「ドタキャン常習犯」は3回目で切ったほうがいい…勝間和代「コスパの良い人間関係のつくり方」

「ドタキャン常習犯」は3回目で切ったほうがいい…勝間和代「コスパの良い人間関係のつくり方」

人付き合いに悩まずにすむ方法はあるのか。経済評論家の勝間和代さんは「人間関係の問題のほとんどは、自分と相手との距離感と頻度をコントロールするだけでうまくいく。まずはコスパの悪い人間関係を整理することから始めてみてはどうか」という――。 ※本稿は、勝間和代『人づきあいはコスパで考えるとうまくいく コミュニケーションはスキルが9割』(Gakken)の一部を再編集したものです。

「みんなと仲良くしましょう」の弊害

私たちは、小さいころから「人に対して好き嫌いをしてはいけません」「誰とでも仲よくしましょう」と言われて育ってきました。

そして、何かトラブルが起きたときは、相手を責める前に、「まず自分が悪いのではないか」と考え、自分を人に合わせて改善するスキルを身につけてきたのではないでしょうか。

その結果、私たちは、不快に思っている相手に対して「嫌だ」と言う権利があることを知らないまま大人になり、自分が嫌な目に遭っているにもかかわらず、相手を嫌いにならないように努力し続けてきたわけです。

そして、相手が明らかに自分の時間や能力を搾取していたとしても、怒ってやめさせるようなことはせず、我慢した結果、嫌な人と関わり続け、人間関係に悩み続けているのです。

コミュニケーションがうまく取れないから、自分の人間関係がうまくいっていないと思っている人が少なくありませんが、本当に問題なのは、あなた自身が、その人間関係に対してストレスを感じ続けているということです。

自分の感情を抑え込まなくていい

「人間関係はうまくいかないこともある」と割り切れている人は、ストレスを感じにくく、うまくいかないものについては見切りをつけて、次の関係性を構築していけますが、多くの人は、自分が一度関わった関係性に対して、「よい関係性を築かなくてはならない」と思いがちです。

「自分で自分に課している、しなくてもいい我慢の連続」

これが、人間関係に悩み続ける本当の理由なのです。

人間関係を構築するとき、私たちは少なからず自分自身をコントロールする必要があります。そこに必要なのは、自分の感情を無理やり抑え込む我慢ではなく、自分と相手との関係性や距離感のコントロールだけでいいのです。

人間関係の問題のほとんどは、関係性の距離感と関わりの頻度をコントロールするだけでうまくいきます。

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2025.05.09

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