クワガタのメスを飼ってみよう。オスとの見分け方や産卵させるコツ

クワガタのメスを育てるときのポイント

クワガタのメスを飼ってみよう。オスとの見分け方や産卵させるコツ

かわいいクワガタを捕まえたとき、オスとメスの見分け方や寿命を伸ばせるよう育てるポイントが知りたい方もいるかもしれません。今回は、クワガタのオスとメスの見分け方や餌の種類などメスを育てるときのポイント、動き回る仕草が見られたらオスと離すなど産卵させるコツについて、体験談を交えてお伝えします。

クワガタのメスを飼ってみよう

道端や林のなかなどで、クワガタを捕まえた経験のある方もいるのではないでしょうか。子どもといっしょに山へ捕りに行くこともあるかもしれません。

クワガタについて気になることを、ママやパパたちに聞いてみました。

20代ママ
20代ママ

クワガタはかわいいと思うのですが、メスとオスとの見分け方を子どもに聞かれてもよくわかりませんでした。種類や特徴など、はっきりとした見分け方があれば参考になるので知りたいです。

30代パパ
30代パパ

私は、子どもといっしょにクワガタを卵から育ててみたいと考えています。産卵させるときのコツがあればぜひ知りたいです。

ママやパパたちに聞くと、メスとオスの見分け方や産卵させる場合のコツが知りたいと言った声が聞かれました。

そこで、今回はクワガタのメスについてママやパパたちの体験談を集めてみました。

クワガタのオスとメスの見分け方

ママやパパたちに、クワガタのオスとメスの見分け方について聞いてみました。


あごの大きさ

クワガタのオスとメス
Kluciar Ivan/Shutterstock.com
30代パパ
30代パパ

私は、クワガタのあごの大きさでオスかメスかを判断しています。オスは歯のある大あごを持っているのに対し、メスはあごがとても小さいので、それを目安にしています。

クワガタのオスとメスの見分け方として、角のような見た目のあごの大きさが違うというパパの声がありました。オスの大あごは、メスを巡るオス同士の争いの際に使われるようです。


体の大きさ

20代ママ
20代ママ

オスとメスとの見分け方は、体の大きさで見ています。同じ種類のクワガタを見たときにメスの方がオスよりも小さめだったのでかわいいと感じ、どちらがメスなのかわかりやすかったです。

クワガタのオスとメスは、体の大きさでも見分けることができるようです。

ママのなかには、子どもといっしょにクワガタについての本を見て体の大きさを調べ、オスとメスの見分け方を調べたという声もありました。


体のツヤ

30代のママ
30代のママ

私は、体のツヤや羽にあたる部分の模様を見て、オスかメスなのかを判断しました。クワガタによっては表面の模様も変わってくるようなので、昆虫図鑑と照らしあわせてどの種類のメスなのか判断しました。

クワガタのオスとメスの見分け方として、体の表面のツヤがあるかないかで判断しているママもいるようです。

メスによっては、羽の部分に筋張った模様がある種類もあるようなので、図鑑やインターネットで確認してみるとわかりやすいかもしれません。

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クワガタのメスを育てるときのポイント

クワガタなどの生き物を飼うときは、できるだけ寿命をまっとうできるよう環境を整えてあげることも大事かもしれません。

ママやパパたちに聞いた、クワガタのメスを育てるときのポイントをご紹介します。


飼育部屋

虫かご
iStock.com/gyro
20代のママ
20代のママ

クワガタを飼うために、ホームセンターで虫かごを購入しました。体が小さめでかわいいメスでも飼育部屋の中でゆったりとすごせるよう、大きめの虫かごを用意しました。

20代パパ
20代パパ

クワガタを飼うことになったとき、家にあった虫かごが割れてしまっていたので、新しいものを用意できるまで大きなプラスチック製保存容器で代用しました。クワガタが呼吸できるよう、蓋に穴を開けて密閉状態にならないように気をつけました。

クワガタを飼うときは、虫カゴや飼育ケースを使う他にも密封しなければ大きめのプラスチック製保存容器でも代用できるようです。プラスチック製保存容器もない場合は、大きめの瓶でも飼育部屋として使うことができたというパパの声もありました。


餌の種類

20代のママ
20代のママ

普段は、ホームセンターで購入したクワガタ用のゼリーをあげています。ゼリーを切らしてしまったときは、リンゴやバナナなどを切ってあげるときもあります。

クワガタにあった餌の種類を考えることも、育てるときのポイントのひとつかもしれません。

ママのなかには、以前スイカなど比較的水分の多めの餌をあげたときに、クワガタの尿が増えて不衛生に感じたことがあったので、ゼリーがない場合はりんごかバナナにしているという声もありました。


飼育環境

30代のママ
30代のママ

私はクワガタの寿命を伸ばせるよう、飼育環境を整えてあげることもポイントだと思います。クワガタは乾燥に弱いと聞いたので、子どもに毎日霧吹きを使って水を吹きかけてもらっています。

クワガタが生育しやすいよう乾燥を防ぐなど、飼育環境を整えることも大切なようです。

他にも、クワガタの寿命を伸ばせるよう夏の気温が30度を超えそうなときは暑さ対策をするなど、飼育ケースの温度管理に気をつけているという声も聞かれました。

クワガタのメスに産卵させるコツ

クワガタのメスに産卵させるところから挑戦してみたい方もいるかもしれません。ママやパパたちに、クワガタのメスに産卵させるコツを聞いてみました。


オスとセットで飼う

20代のママ
20代のママ

クワガタを産卵させるときは専用のマットと産卵木、餌を入れた飼育ケースに、オスとメスを必ずセットで飼うようにしました。そのとき、必ずノコギリクワガタやコクワガタなど同じ種類のもの同士を入れるように意識しました。

クワガタのメスに産卵させたいときは、オスとメス同士を飼育ケースへ入れて飼うことが大切なようです。

パパのなかには、産卵させたいときは、できるだけ成虫になってから6カ月以上経ったオスとメスを入れるようにしているという声もありました。


産卵の仕草が見られたらオスと離す

30代のパパ
30代のパパ

活動の多い夜にクワガタを観察していると、メスが飼育ケース内を動き回ったり壁を登ろうとしたりしていました。メスが動き回るのは産卵場所を求めている可能性があると聞いたので、産卵に集中できるようオスと一旦離してみました。

オスとメスをいっしょに飼った場合、飼育ケースの中を動き回るなど産卵場所を探す仕草を見せる場合もあるようです。

オスとメスを一旦離してみてもなかなか産卵しないときは、また1つの飼育ケースに戻して育ててみるなど、様子を見ながらクワガタの産卵に挑戦してみるとよいかもしれませんね。

クワガタのメスを大切に育てよう

クワガタのメス
iStock.com/Qwart

クワガタのメスとオスの見分け方は、あごや体の大きさや表面のツヤで判断することができるようです。クワガタにあった餌の種類を考えることや、寿命を伸ばせるよう飼育環境を整えてあげることも育てるときのポイントかもしれません。

メスが飼育ケースの中を動き回る仕草を見せたときはオスと一旦離すなど、産卵させるときのコツも参考にしながら、かわいいクワガタのオスを育てられるとよいですね。

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