節分の豆まきを子どもと楽しもう。節分豆の種類やアレンジ料理

節分の豆まきを子どもと楽しむ豆知識

節分の豆まきを子どもと楽しもう。節分豆の種類やアレンジ料理

毎年2月3日の節分になると「鬼は外、福は内」と、豆まきをしているママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、節分の名前の由来や豆まきの意味、年の数だけ豆を食べる理由や豆の種類、節分豆のアレンジ料理など、子どもと節分を楽しむアイデアを、ママやパパの体験談を交えながらご紹介します。

節分とは

節分は豆をまく行事ということは知っていても、由来については考えたことがなかったというパパやママもいるのではないでしょうか。旧暦の大晦日にあたる節分は、季節を分けるという意味があり、新年を迎えるにあたって無病息災や福が訪れることを願い、豆をまくようになったと伝えられています。

節分になぜ豆をまくのか子どもに理由を聞かれたらどのように伝えればよいのかや、節分にまく豆の種類や名前が知りたいといったママの声も聞かれました。

今回は、節分の豆についてママたちの体験談も交えてお伝えします。

節分の豆について

節分
sasimoto/Shutterstock.com

節分には無病息災や福が訪れることを願って、なぜ豆をまくのでしょうか?豆まきをする意味や節分に使う豆の種類、年の数だけ豆を食べる理由など、節分の豆についてパパやママに聞いてみました。


節分に豆まきをする意味

40代ママ
40代ママ

昔から、豆には魔よけの力があると信じられていて、「節分に豆をまくのは悪い事をする鬼を追い払うために、神様が鬼に豆を投げるように教えたからだ」と、祖母から聞いたことがあります。

30代ママ
30代ママ

悪い気を追い払うために玄関から外へ「鬼は外」、福を家に招く願いを込めて「福は内」と家の中に豆をまくと聞いています。

節分に豆をまく由来は諸説あるようですが、いずれも邪気を追い払い、福を呼び込むという古来からの人々の祈りが込められているようです。また、豆を「魔目」と「魔滅」の語呂あわせで、魔物の目に豆を投げ、魔物を滅ぼすという言い伝えがあると聞いたママもいました。


節分の豆まきに使う豆の種類

30代ママ
30代ママ

スーパーで「節分豆」という名前で売られている、炒られた大豆を購入しました。3歳の娘ですが、のどに詰まらせないように、一粒ずつ気をつけながら食べさせるようにしています。

40代ママ
40代ママ

私の故郷は雪の多い地域なので、子どもの頃は雪の上にまいた豆が探しやすいようにと落花生を使っていました。今はアパート暮らしなので屋外に豆はまけませんが、落花生なら家の中にまいた後も拾って食べられるので、子どもたちと拾い集めて食べています。

節分の時期になると、豆まき用の大豆や落花生が販売されているので、それを利用しているというママたちの声がありました。また、小さな子どもには誤飲やのどに詰まらせないように、大豆を一粒ずつ食べるように気をつけているという声も聞かれました。


節分に食べる豆の数

30代ママ
30代ママ

年の数だけ福が訪れるように、年齢分の豆の数を食べる。と聞きました。

30代パパ
30代パパ

子どもが豆を食べ過ぎて、お腹がはって痛くなったと聞いたことがあるので、少量にとどめておきました。

家族それぞれが年の数の豆を食べたり、子どもの体調を考えた個数を食べたりと、子どもといっしょに食べる豆の数は、家庭の考えによってもさまざまなようです。他にも、「マメに働く」という意味も掛けあわせて、年の数よりひとつ多く食べるという声もありました。

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節分の豆をおいしく食べるアレンジ料理

節分の豆は、小さな子どもがそのまま食べるのは少し心配というママもいるのではないでしょうか。ここでは、節分の豆を利用したアレンジ料理をご紹介します。


節分の豆をアレンジしたおやつ

40代ママ
40代ママ

余った大豆を香ばしい香りがするまで炒って冷ました後、ミキサーで細かく砕いてきな粉にしました。子どもはきな粉の味が大好きで、お餅やお菓子などに振りかけて喜んで食べています。

30代ママ
30代ママ

ピーナッツをフードプロセッサーで細かく砕いて、クッキーの生地に黒ゴマといっしょに混ぜて手作りクッキーにしました。香ばしくて子どもも喜んで食べています。

節分豆を細かく砕くことで、お菓子の材料としていろいろなアレンジが楽しめそうです。小さな子どもにも、安心してあげられそうですね。


節分の豆をアレンジしたおかず

30代ママ
30代ママ

ミネストローネを作るときに、節分で余った大豆を入れてミネストローネを作りました。にんじんやじゃがいもなどの野菜に火が通る頃には、お豆もいっしょに柔らかくなっていてとてもおいしいです。

料理に入れて煮るなどの調理をすることで、豆が柔らかくなるので、小さな子どもも食べやすくなるようです。ミネストローネの他にも、いろいろなスープに入れれば気軽にアレンジでき、からだも温まりそうですね。

子どもと節分の豆まきを楽しむコツ

工作する子ども
Africa Studio/Shutterstock.com

節分をより一層盛り上げるアイテムを、子どもと手作りしたら楽しそうです。節分豆を入れる箱のアイデアや、お掃除が簡単になる手作りアイデアをママたちに聞いてみました。


節分豆を入れる箱を手作りで

20代ママ
20代ママ

空の牛乳パックをリメイクして、節分豆を入れる箱を作りました。牛乳パックを切って、両面テープやのりで紙を貼り、シールやマスキングテープを巻きつけました。子どもでも簡単に、おしゃれでかわいい豆を入れる箱が作れました。

豆の入れ物は折り紙で作るのが定番のようですが、家にあるものを利用すれば簡単に手作りを楽しめますね。他にも、ペットボトルをリメイクしたり、身近な素材をリメイクして、子どもと節分気分を盛り上げたという声がありました。


お掃除を簡単に

20代ママ
20代ママ

ハイハイするようになった赤ちゃんがいるので、掃除を簡単にすませられるように、小袋入りの豆を使いました。まいた後もそのまま食べられるので、一石二鳥です。

30代ママ
30代ママ

新聞紙や折り紙を小さく丸めて豆に見立てたら、カラフルで楽しい豆まきになりました。まだ子どもが小さいので、誤飲に気をつけて豆の形を大きく作りました。

節分の豆まきは、その後のお掃除を考えると少し気が重くなるママやパパもいるかもしれません。小袋入りを使ったり、紙を丸めて豆に見立てたりと、楽しいアイデアでお掃除の負担を軽くして、こどもといっしょに豆まきを楽しめるとよいですね。

節分の豆まきを、家族みんなで楽しくすごそう

節分の豆
Jiri Hera/Shutterstock.com

無病息災と福が訪れるように、古来より厄除けの風習として行われると言われる節分。名前の由来や豆まきの意味、年の数だけ豆を食べる理由などを、ママやパパがわかりやすく伝えてみるのもよいかもしれません。

豆の種類やアレンジ料理、手作りアイデアなどで趣向をこらし、家族みんなで節分を楽しくすごせるとよいですね。

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