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1歳児の幼児食にオムライスを作ろう。子どもが食べやすい簡単レシピ
1歳児の幼児食の作り方とは
2020.01.16
1歳の子どもの幼児食においしいオムライスを作りたいと考えるママやパパもいるでしょう。離乳食から幼児食に移行する1歳の時期には、どのようなレシピを作ればよいのでしょうか。今回は1歳児の幼児食に食べられるオムライスの簡単レシピや、ケチャップの量など作るときのポイントをご紹介します。
1歳児の幼児食はどのように作る?
1歳児の幼児食をどのように作ればよいか迷っているママやパパもいるでしょう。1歳~1歳半頃は離乳食完了期にもあたりますが、子どもの様子を見ながらこの時期から幼児食へ移行する場合もあるようです。
離乳食完了期に与える食材は歯ぐきで噛める固さにするとよいとされています。幼児食に移行しても引き続き食材はやわらかめを心がけ、食材を前歯で噛み取る練習になる固さにつくるとよいでしょう。
厚生労働省の資料によると、上の奥歯は1歳4カ月前後から、下の奥歯は1歳5カ月前後から生え始めるようです。噛む力の成長をサポートできるよう、子どもの様子にあわせて固さのある食べものに徐々に挑戦してみるとよいかもしれません。
幼児食へ移行してさまざまなメニューを取り入れるようになると、調味料を使うことも増えるでしょう。調味料には塩分や糖分が含まれることが多いので、健康のためや食材本来の味を知るためにも、味つけは薄味を心がけるとよいでしょう。
1歳児の幼児食にオムライスを作るときのポイント
1歳の子どもにおいしくオムライスを食べてもらうために、工夫するとよいポイントをご紹介します。
ケチャップの使用量を減らす
オムライスにはチキンライスの味つけやソースとしてのトッピングにケチャップを使うことが多いため、味の濃さや塩分の多さが気になるママもいるようです。ケチャップの使用量を減らすために、トマトを加熱したものやトマトジュースと混ぜて使うとよいかもしれません。
ケチャップを手作りしたり、子どもの用のケチャップを選ぶという方法もあるようです。
卵がやわらかい食感になるよう工夫する
卵を溶くときに牛乳や水などの水分やマヨネーズを加え、オムライスの食感がやわらかくなるよう工夫しているママの声がありました。さらに泡立て器を使い、白身を切るように丁寧にかき混ぜるとよいようです。
加熱しすぎないように手早く仕上げるのも、やわらかい食感に仕上げるためのポイントでしょう。中火で卵をかき混ぜながら加熱し、半熟になったら火を消して、余熱で火を通すというママもいました。
スプーンや手づかみで食べやすいよう工夫する
子どもの自分で食べる意欲を高めるために、1歳頃の食事に手づかみ食べを取り入れているママも多いでしょう。卵を薄焼きにしてチキンライスを包めば、オムライスもおにぎりのように手づかみ食べすることができます。
この時期にスプーンやフォークを使って食べる練習を始める子どももいるようです。子どもがスプーンを使ってすくい取りやすいよう、あらかじめ卵を1口サイズに焼いたり切ったりしてもよいかもしれません。
1歳児の幼児食に作るオムライスの簡単レシピ
1歳の幼児食に子どもが楽しく食べられる、オムライスのレシピをご紹介します。
【1歳~1歳半】トマトたっぷりのオムライス
チキンライスとソースにトマトを使うことで、ケチャップの使用量を減らし、フレッシュな味わいを楽しめるオムライスです。
スクランブルエッグは、薄焼きの卵と比べて1口分をすくいやすいので、スプーンで食べる練習をしている子どもも食べやすいかもしれません。
【1歳~1歳半】オムライスおにぎり
子どもが手づかみ食べできるオムライスのおにぎりのレシピです。チキンライスは炊飯器で作るので、フライパンなどの洗い物が少なくて済むかもしれません。炊飯するときは1歳の子どもが食べやすいよう、水を多めに入れて軟飯にしてもよいでしょう。
卵を溶くときに少量の片栗粉を入れると、薄焼き卵が破れにくかったというママもいました。
【1歳半~2歳】電子レンジで作るオムライス
電子レンジで作ることができるオムライスのレシピです。ご飯や卵の加熱時間は、温度や卵の固まり具合を見ながら調整しましょう。火を使わずに作ることができ、混ぜる工程が多いので、1歳の子どももいっしょに料理を楽しめるかもしれませんね。
【1歳半~2歳】イベントの献立にもぴったり!オムライスのワンプレート
誕生日や季節のイベントの献立に、オムライスをメインとして取り入れてみてもよいかもしれません。
ケチャップでお祝いのメッセージを書いてハートや星の形の野菜で飾ったり、抜き型をアルファベットや数字にして野菜でメッセージを作ったりと、さまざまなアレンジを楽しめそうですね。
おいしいオムライスを作って1歳の幼児食を楽しもう
1歳の幼児食は薄味を心がけ、子どもの歯や噛む力の成長に合わせた固さに食材を調理するとよいようです。
オムライスは工夫次第で手づかみ食べができたり、華やかなお祝いのメニューにもなったりと、幅広い楽しみ方ができるでしょう。電子レンジや炊飯器を活用したり、ミックスベジタブルを取り入れるとさらに簡単に作れるかもしれません。
1歳の幼児食にオムライスを作り、子どもがおいしく食べてくれるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年12月20日の記事作成時点のものです。
※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。