里帰り出産中の作り置きレシピ。作ったものや保存方法  

冷凍できる作り置きレシピとアイディア

里帰り出産中の作り置きレシピ。作ったものや保存方法  

里帰り出産をしている間のパパのごはんに、作り置きを用意しようと考えるママもいるでしょう。日持ちするように冷凍できる作り置きや、定番メニュー以外のアイデアレシピを知りたいこともあるかもしれません。今回は、里帰り出産中の作り置きごはんを用意するときのポイントや、作り置きのアイデアレシピをご紹介します。

里帰り出産のときにパパの作り置きごはんは用意した?

里帰り出産でしばらく家を離れるママは、パパのごはんをどうしようか考えることもあるでしょう。里帰り出産のときにパパに作り置きごはんを用意したか、ママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

夫はある程度料理ができますが、包丁が苦手なことと面倒くさがりな性格もあり、作り置きごはんを用意しました。

30代ママ
30代ママ

夫は出張の多い仕事のため自宅でごはんを食べることが少なく、食べる場合でも自分で料理ができるので、作り置きはしませんでした。

里帰り出産中の作り置きごはんを用意するかしないかは、パパの性格や料理ができるかどうか、仕事による生活スケジュールなど、さまざまなポイントを考えて決めたというママの声がありました。

パパが自炊できない場合や、お弁当やお惣菜を買うお金の節約をしたい場合は、ママが作り置きごはんを用意しておくと、パパの健康管理や家計のためによいかもしれませんね。

里帰り出産中の作り置きごはんを用意するときのポイント

パパに作り置きごはんを用意するときは、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。


簡単調理で食べられるものにする

作り置きごはんを食べるときは、温めたり焼いたりなど、多少の調理が必要となる場合もあるでしょう。パパができるだけ手軽に食べられるように考えて、簡単な調理で作れるごはんを用意したというママの声がありました。

豚肉とスライスした玉ねぎ、すき焼きのたれを保存袋に入れて冷凍すれば、フライパンで焼くだけで豚丼が作れるようです。煮物やカレーなど、電子レンジで加熱するだけで食べられる料理の他にも、ちょっとした調理で作れるおかずを用意しておくとよいかもしれませんね。


保存期間にあわせて保存方法を変える

作り置きとして作った料理のメニューや量によって、数日で食べきってほしいものや、長く食べられるようストックしておきたいものもあるでしょう。里帰り出産中の作り置きとして、冷蔵のおかずと冷凍のおかずの両方を用意したママがいました。

数日以内に消費できるものは冷蔵保存し、それ以降に食べるものは冷凍保存するなど、保存期間に合わせて保存方法を変えるとよいでしょう。


小分けにして保存する

冷凍容器
Africa Studio/Shutterstock.com

冷凍した料理は固くなるため、一度に大量に保存したものを、その日食べる量だけ分けて取り出すことは難しいかもしれません。冷蔵保存したものでも、取り出すたびに空気に触れることで劣化が気になるママもいるでしょう。

作り置きごはんを用意するときは、一食分が入る容器などを活用して、作り置きごはんを小分けに保存するとよいでしょう。パパが仕事から帰宅したあとにごはんを炊くと時間がかかるため、一膳分ずつ小分けにしたごはんを冷凍するとよろこばれたというママもいました。


いつまでに食べてほしいかをメモする

作り置きごはんの中から今日食べるものを選ぶときに、「これはいつまでに食べればよいのか」とパパが迷うこともあるかもしれません。食べてほしい目安の日数をメモに残し、パパに伝えたというママがいました。

それぞれの保存容器や袋に直接書いたり、一覧で分かるようにしたメモを冷蔵庫に貼っておいたりするなど方法はいくつかあるので、パパがわかりやすいように用意できるとよいですね。

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冷凍できる作り置きごはんのアイデアレシピ

里帰り出産中には、冷蔵に比べて保存期間が長い、冷凍の作り置きごはんを用意したいと考えることもあるでしょう。冷凍できる作り置きごはんとしては、カレーやハンバーグなどが定番かもしれません。

今回は、里帰り出産中の作り置きごはんを用意するママに向けて、冷凍保存ができる定番メニュー以外のアイデアレシピをご紹介します。


使い道いろいろ。肉と野菜のそぼろ

  1. 玉ねぎとにんじんの皮をむき、みじん切りにする
  2. フライパンで油を熱して1を炒める
  3. 2に火が通ったらひき肉と塩こしょうを加えてさらに炒める
  4. 3に醤油、酒、みりん、砂糖を加えて混ぜ、汁気がなくなるまで炒める
  5. 粗熱がとれたらフリーザーバッグに入れて平らにし、冷凍する

ごはんにかけたり、パンにチーズといっしょにのせてトーストにしたりと、アレンジしやすいそぼろのレシピです。平らにして冷凍すると、板チョコのように使いたい分だけパキッと折って取り出すことができるので便利でしょう。

肉といっしょに野菜もたくさん食べてほしいときは、使う野菜の種類や量を増やしてもよいかもしれませんね。


魚介のうまみたっぷりのブイヤベース

ブイヤベース
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  1. 下処理済みのイカを輪切りにする
  2. エビの殻をむき、背ワタを取り除く
  3. あさりを塩水につけて砂出しし、流水でこすり洗いする
  4. 白身魚の切り身、玉ねぎ、カリフラワーを適当な大きさに切る
  5. フライパンに油を入れ、にんにくと鷹の爪を熱し、香りが出たら取り出す
  6. 5に1、2、4を入れて炒め、火が通ったら3とトマト缶、顆粒のコンソメ、ローリエを加えて煮る
  7. 塩で味をととのえ、粗熱がとれたら保存容器かフリーザーバッグに入れて冷凍する

定番の作り置きごはんや市販のお惣菜だと、肉がメインのものが多く、味や栄養の偏りが気になる場合もあるでしょう。魚介をたくさん使ったブイヤベースを作り置きしておくと、献立に変化が出てパパも飽きずにおいしく食べられるかもしれません。

スパゲティを入れてスープパスタにしたり、パンを浸して食べたりとさまざまな味わい方ができるようです。スープごと冷凍するので、魚がパサパサした食感になることも避けられるでしょう。


具だくさんチャーハン

  1. 焼豚、にんじん、しいたけを1cmほどの角切りにする
  2. 長ネギ、ほうれん草を1cmほどの大きさに切る
  3. ボウルにごはん、マヨネーズ、卵、顆粒の中華だしを入れてよく混ぜる
  4. フライパンで3をじっくり炒め、パラパラになったら一度取り出す
  5. フライパンをきれいにして油をひき、にんじんとしいたけを炒める
  6. 火が通ったら焼豚、2、4を加えて混ぜながら炒め、醤油と塩こしょうで味をととのえる

ゴロゴロとした具材がたくさん入ったチャーハンは、食べ応えがあり一品で献立が完結するので、パパが手軽に食べやすいでしょう。

里帰り出産中の食事でパパが白ごはんに飽きたときや、忙しくて炊飯ができないときにも、作り置きとしてチャーハンがあるとよろこばれるかもしれません。

里帰り出産中の作り置きごはんはパパが食べやすい料理を用意しよう

パパの食事
Krakenimages.com/Shutterstock.com

里帰り出産のときにパパの作り置きごはんを作ったママに話を聞くと、パパの好みや調理しやすいかなどのポイントを考えて用意したという声がありました。

里帰り出産の期間は人によってそれぞれですが、冷凍保存した作り置きごはんを用意しておくと、冷蔵よりも日持ちがするので便利かもしれません。

定番の味もよいですが、ちょっと新鮮味のあるものやさまざまな楽しみ方ができるアイデアメニューを作っておくと、パパも毎日の食事が楽しみになるでしょう。

パパがよろこぶごはんを考えながら、里帰り出産中の作り置きを用意できるとよいですね。

2020.04.08

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