります。布製のものはビニール製のものに比べると伸縮性があり、足に馴染みやすいのが利点です。その反面、汚れがつきやすく落ちにくいという難点もあります。

反対にビニール製のものは汚れが落ちやすく乾きも早いですが、布製のものに比べると少し重たく感じるようです。子ども自身に靴を洗う習慣をつけたいと考えている家庭では子どもの力でも汚れの落ちやすいビニール製を選ぶなど、それぞれの特性を理解した上で素材を選びましょう。

体育館シューズの洗い方

シューズの漬け込み
phosy16/Shutterstock.com

体育館シューズは白地のものが多く、その分汚れも目立ちます。汚れが残っていると臭いや黄ばみの原因にもなりかねないので、しっかり汚れを落とす方法を覚えておきましょう。

まず、シューズの表面、靴底、中についたゴミや埃をできるだけ払い、落とします。次に水洗いで軽く洗い、その後に石鹸や洗剤をつけた靴磨き用のタワシなどでこすり洗いをします。靴底などの細かい溝は、使い古しの歯ブラシを使うと汚れが落ちやすいです。

こすり洗いだけでは落ちないガンコな汚れがある場合は、漂白剤を加えたぬるま湯で浸け置きをし、1~2時間置いたあとにきれいな水ですすぎます。このとき、洗剤が残らないよう、ていねいにすすぐことがポイントです。酸素系漂白剤などのアルカリ性洗剤が残ってしまうと、黄ばみの原因になるからです。

すすぎの工程が完了したら後は乾かすだけですが、紫外線も黄ばみの原因になるので、直射日光に当てずに風通しのよい場所で陰干しをするのがよいでしょう。

子どもの足に合った靴選びを

体育中の子ども
ziggy_mars/Shutterstock.com

体育館シューズは履く機会が多いからこそ、子どもの足に合ったものを選びたいですね。体育館シューズの種類や特性を理解した上で、定期的なサイズの確認とこまめな洗濯を心がけましょう。

2018.03.20

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