産後の仕事探し。フルタイム復帰や職種、アルバイトか正社員など

産後の仕事探し。フルタイム復帰や職種、アルバイトか正社員など

産後の仕事復帰を考えているママもいるのではないでしょうか。フルタイムで働くのか、職種はどのようなものがあるのか、など仕事探しで悩むママも多いかもしれません。そこで働くママに職種や正社員、アルバイトなど雇用形態、復帰時期など体験談を聞いてみました。

産後どのくらいから働いたか

ママたちは子どもが何歳くらいから働いているのでしょうか。ママに聞いてみました。

「上の子が4歳、下の子が2歳のときから」(8歳、6歳児ママ)

「3歳で、幼稚園入園と同時に働き始めた」(8歳児ママ)

「上の子が1歳過ぎで仕事復帰した」(6歳、2歳児ママ)

入園をきっかけに働き始めるママや、育休の制度を使ってから職場復帰するママなどいろいろなパターンがあるようです。

仕事をはじめたときの雇用形態

ママたちはどのように産後の仕事の雇用形態を選んだのでしょうか。雇用形態と、選んだ理由を聞いてみました。


パート、アルバイト

幼稚園に行っている間の時間だけ働こうと考えているママが選択する場合が多いようです。時間や曜日、長期休暇にも融通が利くこともあり選びやすいのかもしれません。

実際に「幼稚園の長期休暇や急な子どもの体調不良、勤務時間などにも対応してくれるのでアルバイトを選んだ」というママの声もありました。


正社員

スーツのママ
iStock.com/itakayuki

出産前から正社員で働いている職場にフルタイムで復帰したり、会社の託児所があったり、保育園の入園が決まったりすると正社員で働くママもいるようです。

正社員でも育休から復帰すると時短勤務ができる会社もあるようで、うまく会社の制度を利用して正社員を選ぶこともあるようです。安定した収入が期待できるため、正社員に戻りたいと考えるママも多いようです。


在宅

家で自分の時間を調整しながら仕事ができる、という点で在宅ワークも人気があるようです。筆者は在宅での仕事をしていました。産後の仕事探しが難しく、保育園にも入れなかったため在宅の仕事を選びました。子どもを見ながら業務が進められるので安心して仕事ができました。

どの働き方もいろいろなメリットがあるようです。アルバイトなのか、正社員なのか、もしくは在宅ワークなのか、家庭環境に合った雇用形態を考えてみるとよいかもしれません。

こちらの記事も読まれています

職種

ママたちは産後の仕事復帰としてどのような職種を選んだのでしょうか。ママの体験談を聞いてみました。


事務職

「結婚、出産前から事務として働いている会社でそのまま働き続けています」というママがいました。産休、育休を使い正社員で働くという選択をすることもあるようです。

簿記や事務に必要な資格を持っているママは、スキルと経験を活かしてアルバイトとして働き始めたというママもいました。


専門職

専門職では「学生時代に資格をとり看護師として働いています。大きな病院だと託児所があったりするので働きやすかったです」というママがいました。看護師などの医療系の専門職は、求人も多くママにとって働く環境が整っていて働きやすく感じることもあるようです。


サービス業

サービス業
polkadot_photo/shutterstock.com

家の近くの飲食店やスーパーなどでアルバイトとして働くママもいるようです。子どもが幼稚園に行ってる間だけの短時間勤務を希望するママにとって働きやすい職種のようです。シフト制のところも多く、園や子どもの予定に合わせやすいという意見もありました。

子どもの年齢や家庭の状況、自分の経験やスキルなどさまざまな理由から職種を選んで仕事を探すと仕事探しもしやすくなるかもしれませんね。

産後に働くときに気をつけたこと

ママたちはどのようなことに気をつけて働いているのでしょうか。


仕事と家事、育児の両立

仕事と家事、育児の全てが大事なことだと感じているママも多いかもしれません。仕事と家事の両立を考えて悩むママも多いようです。

しかし、「全てを完璧にしようと頑張りすぎて体調を崩してしまった」というママがいました。無理をし過ぎずパパや家族に協力を頼むなど、ときには力を抜いて両立を目指してみてもよいのかもしれません。


子どもの体調不良など

働くママにとって気がかりなのが、子どもの体調不良などによる急なお休みのようです。特に幼稚園や保育園に通い始めたばかりの子どもの場合、想定外の急な休みを取ることもあるのではないでしょうか。

そのような場合「休み明けには必ずお礼をする。ほかの人が急にお休みなどの場合には柔軟に対応するように心がけるようにしている」などの対応を普段からしているママもいました。仕方のないことだとわかっていても、お休みをもらうと申し訳なく思ってしまうママも多いかと思います。そのときの対応をきちんとすることで理解してもらいやすいかもしれません。

働くことと、家事、育児を両立して行うことは大変なことかもしれませんが、少しの気遣いや工夫で解消される場合もあるかもしれません。

家庭に合った働き方を

親子で仕事
iStock.com/monzenmachi

産後の仕事復帰を考えてるママにとって、アルバイト、正社員など雇用形態や職種などいろいろ悩むこともあるでしょう。家庭によって働き方や働ける時間は異なるので、いろいろな選択肢の中から条件や状況に応じた仕事探しを家族と話し合ってみてはいかがでしょうか。

2018.02.12

産後カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【KIDSNA STYLE】一緒に盛り上げてくれるアンバサダーを大募集

KIDSNA STYLEと一緒に、全てのママへ素敵な子育て情報を届けよう!KIDSNAアンバサダーに登録された方には限定プレゼント、記事出演やイベントを通じたアンバサダー同士の交流会をご用意しております。限られた子育て期間を、素敵にアップデートしてみませんか。