教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
読者からお悩みを募集し、子育て、教育、健康など各分野の専門家にご回答いただく人生相談コーナー。今回はフリーアナウンサーの吉田明世さんが、子育てのお悩みに答えます。
産後、自分の感情をコントロールをできないという経験をしているのは、相談者さんだけではないはず。多くの読者さんが、「私も同じだった!」と思っているのではないでしょうか。
もちろん、私もその一人です。特に、一人目を産んだ後は酷かった。訳もなく涙がポロポロ流れてしまったり、普段なら特に気にならないような些細なことにイライラしてしまったり。
特に、気を許している家族にはキツくあたりがちで、そんな自分にものすごく嫌気がさしていました。でも今振り返ると、初めての出産、初めての育児に、不安を感じない人はきっといません。
目の前の赤ちゃんの命を預かっているお母さんの役割はそれはそれは大きなもので、その不安を一人で抱え込むのは到底無理なこと。育児の不安をぶつけられる場所は必要不可欠だと思います。
よく「生理の辛さは男性にはわからない」なんて言いますが、産後の不安も、ひょっとしたら男性には伝わりづらいのかもしれませんね。
気持ちに余裕がある時に、「産後の女性は不安定になりがち。私も、気持ちに余裕がなくなってしまうことが多いかもしれないけれど、よろしくね」と伝えるだけで、男性側の受け止め方も変わってくるかもしれません。
また、うちの夫は産後の妻のメンタルについての経験談をいろいろなパパ友から聞くことで、産後の女性について知るきっかけになった、と言っていました。やはり、知ってもらうことが衝突を防ぐことにつながるのかもしれません。
あとは、なんと言っても自分を責めないこと。私は常々「どれもこれも、全部ホルモンのせいだ!」と考えるようにしていました。
イライラしちゃうのも、夫に当たってしまうのも、全部、ホルモンのせい!そんな風に、何かのせいにすることで、案外心が楽になったりするものです。
毎日赤ちゃんのお世話をする。それだけで、とてもとても立派なこと!ストレスや不安を溜め込みすぎず、今日も一日赤ちゃんを守ることができた、そんな自分にどうか拍手を送ってくださいね。
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共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。
私のもともとの性格が心配性なこともあり、はじめての育児でかなり神経質になってしまいます。
子どものこととなるとなおさら、些細なことで不安で押し潰されそうになることも。良くないと分かっていても夫に八つ当たりをして、強い口調で対応しては自己嫌悪の日々です。子どもに私たちのケンカの声を聞かせていることも気になっています。
産後のメンタルが回復するにつれて少しずつ余裕が持てるといいなと思いますが、産後で自分の気持ちに余裕がないときは、どうしたらいいでしょうか。
吉田さんは育児や夫婦のコミュニケーションにおいてどんなことに気をつけているかをお聞きしたいです。