夜間断乳のやり方とコツ。夜間断乳できてよかったこととは

子どもが泣くので大変。乗り越えた体験談

夜間断乳のやり方とコツ。夜間断乳できてよかったこととは

夜間断乳をしようと決断しても、母乳を欲しがって泣く子どもとの戦いにくじけそうになるママは多いかもしれません。夜間断乳を始めやすい年齢はあるのでしょうか。夜間断乳のやり方を知りたいというママに向けて夜間断乳を成功させる秘訣、夜間断乳で苦労したことや対処法などを体験談を交えてご紹介します。

夜間断乳をしようと思ったきっかけ

夜だけ授乳をやめることを夜間断乳といいます。ママたちが夜間断乳をしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?子どもが何歳のときに決断したのでしょうか。

30代ママ
30代ママ

生後3カ月の頃に母乳の出が悪くなってきたので夜間断乳をしようと思いました。

30代ママ
30代ママ

不妊治療を再開できなかったため、1歳4カ月のときに夜間断乳を始めました。

30代ママ
30代ママ

保育園から「離乳食を食べないのは授乳しているからではないか」との言葉を受けて子どもが2歳のときに夜間断乳を決行しました。

このように問題に直面して夜間断乳をしたというママが複数人いました。保育園入園を機に夜間断乳を試みたというママも多いようです。

夜間断乳を始める時期

ベビーベッド
iStock.com/Kyryl Gorlov
30代ママ
30代ママ

1歳になったら断乳しようと決めていました。日中は離乳食をよく食べていたので、あとは夜間断乳だけという感じでした。

夜間断乳を始めるときの子どもの年齢には幅があるようですが、夜中に起きる回数が減ってくる1歳前後のタイミングで夜間断乳を始めるというママは少なくないようです。

また離乳食完了期に入れば離乳食をたくさん食べるようになり母乳を飲む量も少なくなってくるので、1歳~1歳半に夜間断乳を始めるのもよさそうです。

長時間の授乳をしなくても子どもが起きなくなってきた頃が、夜間断乳に成功しやすい時期かもしれません。喉が渇いて泣いたときのために、母乳の代わりにミルクやお茶などの水分が飲めるようになってから夜間断乳を始めるとよいでしょう。

夜間断乳で苦労したこと

夜間断乳に踏み切ったものの、殆どのママは激しく泣く子どもに悪戦苦闘するようです。

30代ママ
30代ママ

1週間くらいはよく泣いたので寝不足で大変でした。精神的にもつらかったです。

30代ママ
30代ママ

ママ友から「大変なのは最初の3日間。さみしくなるくらい母乳のことを忘れてくれるよ」と言われていましたが、実際には1カ月も夜間断乳ができずつらかったです。

30代ママ
30代ママ

激しく泣かれたので近所に迷惑ではないかと心配になりました。

夜間断乳で子どもがなかなか泣きやまず、睡眠不足になってしまうことにストレスを感じるママが多いようです。また泣き声で上の子どもまで起きてしまうということもあるかもしれません。

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夜間断乳に苦労したママたちはどのように乗り切って夜間断乳を成功させたのでしょうか。


ミルクを飲ませる

哺乳瓶
iStock.com/stevanovicigor

母乳を飲ませない代わりにミルクを与えたら子どもは落ち着いて眠ってくれたようです。


子どもに言葉で伝える

30代ママ
30代ママ

子どもに断乳することを言葉で伝えていました。

まだ言葉が話せない子どもでも、ママの気持ちを伝えることで夜間断乳に成功したというママは少なくありません。

子守歌を歌ってあげることで、子どもを授乳なしで寝かしつけ夜間断乳に成功したというママもいました。ママの声を聞かせてあげると子どもは安心できるのかもしれません。


小物を使ってあやす

おしゃぶりやガラガラ、オルゴールなど、赤ちゃんの好きな小物を使ったり心地よい音を聞かせて寝かしつけるのも効果がありそうです。


ママの寝息を聞かせる

抱いてあやしてもなかなか子どもが泣き止まないとき、ママが寝たふりしながら寝息を聞かせることで母乳なしで入眠することもあるようです。


日中に体をよく動かして遊ぶ

30代ママ
30代ママ

夜ぐっすり寝てくれるように日中は児童館に連れて行きました。

子どもが起きている日中はいろいろな場所へ出かけて体を動かしてあげましょう。疲れて夜はぐっすり眠ってくれるかもしれません。


昼寝の時間に注意する

30代ママ
30代ママ

寝かしつける時間や起こすタイミングに気をつけて昼寝をさせました。

夜に母乳なしでもぐっすり眠ってくれるよう昼寝の時間をきちんと決め、寝かしすぎないように気をつけるのも効果的なようです。


パパに協力してもらう

ママを見て母乳を思い出し子どもが泣きやまないこともあるかもしれません。パパに寝かしつけをお願いするのもひとつの手です。

また、泣く子どもをママがあやしている間にパパがミルクを作ったり、泣き声に起きてしまった上の子の寝かしつけをパパにお願いするなど、パパの協力が必要な場合は多いかもしれません。

夜間断乳をしてよかったこと

30代ママ
30代ママ

子どもの夜泣きが減ったように思います。(30代ママ)

30代ママ
30代ママ

私もパパもよく眠れるようになりました。(30代ママ)

30代ママ
30代ママ

私以外の人でも子どもの寝かしつけができるようになりました。(30代ママ)

30代ママ
30代ママ

自然と子どもの生活リズムが整っていきました。

夜間断乳に成功するとママもまとまった睡眠が取れるようになるでしょう。夜間断乳により感じる変化があるようです。

家族と協力して夜間断乳をしよう

笑顔の親子
iStock.com/Yagi-Studio

夜間断乳で大変なのは母乳を欲しがり泣く子どもへの対処ではないでしょうか。夜間の授乳時間を徐々に減らしていくか、きっぱり授乳をやめて夜間断乳を進めるかは、子どもの様子をみて決めると良いでしょう。

また母乳の代わりにミルクを与えるなどして、子どもが水分不足にならないよう注意が必要です。

夜間断乳に向けてママひとりで抱え込まず、パパや家族に協力してもらえると心強いでしょう。子どもが母乳から離れることで少し寂しい思いをするママもいるかもしれませんが、子どもの成長として喜んでくださいね。

2019.08.24

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