子育てを学ぶ。子育てから学ぶ。パパ、ママのための情報メディア「KIDSNA」

2017年01月10日

1月11日は「鏡開き」。正しい意味や作法で家族の健康を祈ろう

お正月に鏡餅をお供えしたご家庭も多いと思います。その鏡餅を食べるのが「鏡開きの日」。今年は1月11日です。そこで今回は、鏡開きの正しい意味や手順をご説明します。

鏡開きの本当の意味を知ろう

無病息災を祈る、年中行事

そもそも鏡餅は、年神様をお迎えする際の「居場所」としてお供えするもの。お正月の間ずっと神様は鏡餅にいるので、ありがたいパワーが宿る場所とされています。お正月が過ぎて神様を見送った後、そのパワーが宿った鏡餅を家族みんなでおいしくいただくのが「鏡開きの日」です。

また、お正月気分にひと区切りをつけて新しい年の日常生活をスタートさせるという意味もあります。

2017年は1月11日(水)が鏡開きの日

もともとは1月20日だった

年神様が家にいる間を「松の内」といいます。今は1月1日~7日まで(関西地区は~15日まで)をさし、それが終わった11日に鏡餅を開いて食べることが多くなりました。

もともと江戸時代の最初の頃までは、松の内を1月15日の小正月としていたので、1月20日頃に鏡開きをしていたそう。しかし、参勤交代など江戸幕府の基礎を固めたといわれている三代将軍の徳川家光が4月20日に亡くなったことから「月命日の20日を避けよう」という動きがあり、今の11日になったといわれています。

関西と関東では鏡開きの時期が異なる

関東地方をはじめとした多くの地域では、1月7日までが松の内、11日を鏡開きとしていますが、古式ゆかしい伝統を重んじる京都などの関西地区では、今でも小正月までを松の内と考え、15日中や20日に鏡開きを行うところも。「今、住んでいる地域の鏡開きの時期がわからない」という人は、ご近所の方に確認してみるといいでしょう。

包丁でカットするのはNG

鏡餅をいざいただく際に食べやすくカットするお家も多いことでしょう。もちろん普通に考えると包丁でカットするのが手っ取り早く、きれいに切れます。でも、「鏡開き」はもともと武家で始まった風習。そのため「切腹」を連想させる包丁などの刃物を使うのはNGです。できれば手で割るか木槌などでたたいて小分けにしましょう。

ちなみに普通なら「鏡餅を割る(割って食べる)」と言いところですが、「割る」だと縁起が悪いため、末広がりで明るいイメージの「開く」という表現になったようです。

子どもと一緒に作る、お餅レシピ

あんこ係は子どもにお任せ!「お汁粉」

鏡餅の食べ方で昔ながらの方法の1つが「お汁粉」です。あんこを小豆から手作りするのも素敵ですが、かなり手間がかかります。「そこまで時間がない…」というママは、便利な市販のあんこを利用してみてください。子どもが幼稚園の年長以上なら、あんこの湯せん係をお願いしてみるのもいいでしょう。子どもも「自分が作った」という達成感が生まれるので、お汁粉もひときわおいしく感じられるはずです。

あんこはこげやすくなるので、ゆっくりかき回せさせるのがポイント。火を使うため、必ず大人が近くにいるところでさせてあげてください。

「お雑煮」は入れる具材を親子で決めて

「お餅で食事メニューを作りたい」なら「お雑煮」がおすすめ。ここでぜひトライしてほしいのが、子どもと一緒にお雑煮の具材を選ぶことです。「自分が選んだ」なると、いつもはちょっと苦手な野菜などもペロリと食べられることも!

また「お正月でお雑煮は飽きた」という場合は、みそ仕立てなど違う地域の味にしてみるのもいいでしょう。

屋台ごっこも楽しめる「磯辺焼き」

カットしたお餅をオーブントースターで焼くだけのおなじみお手軽レシピ。子どもが幼稚園児くらいなら、焼いたお餅に醤油をぬってのりで巻く作業を手伝ってもらいましょう。屋台風にお店のスタッフ役=子ども、お客さん=ママやパパとごっこ遊びの要素を入れるのも楽しそうです。くれぐれもやけどには注意してくださいね。

トッピングでセンスが!「もちもちピザ」

薄く(2~3ミリ程度)スライスしたお餅、トッピング具材(ピーマンの細切り、細切りチーズ、小さくカットしたベーコン、小さくカットしたソーセージ、きのこなど)を用意。フライパンの下に餅をしきつめ、その上にピザソースまたはケチャップを塗ってトッピング具材を好きなように並べます。顔のような形に並べたり、お花の模様のようにしたりと、親子で相談しながら一緒にやると、おいしさも楽しさも倍増!イタリアンテイストになるので、和風のあじつけに飽きた時やおやつにおすすめです♪

「鏡開き」で無病息災を祈りましょう

神様のパワーが宿ったありがたい鏡餅を食べて無病息災を祈る「鏡開き」。あわせて元旦に誓った一年の目標を、再確認してみるといいでしょう。家族みんなで鏡開きをして、楽しく健康で充実した1年を過ごしてくださいね。

関連記事
カテゴリ一覧