パパのトイレトレーニングへの関わり方。ポイントや意識すること

楽しく進めるための工夫とは

パパのトイレトレーニングへの関わり方。ポイントや意識すること

子どものトイレトレーニングに関わるときに、どのようなことを意識するとよいのか気になるパパもいるかもしれません。今回の記事では、男の子や女の子のトイレトレーニングへの関わり方や、年齢を意識した楽しくトイレトレーニングを進める工夫などを、体験談を交えてご紹介します。

パパがトイレトレーニングに関わるとき

子どものおむつはずしを考えたとき、トイレトレーニングに積極的に関わりたいと考えるパパもいるようです。ママといっしょにトイレトレーニングに取り組むとき、どのようなことを意識するとよいのか気になるパパもいるかもしれません。

トイレトレーニングに取り組むときに、パパはどのようなことを意識するとよいのでしょう。子どもがトイレトレーニングに楽しく取り組めるようにするための工夫とあわせて、体験談を元にご紹介します。

夫婦でトイレトレーニングを進めるポイント

夫婦で協力し、トイレトレーニングを進めたパパもいるようです。実際に、どのようなことを意識してトイレトレーニングに取り組んだのか聞いてみました。


やり方を共有する

3歳男の子のパパ
3歳男の子のパパ

子どものトイレトレーニングを初めるときに、トイレに誘うタイミングや声掛けの仕方などを、妻と話しあって決めました。トイレトレーニングのやり方を共有することで、子どもを混乱させることなく、一貫性のある取り組みができたと思います。

夫婦でトイレトレーニングのやり方を共有しておくことは、スムーズにトイレトレーニングを進めるために大切なことのようです。補助便座かおまるのどちらを使うかなども、夫婦で話しあって決めたというパパの声もありました。


役割分担をする

赤ちゃんのパンツ
Vladiri/Shutterstock.com
2歳女の子のパパ
2歳女の子のパパ

トイレトレーニング中は、トイレに失敗してパンツが濡れてしまったり、おもらししてしまったりすることもありました。そのようなときは、ママが子どものフォローをし、私が片づけをするなど役割分担をして取り組みました。

トイレトレーニングは、夫婦の役割を決めて取り組んだというパパの声がありました。パパのなかからは、役割分担することで心の余裕をもって子どもに接することができたという声も聞かれました。


子どもの様子を伝える

4歳男の子のパパ
4歳男の子のパパ

トレーニング中は、妻と私のどちらかが子どもをトイレへ連れて行くようにしていました。トイレが終わったら、上手にできたかなど、そのときの様子などをお互いに報告しあうようにしていました。

夫婦でトイレトレーニングを進めるときは、子どもの様子をお互い伝えあうよう意識していたパパもいるようです。トイレの成功が多くなってくると、夫婦で喜びを共有できて嬉しかったというパパの声もありました。

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パパがトイレトレーニングを進めるとき意識したこと

トイレトレーニングを進めるときにはどのようなことを意識するとよいのか、パパたちに聞いてみました。


環境を整える

2歳女の子のパパ
2歳女の子のパパ

トイレトレーニング中は、子どもがおもらししても掃除がしやすいよう、カーペットや敷物など汚したくないものは片づけ、フローリングですごすことにしました。掃除の負担が減ることで、イライラせずに取り組めたと思います。

トイレトレーニングを初めるときには、取り組みやすい環境づくりが大切かもしれません。パパのなかには、趣味のDIYでトイレの踏み台を作ったところ、子どもが喜んでトイレへ行くようになったという声もありました。


トイレに誘う

トイレ
iStock.com/miya227
3歳男の子のパパ
3歳男の子のパパ

息子のトイレトレーニングをするときは、私が積極的にトイレへ誘うようにしました。私がトイレへ行くときも子どもをいっしょに連れて行くことで、子どもが私のやり方を真似て、上手に排泄できるようになりました。

男の子の場合、パパが見本となってトイレトレーニングを進めることもあるようです。立って排泄する方法は、パパから子どもに教えるようにするとスムーズだったというママの声もありました。


成功したら褒める

2歳女の子のパパ
2歳女の子のパパ

娘のトイレトレーニングをするときには、失敗しても絶対に怒らないことを意識していました。成功したら『パパもとっても嬉しいよ』ということを伝えると、さらにやる気が湧くようでした。

トイレトレーニングに取り組むときは、成功したときにしっかり褒めることもポイントの一つのようです。パパのなかには、ママが家事や育児で忙しくイライラしているときこそ、穏やかに子どもに接するよう心がけていたという声もありました。

トイレトレーニングに楽しく取り組むための工夫

子どもとトイレトレーニングに楽しく取り組むために工夫していたことを、パパたちに聞いてみました。


好みのパンツを用意する

4歳男の子のパパ
4歳男の子のパパ

お兄さんに憧れる年齢になった子どもを『お兄さんパンツを買いに行こう!』と誘って、いっしょにパンツを買いに行きました。『おむつが外れたら履こう』と約束したところ、子どもはトイレを成功させようと頑張っていました。

子どもがパンツを履くことに憧れをもっている場合は、好みのパンツが履けるようになることを目標に、楽しくトイレトレーニングに取り組めるかもしれません。自分で選んだパンツを履くことで汚したくないという意識が働くのか、子ども自ら「トイレに行く」と言うようになったというパパの声もありました。


絵本を活用する

3歳女の子のパパ
3歳女の子のパパ

子どもが好きなキャラクターが主人公の、トイレに行く意欲が増すような絵本を購入し、夜寝る前に読み聞かせしていました。子どもも『トイレに行けることは素敵なことなんだ』という意識が芽生えたようで楽しく取り組めました。

絵本を活用することで、トイレトレーニングに楽しく取り組めたというパパの声がありました。トイレへの意欲をもたせる内容の絵本のほか、排泄の仕方をわかりやすく紹介した絵本などもあるようなので、目的にあわせて選んでみてはいかがでしょうか。


ご褒美シールを使う

4歳男の子のパパ
4歳男の子のパパ

トイレにカレンダーを貼り、子どもがトイレが成功した日は、好きなシールを貼るようにしました。シールを貼れる日が増えてくると、子どももカレンダーを見て嬉しそうにしていました。

楽しくトイレトレーニングを進める方法の一つとして、好きなシールを貼れるなど、トイレに成功したときのご褒美を設けてみるものよさそうです。パパのなかには、シールの台紙を手作りしてプレゼントすると子どもが喜んでくれたという声もありました。

トイレトレーニングは家族みんなで協力しよう

トイレトレーニング
© shirohige - Fotolia

子どものトイレトレーニングへの関わり方が気になるパパもいるようです。夫婦で協力して取り組むときには、やり方を共有したり、役割分担をしたりすることが大切かもしれません。

トイレトレーニングに取り組むときは、お兄さんに憧れる年齢の子どもとパンツを買いに行ったり、男の子や女の子が好きなキャラクターのご褒美シールを用意するなど、いろいろ工夫するとよいかもしれません。家族みんなで協力し、トイレトレーニングを進められるとよいですね。

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