鶏肉とさつまいもを使った離乳食を作るとき。作り方のコツやアレンジレシピ

鶏肉とさつまいもを使っておいしい離乳食を作ろう

鶏肉とさつまいもを使った離乳食を作るとき。作り方のコツやアレンジレシピ

鶏肉とさつまいもを使った離乳食を作りたいとき、どのようなレシピにするか悩むママもいるかもしれません。今回は、鶏肉とさつまいもを使った離乳食の作り方のコツや、ママたちの体験談をもとにしたアレンジレシピをご紹介します。

鶏肉とさつまいもを使って離乳食を作りたい

たんぱく質が豊富な鶏肉とビタミンや食物繊維の含まれるさつまいもを使った離乳食を作りたいと思うママもいるのではないでしょうか。どのように取り入れたらよいのか調理方法やレシピに悩むこともあるかもしれません。


ママたちの体験談をもとに、赤ちゃんが鶏肉を食べられるようになる離乳食中期頃からのアレンジレシピをまとめてみました。

鶏肉とさつまいもを使った離乳食を作るときのコツ

鶏肉とさつまいもを使った離乳食作りのコツにはどのようなものがあるのでしょうか。


離乳食で鶏肉を使うとき

鶏肉は離乳食中期から取り入れることができますが、はじめて使うときは油分の少ない赤身や鶏ささみから使うとよいでしょう。離乳食で鶏ささみを使う場合は筋を取る必要があるので、時短で調理したい場合は、筋を取ってある鶏ささみを購入するとよいかもしれません。鶏肉を使うときは、最初に茹でてから細かく刻んだり、みじん切りにしたりにすると調理しやすいでしょう。


離乳食でさつまいもを使うとき

カットしたさつまいも
iStock.com/marekuliasz

さつまいもは皮を厚めにむいてから大きめのひとくちサイズに切り、水にさらしてアク抜きをしましょう。加熱方法には、茹でたり、蒸す以外にレンジを使うこともできるようですが、離乳食を作るときにはレンジが手軽に作りやすいかもしれません。離乳食初期は、さつまいもは裏ごしする必要がありますが、中期頃からは子どもの様子にあわせて、大きさや固さを調整するとよいでしょう。

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鶏肉とさつまいもを使った離乳食のアレンジレシピ

鶏肉とさつまいもを使ったアレンジレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。ママたちに聞いてみました。


【離乳食中期】さつまいもの鶏そぼろあんかけ

30代ママ
30代ママ

鶏肉のささみとさつまいもを使ってさつまいもの鶏そぼろあんかけを作りました。にんじんはみじん切り、さつまいもはさいの目に切り柔らかくなるまで加熱します。鍋に水を入れ、鶏肉とさつまいも、にんじんを入れ、しょうゆと鶏肉のささみのゆで汁で味付けします。最後に片栗粉を入れながらよく混ぜ、とろみがついたら完成です。

片栗粉でとろみをつけると離乳食中期頃の子どもが食べやすいかもしれません。さつまいもの甘みが気に入ったようで、離乳食をおいしそうに食べてくれたというママの声もありました。


【離乳食中期】さつまいもと鶏肉のおかゆ

30代ママ
30代ママ

アク抜きをして小さく切ったさつまいもをアルミホイルで包み、お米と一緒に炊きます。その間にささみを茹でてみじん切りにしておきます。ごはんが炊きあがったらさつまいもをつぶし、おかゆを作ってさつまいもとささみを全部混ぜ合わせたら完成です。

さつまいもをごはんと一緒に炊くと調理の時短につながりそうですよね。おかゆを作るときにベビーフードのだしを加えると、子どもがおいしそうに食べてくれるというママもいました。


【離乳食後期】鶏肉とさつまいものソテー

鶏肉のソテー
iStock.com/ChristiLaLiberte
30代ママ
30代ママ

鶏肉とさつまいもでソテーを作りました。さつまいもは食品宅配サービスのさつまいもスティックを使用しています。耐熱容器にさつまいもスティックを入れ電子レンジで加熱し、その間に鶏肉をそぎ切りにします。鶏肉に水で薄めたしょうゆと片栗粉をまぶしよく混ぜます。最後にフライパンにバターを敷き、鶏肉とさつまいもを焼いたら完成です。

冷凍で販売されているさつまいもスティックなどを活用すれば、離乳食を作るときに便利かもしれません。鶏肉を使わずに、さつまいもだけをソテーしてすりごまをふりかければ、おやつにアレンジすることもできそうですね。


【離乳食完了期】鶏肉とさつまいものグラタン

20代ママ
20代ママ

離乳食完了期に、鶏肉とさつまいものグラタンを作りました。さつまいもの皮をむき、水にさらしてアク抜きをします。さつまいもはレンジで加熱してフォークの背などでつぶし、牛乳を加えてしっかりと混ぜます。そのあとみじん切りにした玉ねぎと鶏肉を油を敷いたフライパンで炒めます。最後にグラタン用の耐熱容器に鶏肉とさつまいもと玉ねぎを入れ、粉チーズをふりかけたらオーブンで焼いて完成です。

冷蔵庫にある野菜を使って、ほうれん草を入れたりかぼちゃを加えたりしてもおいしいかもしれません。グラタンだと子どもが苦手な野菜も食べられるというママの声もありました。子どもが好きな野菜を使って工夫すればおいしく食べられるようになるかもしれませんね。

鶏肉とさつまいもを使っておいしい離乳食をつくろう

離乳食を食べる赤ちゃん
© ucchie79 - Fotolia

鶏肉とさつまいもを使った離乳食作りでは、月齢に合わせてさつまいもをつぶしたり鶏肉をみじん切りにするなどママたちはさまざまな工夫をしているようです。子どもが初めて鶏肉やさつまいもを食べて苦手そうな反応を示したときは、上にチーズを乗せたり炒めるなど調理法を変えてみることでおいしく食べられるようになるかもしれません。

鶏肉とさつまいもを使った離乳食で、子どもがおいしく離乳食を食べてくれるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2019年10月15日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2019.11.02

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