おせちに小魚を使ったごまめを作ってみよう。作り方やアレンジレシピ

作るポイントや盛りつけ方など

おせちに小魚を使ったごまめを作ってみよう。作り方やアレンジレシピ

おせちに小魚を使ったごまめや田作りを作ろうと考えているママもいるのではないでしょうか。今回の記事は、電子レンジを使った簡単なごまめの作り方とくるみを使ったごまめや日持ちのする佃煮などのアレンジレシピ、ごまめを作るときのポイントや盛りつけ方について体験談を交えてお伝えします。

おせちに作るごまめとは

お正月に備えておせち料理を用意しようと考えたとき、小魚を使ったごまめを作ってみようと考えるママもいるのではないでしょうか。ごまめとは、カタクチイワシの幼魚の乾燥品を使って作ったおせち料理のことをさすようです。

ごまめのことを田作りと呼ぶ地域もあるようですが、昔はイワシを畑の肥料に使っていたことから「田を作る」というのが名前の由来のようで、お正月にごまめを食べることで五穀豊穣や豊作祈願を願う意味があるそうです。

今回は、ごまめの作り方や盛りつけ方などについて、ママたちに話を聞いてみました。

ごまめの作り方やアレンジレシピ

小魚を使ったごまめの作り方や、簡単なアレンジレシピが知りたい方もいるかもしれません。ママたちに聞いたごまめの作り方をご紹介します。


基本のごまめ

20代ママ
20代ママ

フライパンに小魚を入れ10分程炒り、バットに移して粗熱を取ります。鍋で砂糖や醤油、酒とみりんなどの調味料を煮詰めたものに小魚を絡めれば、ごまめの完成です。十分に冷ましてから盛りつけました。

フライパンで炒った小魚を、煮詰めた調味料に絡めるのが基本のごまめの作り方になるようです。ごまめを作ったママからは、炒った小魚をざるにあけてごみをふるい落としておくと、よりきれいな仕上がりになるという声も聞かれました。


くるみ入りのごまめ

くるみを入れる
irin-k/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

耐熱皿に広げた小魚とくるみは、それぞれ電子レンジで1分程加熱して乾燥させます。フライパンに砂糖やみりん、しょうゆと水を入れて火にかけ、泡が立ってきたら小魚とくるみを入れて、手早くかき混ぜます。酒を少量振りひと混ぜし、火からおろしたら完成です。

基本のレシピをアレンジして、風味や食感が香ばしいくるみを入れたごまめを作ってみるのもよいかもしれません。電子レンジで小魚を炒る方法も簡単に取り入れられそうですね。

ごまやアーモンドなどを入れてもおいしく作れそうです。


ごまめの佃煮

30代ママ
30代ママ

ごまめに使った小魚が余っていたので佃煮を作ってみました。小魚をパリッとするまでフライパンで炒り冷ましておきます。空いたフライパンに砂糖やしょうゆなどの調味料を煮立て、ごまと小魚を絡めたらできあがりです。余った小魚で日持ちのするおかずができました。

ごまめに使う小魚を使って佃煮を作ったママもいるようです。佃煮は味つけ次第で、ご飯にあうおかずにもなりそうですね。

佃煮を作ったママからは、無塩の小魚を使いしょうゆの量も控えて作ってみたところ、薄味になり子どものおやつに喜ばれたという声も聞かれました。

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ごまめを作るときのポイント

ごまめを作るときは、どのようなことに気をつけて調理すればよいのでしょう。ママたちに、ごまめを作るときのポイントを聞きました。


小魚をよく乾燥させる

小魚はよく炒って乾燥させる
leungchopan/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

ごまめを作るときは、小魚をよく炒って乾燥させることがポイントだと思います。ごまめがポキっと折れるくらいまで炒ることで、食べたときの食感もよくなるように感じました。

小魚をよく乾燥させることで、ごまめを食べたときの食感がよくなるというママの声がありました。乾燥できているかどうかわかりにくい場合は、炒って粗熱を取った小魚を実際に食べて確かめてもよいかもしれません。


たれが熱いうちに小魚をあわせる

20代ママ
20代ママ

小魚と煮詰めた調味料をあわせるときは、できるだけたれが熱々のうちに絡めるようにしています。ごまめのたれは冷めると少しずつ固くなっていくので、とろっと柔らかいうちにあわせることで小魚1本1本に絡みやすいと思いました。

ごまめのたれが熱く柔らかいうちに、手早く小魚と絡めることを意識しているママもいるようです。調理のポイントを押さえて作ることで、小魚に甘辛いたれがよく絡んだパリパリのごまめを家族に振る舞うことができそうですね。


小魚がくっつきにくくなるよう工夫する

30代ママ
30代ママ

小魚に調味料がまんべんなく絡んだら火からおろし、ほんの少量の酒を振りいれてさっと混ぜます。こうしてひと手間加えることで、小魚同士がくっつきにくくなるように感じました。

20代ママ
20代ママ

以前ごまめを作ったときに、たれを煮詰めすぎて固くなり、小魚同士がくっついてしまったことがありました。それ以来、できるだけたれを煮詰めすぎないよう気をつけています。

食べるときに小魚がくっつきにくくなるよう工夫することも、ごまめを作るポイントのひとつかもしれません。小魚を絡めたらごまめのたれが固まる前に、クッキングシートを敷いたバットや広めの器の上に広げておくとよさそうです

ごまめの盛りつけ方

おいしく作ったごまめをおせちの重箱などへきれいに盛りつけるには、どのように工夫するとよいのでしょう。ごまめの盛りつけ方について聞いてみました。


ごまめの頭の向きを揃える

20代ママ
20代ママ

おせちの重箱にごまめを盛りつけるときは、頭の向きを揃えることを意識しています。ごまめの頭の向きを揃えて盛りつけることで、とてもきれいな見た目になりました。

ごまめの頭の向きを揃えて盛りつけることを意識しているママがいるようです。ママのなかには、頭の向きを揃えたごまめを少量ずつ盛りつけることで見た目がきれいになったという声もありました。


重ねて盛りつけて高さを出す

30代ママ
30代ママ

おせち料理のレシピ本を参考にして、ごまめを高く重ねて盛りつけてみました。小魚同士を中央に向かって立てるように盛りつけると、上品な見た目になるように感じます。

ごまめがより上品に見えるよう、高さを出して盛りつけているママもいるようです。家族のために丁寧に盛りつけることで見た目も美しくなり、よりごまめがおいしく感じられそうですね。

おせちにごまめを作ってみよう

おせちを食べる家族
iStock.com/recep-bg

ママたちに田作りやごまめの作り方やレシピを聞いてみると、香ばしさのあるくるみなどを入れてみたり日持ちのする佃煮を作ったりと、さまざまにアレンジしているようです。電子レンジを使うことで、簡単に小魚を炒りやすかったというママの声もありました。

見た目が美しくなるような盛りつけ方も考えながら、五穀豊穣や豊作祈願を願うおせち料理のごまめをおいしく作れるとよいですね。

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2019.09.07

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