新生児が起きないときは起こす?ママたちにきく、赤ちゃんの上手な起こし方

新生児が起きないときは起こす?ママたちにきく、赤ちゃんの上手な起こし方

新生児が授乳の時間になってもなかなか起きてくれなくて、授乳の回数が少なくなり困っているママもいるかもしれません。今回の記事では、新生児が起きないときに起こすかどうかや、起こす場合の状況、起こし方などママたちの体験談をもとにご紹介します。

新生児が起きないときは起こす?

気持ちよさそうに寝ている新生児を起こすことにためらってしまうママもいるようですが、新生児が寝すぎていると授乳間隔が空いてしまうなど気になることもあるようです。新生児が起きないときは起こしていたのか、それとも起こさなかったのかママたちに聞いてみました。


起こす

寝起きの赤ちゃん
Ronnachai Palas/Shutterstock.com

「入院中は3時間おきに泣いて起きていたのに、退院してからは泣いて起きることが少なくなり、5時間以上寝ていることがありました。今は、アラームをかけて時間を決めて起こし、授乳しています」(20代ママ)

「助産師さんに3時間以上授乳時間を空けないようにと指導されましたが、うちの子はよく寝る娘のようで5、6時間くらい寝てしまうこともあります。お腹が空いてしまうかもしれないと不安になり、4時間毎に起こしています」(30代ママ)

授乳間隔が空いてしまうため、時間を決めて起こしているママや、授乳回数が少なくなることで、新生児の体が心配になり起こしてたというママもいるようです。他には、自分の胸が張ったときに新生児を起こしていたという声もありました。


起こさない

「赤ちゃんが寝ている時間が自分も休める時間だったので、私からは起こしませんでした」(30代ママ)

「2人目を出産後、入院しているときは3時間おきに起こして授乳をしていましたが、退院後は赤ちゃんが泣いて起きるまでは起こすことはありませんでした」(30代ママ)

「私は産院から『起こしてまで母乳を飲ませなくても大丈夫だよ』と言われたので、赤ちゃんが欲しがったときに授乳していました。6時間以上ぐっすり寝ていることもありましたが、体重も順調に増えていたので自分から起きるまでは起こしませんでいた」(30代ママ)

新生児が寝ている時間は、自分の身体を休められる時間と考えて、新生児を起こさなかったママもいるようです。ママのなかには、無理に起こすことはしていないけれど、あまりにも長時間寝ている場合は新生児の顔色や呼吸などの様子を見るようにしていたという声もありました。

新生児を起こす場合

新生児の様子を見ながら、起こしたほうがよいか迷うこともあるかもしれません。どのような場合に、起きない新生児を起こしていたのかママたちに聞いてみました。


体重が気になる

「私は娘を低体重で出産したので、2時間おきにミルクをあげるようにアドバイスされました。娘は寝ると5から6時間くらい起きないことがあり、体重がなかなか増えず気になったので、起こしてミルクをあげていました」(30代ママ)

新生児の体重の増えなどが気になる場合は、時間を決めて新生児を起こし、授乳していたというママもいるようです。他には、母乳をあげるために新生児を起こしたときは、お腹が空いていたのかたくさん母乳を飲むので、ミルクも足していたという声もありました。


排泄物の量と回数が少ない

オムツを替える赤ちゃん
Flamingo Images/Shutterstock.com

「寝ている時間が4時間以上になるときでも、おしっこをしていないことがありました。心配になり助産師さんに相談をしたら、『授乳が不足しているかもしれない』と言われ、起こして授乳するようにしました」(30代ママ)

長く寝ている新生児でも、排泄物の量や回数が少ない場合は、新生児を起こしていたというママもいるようです。日頃からおしっこやうんちの量や回数をチェックしておくと、新生児の変化に気づけることがあるかもしれません。

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新生児の起こし方

さまざまな理由から、起きない新生児を起こそうとしたとき、どのように起こすとよいのか気になるかもしれません。ぐっすり寝ている新生児の起こし方をママたちに聞いてみました。


足の裏を触る

「足の裏をくすぐったり、指の腹でこするように触る起こし方をしていました。足の裏を触ると、寝ている赤ちゃんはもぞもぞ動いて目を開けていました」(30代ママ)

「足の裏をぎゅっと力強くさする起こし方を助産師さんに教えてもらいました。足をさすっていると、赤ちゃんは目を覚まして元気よく泣き出します」(30代ママ)

足の裏をくすぐる、さする、こするなどして触る起こし方をするママもいるようです。足の裏の他にも、首やあごの下、脇腹やお腹をくすぐるなどして新生児を起こしていたという声もありました。


声をかける

「『起きて、おっぱいだよ』など声をかける起こし方をすると、赤ちゃんの手足が少しずつ動いて目を覚ましていました」(30代ママ)

「赤ちゃんの名前を呼びながら、ほっぺをツンツンするなどして起こしていました」(20代ママ)

声をかける起こし方をしているママは、新生児の名前を呼んだり、授乳の時間を知らせたりする声かけをしているようです。寝ている新生児を驚かせないように、ささやくように優しく声をかけていたという声もありました。


おむつを替える

「寝ているときにおむつを替えると起きることがあったので、寝すぎたり、授乳のタイミングなどで起こしたいときには、おむつを替える起こし方をしています」(30代ママ)

おしっこなどが出ていないときでも、一度おむつを替えて体を動かすことで、新生児が目を覚ますことがあるようです。あまりにぐっすり寝ていると、ただおむつを替えても起きなかったので、おむつを開いてうちわで軽く風を送っていたというママの声もありました。

新生児が起きないときは様子を見て

寝ている新生児の赤ちゃん
javi_indy/Shutterstock.com

何時間も寝ていて起きない新生児を、起こすか起こさないかはママの考えによってさまざまなようです。新生児の体重や排泄物の回数などが気になるなどの理由で新生児を起こしているママもいました。新生児を起こすときは、足の裏を触ったり、おむつを替えたりする起こし方ができるかもしれません。新生児が起きないときは、顔色や呼吸など様子を見ながら判断できるとよさそうです。

2018.09.20

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