子育てのイライラをコントロールできないときの対処法

子育てでイライラするのは悪いことじゃない

子育てのイライラをコントロールできないときの対処法

子育てでイライラしてしまった経験をもつママやパパは多いでしょう。せっかくの子どもと過ごす時間、イライラしている姿はなるべく見せたくないですよね。ちょっとした工夫でイライラする時間も楽しく切り替えることができるかもしれません。

子育てでイライラしてしまう原因は?

子育てでイライラしてしまうのはどんなときでしょうか。


夜泣き

1歳児のママ
1歳児のママ

赤ちゃんが夜泣きで全然寝てくれないときにイライラします。

赤ちゃんが夜中何度も起きてしまうと寝不足になるのでつらいというママもいました。


離乳食を食べない

離乳食
iStock.com/jreika
0歳児のママ
0歳児のママ

せっかく作った離乳食を食べてくれなくて困っています。

せっかく栄養バランスを考えて離乳食を作っても、なかなか食べてくれないのでイライラしてしまうという声もありました。


家事が進まない

0歳児のママ
0歳児のママ

子どもが後追いしてなかなか家事が進まないとだんだん焦ってきてイライラしてしまいます。

キッチンで料理しているときに子どもが後追いして大泣きしてしまい、離乳食や夕飯の準備ができないときにイライラしてしまうというママもいました。


体調が悪い

1歳児のママ
1歳児のママ

体調が悪くても子どものお世話をしなければならないときにイライラして気持ちがコントロールできなくなります。

子どもがぐずぐずしているとき、自分の体調が悪く余裕がないとイライラしてしまいますよね。

ママやパパたちの子育てイライラ解消エピソード

洗い物をする男性
iStock.com/monzenmachi

子育てでイライラしてしまったとき、ママやパパたちはどのようにイライラした気持ちをコントロールしているのでしょうか。気分転換のコツや実際に試してみて良かったこと、上手くいかなかったことなどを聞いてみました。

1歳児のママ
1歳児のママ

寝不足や調子が悪くて情緒不安定なときにイライラします。イライラがコントロールできないときはまず横になって休んだり、パパに家事育児を任せたり、買い物に行くなどしてリフレッシュするように心がけています。子どもと支援センターや児童館などに行くようにしていたときもありましたが、人間関係がストレスになり、あまり気分転換になりませんでした。

30代 1児のママ
30代 1児のママ

やることがたくさんあるのに、子どもが言うことを聞いてくれないときにイライラしてしまいます。イライラしてしまったときはキッチンや別の部屋に移動するなどして、子どもと距離をおいています。家事をしているうちにイライラが収まることも多いです。甘いものを食べて気持ちを落ち着かせようとしたこともありましたが、あまり変わりませんでした。」(30代 1児のママ)

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それでも子育てにイライラしてしまうときは

イライラが収まらないとき、ママたちはどのように気持ちをコントロールしているのでしょうか。


言葉で伝える

子どもが癇癪を起こして泣き止まなくなったり、おむつ替えを嫌がったりするとママやパパは困りますよね。しかし、子どもはママやパパを困らせたいと思っているのではなく、子どもなりにその瞬間を過ごしているからでしょう。嫌なことがあれば泣いて、何か知りたいことがあれば分かるまで聞いてくることにママやパパはイライラしてしまうかもしれません。
「パパもそれ知りたいからあとで一緒に調べてみようね。」や「ママこれから洗濯物畳むからちょっと待っていられる?」などと言葉にして伝えると子どもも分かるかもしれません。


ママ友と会って話す

子育てに家事に仕事にと日々忙しく過ごしていると、何もない日は家でゆっくりしたいと思うかもしれませんが、子どもが小さいと子どもの世話に追われて家でゆっくりする時間も十分にとれないでしょう。

休日にパパや親など子どもを預けられるのであれば、少しの時間お願いをして、ママ友と会うとよいでしょう。ランチをしながら子育て経験のあるママ友と話せばリフレッシュになるかもしれません。


イライラはずっとは続かないと考える

子育てでイライラする要因は、子どもの年齢とともに変化していくでしょう。ママやパパが子育てで抱えているイライラの原因は今だけだと考えるとイライラが収まるかもしれません。

子育てする中にイライラするのは、ママやパパが子どもと向き合っているからこそでしょう。気持ちをコントロールできないときがあるのも当たり前だと思って、今日明日ではなく、数年後の子育てをイメージしてリラックスすれば気持ちが軽くなるかもしれません。


子どもを見守る

子どもが泣き止まなくなってしまうと、ママやパパは焦ってしまうかもしれません。
特に外出先だと周りの目も気になるので、泣き止ませることに必死で子どもがどうして泣いているのかを考えられないときもあるでしょう。

そんなときは、子どもを見守るのも1つの手です。身のまわりの安全を確認して泣いていても少しの間見守ってから「落ち着いた?」と声をかけてあげてもいいですね。

子育てでイライラしたときは

笑顔のママと赤ちゃん
iStock.com/polkadot

子育てのイライラをコントロールする方法や考え方をいくつかご紹介してきましたが、子どもが癇癪を起こしているときは手がつけられない状態になることも多く、イライラをコントロールしようと思ってはいてもイライラしてしまう日もあるでしょう。

子育てでイライラしたときは、ママやパパたちは自分を責めずに、どのような対策をしたらイライラがコントロールできるかを考えたり、いろいろな方法を試してみるとよいかもしれません。

2019.08.31

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