こどもが英語を好きになる!ママがするべき正しい教育とは?
これからの時代、子どもに必須ともいえる英語教育。家庭で英語の教育習慣を身につけるにはどうしたらいいのでしょうか。今回の記事では、脳科学と翻訳家の立場から幼児期の英語教育を深掘りします。
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対談者紹介
1970年生まれ。医師。医学博士。東北大学大学院医学系研究科博士課程卒業 。東北大学加齢医学研究所機能画像医学研究分野教授。東北大学東北メディカル・メガバンク機構教授。 脳のMRI画像を用いたデータベースを作成し、脳の発達、加齢のメカニズムを明らかにする研究に従事。読 影や解析をした脳MRIは、これまで16万人分にのぼる。一児の父。
国際基督教大学卒業。絵本、小説、ビジネス、子育て本など、70冊以上の英文書籍を翻訳してきた。翻訳書に、ドラッカーマン著『フランスの子どもは夜泣きをしない』、アレキサンダー&サンダール著『デンマークの親は子どもを褒めない』(集英社)、カチロー著『いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる 最高の子育てベスト55』(ダイヤモンド社)、などがある。翻訳経験と子育ての経験を生かした著書に『「自宅だけ」でここまでできる! 子ども英語 超自習法』(飛鳥新社)がある。
これからの時代、英語教育は必須。その理由は
ーーまずは、英語教育が必要だといわれる背景について、それぞれの専門的見地からおふたりの話を伺いました。
鹿田さん:すでに多くの親御さんが意識されているとは思いますが、英語を習得することで国際社会への大きな扉が開きます。
それだけでなく、英語を学ぶことがその背景にある文化に触れるきっかけにもなるので、このグローバル化された現代においては相互理解に役立つと思います。
偏見や先入観がないピュアな状態である子どものうちに多様な価値観に触れることで、多様性を受け入れる素地ができるのではないでしょうか。
また、英語を学ぶことが自信につながり、ニュースを見て自分の意見を言えるようになったり、発信力の基礎が身につくこともあります。インターネットで世界中に発信できる今の時代、発信力が柔軟に開いていきそうです。
瀧先生:個人的なことですが、私も仕事をするうえで英語がない世界というものが想像できません。学問の世界では、英語は公用語ともいえるかもしれません。
論文を読むためには英語は当たり前、もしできなければとても困ります。
私も学生の頃に英語で苦労した経験があります。読み書きは学びましたが、日常的な会話をすることが苦手でした。
英語ができる・できないで人生の見え方が変わると思います。
幼児に適した英語教育と脳の関係
ーー次に、幼児期の英語学習に最適な方法を鹿田さんに、脳との関係について瀧先生にそれぞれ話を伺いました。
鹿田さん:英語学習には「体験」と「訓練」の2つの軸が必要です。体験は、とにかく実際に英語に触れること。一緒に海外旅行に行くのもいいですが、親が英語を使っている姿を見せるのが子どもにとってはいちばんいい体験になると思います。
ここで注意したいのが、英語で話すことを決して強要しないことです。楽しく体験できたらそれでよしとしましょう。
訓練は英語学習にどうしても必要なことで、具体的にはリスニング力と単語力を養うことが大切です。
ただ、これらは子どもがもう少し大きくなってからでも間に合いますので、とにかく英語で話すことは楽しい、という体験を親が家庭内で実践するといいですね。
瀧先生:しっかり訓練することによって「手続き記憶」へとつながるとも言われています。これは、自動的に意識せずに繰り返すことができる行為のことです。
鹿田さん:自転車の乗り方を一度覚えたら、それに乗って自由にどこへでもいけますよね。まさに英語もそんなイメージで、英語という乗り物の一度乗り方を覚えたらそれに乗って自分で決めた行き先に自由に行けますよね。
その入り口になるのが、幼児期にできる親子での英語学習だと思います。
脳科学的に見た「継続させるためのメカニズム」とは
ーー幼児期の英語教育の大切さは理解できても継続がむずかしそう…と感じるママやパパもいるのではないでしょうか。脳科学的な「継続させるためのメカニズム」を瀧先生に解説していただきます。
「現状維持バイアス」という心理作用
瀧先生:なにか新しいことを始めて、それを継続させることは大人でも簡単なことではありません。
学習だけでなく、ダイエットや運動など、始めてみたものの続かなかった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
これはなぜかというと、継続は「日々の生活の習慣」によって成立しているからです。私たち人間には変化や未知の物事を避けて現状維持を望む傾向があるので、既存の習慣の中に「新しい習慣」を入れることはむずかしいのです。
これを「現状維持バイアス」といいます。
ですので、子どもが英語の勉強を始めることも、この「現状維持バイアス」により簡単なことではありません。
まずは、スモールステップから
現状維持バイアスを打破して新しいことを始め、それを継続させるためにはどうしたらよいのでしょうか。
瀧先生:小さな一歩、すなわち「スモールステップ」から始めて、徐々に習慣づけていくやり方があります。
たとえば筋トレなら腕立て1回、ジョギングなら最初はウェアに着替えるだけとか、ハードルを極限まで下げて、まずはそれを1週間続ける。それが習慣になったら量を増やしていく…という方法です。
私たち人間は、個人差は大きいですが、おおよそ2ヶ月程度続けたものは『習慣』として定着すると言う報告もありますので、それが今度は「現状維持バイアス」の作用によって、逆にやらないと気が済まない状態になります。
「楽しい」というイメージ
瀧先生:そして、学習などの継続でいちばんいい方法は、その先にある楽しいことをイメージすることです。
大人なら「英語を学んだら、海外に行ったときに言葉で困らなくて楽しいことがたくさんできる」など、大きなメリットをイメージするとマインドセットとして入りやすいです。
脳科学的に見て、感情と記憶は密接に関わっているので、ポジティブなイメージを持つことはとても重要です。
小さな子どもの場合は深く考えなくてかまいません。ただ「海外には楽しいことがいっぱいありそう」という漠然としたイメージでもいいのです。それがあるだけで英語学習の継続の障壁がひとつなくなるでしょう。
子どもは親を模倣する
ーー英語学習やその継続に対して、子どもにポジティブなイメージを持たせるために親としてできるのは、思いきり褒めることでしょうか。
瀧先生:もちろん褒めてあげることは大切です。しかし、褒められるというのは、子どもにとっては外からの報酬、つまり「外的動機付け」です。
これだけだと継続がむずかしい場合があるので、「外的動機付け」を「内的動機づけ」に変えていく必要があります。
学習の先に楽しいイメージを持ち、「自分がやりたいからやるんだ」という心理的状況に持っていくことです。
そして、私たち人間が何かを習得するときは、すべて「模倣」からです。子どものいちばん身近な模倣相手は親。つまり親が楽しいイメージを持ち、内的動機づけによって行動していることを見せるのが、学習を継続させるための近道ともいえます。
これはスポーツでも趣味でも同じで、親が楽しく一緒にやることが、子どもにとって「模倣」という観点でとても合理的なのです。
継続しやすい!幼児期にぴったりの英語学習アプリ
脳科学的な「継続のメカニズム」にぴったりの英語学習アプリをご紹介します。
「ABCmouse English」とは
総合的に英語を体験し訓練することができるアメリカ No.1※のお子様向け英語学習アプリです。
※アメリカにおいて過去 2 年間、iOS App Store/Google Play の教育部門でアプリダウンロード数 No.1 を獲得 (ABCmouse.com 調べ)
「ABCmouse English」では、6,000以上の英語学習アクティビティを楽しむことができ、2,000以上の英単語をフレーズとともに学ぶことができます。
幼児教育の専門家が監修
「ABCmouse English」は幼児教育専門家の監修のもと、英語習得の本格的なアプローチを採用し、絵本、音楽、パズルなどを通じて幼児の英語への興味関心を育みます。
このサービスの開発の根幹となる「ABCmouse.com®Early Learning Academy」は、アメリカで17万以上の学校などの学習現場、半数以上の国公立図書館に導入されています。
「ABCmouse English」を使ってみたママの感想
実際に「ABCmouse English」を使ってみたあるママの感想をご紹介します。
体験したママ
鹿田さん:アルファベットのなぞり書きができるのはいいですね。親が教えなくても、子どもが自分で楽しく体験できそうです。
コンテンツが多いのも魅力的だと感じます。それぞれの子どもが好きなものを選んで英語の入り口にすることができます。
また、アニメーションではなく実写の部分もあるので、発音するときの口の形の動きが見られるのは、英語習得に有利ではないでしょうか。
子ども用英語教育「ABCmouse English」なら続けられる
スモールステップから始められて、遊び感覚で楽しい英語学習ができる「ABCmouse English」。ママやパパも一緒にアプリを楽しむことができるので、英語学習に対するポジティブな姿勢を子どもが模倣できるかもしれません。
脳科学的に見た「継続の3つのメカニズム」にもぴったりの「ABCmouse English」で、ぜひ親子で楽しく英語を学んでみませんか。
2022年05月31日