パパと保育園の関わり方。送り迎えや時短術、連絡帳の書き方

パパ友・パパ会についてはどう感じている?

パパと保育園の関わり方。送り迎えや時短術、連絡帳の書き方

共働きの場合や育児の分担について考えるときに、パパの保育園への関わり方について知りたいママやパパは多いのではないでしょうか。送り迎えのためのスケジュールや時短方法、連絡帳の書き方やパパ友・パパ会について思うことなど、実際に子どもが保育園に通っているママやパパの体験談をまじえてご紹介します。

パパと保育園の関わり方について思うこと

世間では、 保育園に関わることはママが担当することが多くなりがちなのではという声もあるようです。ママが送り迎えや準備を担当している場合でも、もっと保育園と関わりたいと考えるパパも少なくないでしょう。

実際にパパが保育園に関わることをどのくらい担当しているかや、パパの関わり方について思うことをママたちに聞いてみました。


もっと手伝ってほしい

30代ママ
30代ママ

保育園のことはほとんど私が担当しているので、たまには連絡帳を確認したり持ち物の準備だけでも手伝ってほしいです。

仕事で帰りが遅くなり、 ママだけでは保育園のことまで手が回らない場合もあるでしょう。保育園に持っていくオムツの名前付けなどパパが得意なことだけ頼んでやってもらうという声もありました。


ありがたいと思う

30代ママ
30代ママ

毎朝、保育園への送りと、早く帰れる日はお迎えも行ってくれるので助かっています。送り迎えの際に娘のお友だちと遊んだり、雨の日に帰り時間が重なったママやお友だちを車で送り届けたりもするので、私よりもママと園児の知り合いが多いです。

30代ママ
30代ママ

私の体調が悪いときや残業したいときに、フットワーク軽くお迎えを替わってくれるところが助かります。送り迎えや保育園のルール、やりとりにも慣れているので、私が見すごしていた掲示板の張り紙などにも気づいて教えてくれます。

実際にママたちに話を聞いてみると、パパが積極的に保育園と関わってくれるのでありがたく思っているというママの声も複数ありました。

ママの都合や体調がわるいときなど嫌な顔せずフォローしてくれるとうれしいですよね。

パパが送り迎えをする際のスケジュール

道路を走る黄色い車
© xiaosan - Fotolia

共働きでママもパパも忙しい中で、どのように保育園の送り迎えをしたらよいのか悩むこともあるかもしれません。

実際にパパが送り迎えをする際のスケジュールや時短の工夫をママやパパに聞いてみました。


送りを担当しているパパのスケジュール

6:30~7:00 起床、朝食
8:30 保育園に送る
9:00 出勤

40代パパ
40代パパ

普段は地下鉄ですが車通勤のときは朝保育園に子どもを送ります。自分が朝食づくりを担当するときは時短方法として前日から朝食のメニューを考えるようにしています。

送り迎え両方しているパパのスケジュール

7:00 起床、朝食
8:45 保育園に送る
10:00 出勤
17:30~18:30 退勤、保育園お迎え

30代ママ
30代ママ

パパの仕事はフレックスタイム制なので時間調整しやすいみたいです。18:30以降は延長保育料がかかるので、間に合うかギリギリのときは駅から保育園まで10分ほど走ってお迎えに行っているようです。

お迎えを担当しているパパのスケジュール

18:00前後 退勤
18:45~19:00 一度帰宅後、車で保育園お迎え

30代パパ
30代パパ

月曜日と金曜日のお迎えを担当しています。その日は残業ができないので前日までに溜まっている仕事をできるだけ進めたり、当日に多少仕事が残っていても割り切って帰るようにしています。

早めに家事や仕事を済ませたり時間調整して送り迎えをするパパは多いようです。

仕事がフレックスタイム制だと自分で勤務時間の配分ができて送り迎えしやすそうですね。

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連絡帳の書き方

ノートとペン
iStock.com/pedrosala

パパの就業状況などにより保育園の送り迎えが難しい場合でも、連絡帳を書くことはできるかもしれません。書き方がわからないというパパに向けて、実際にママたちはどのように連絡帳を書いているのか、パパが書いたときはどのような内容だったかを聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

園から何か質問があったときや、子どもの体調や苦情など特に知らせたいことがあるときだけ書いています。パパは入園したときの挨拶文だけ書いたことがあります。

30代ママ
30代ママ

2歳児クラスまでは子どもの体調や家での様子、食べ進みが悪い、トイトレが進まないなど成長に関してどう対処すべきか毎日書いていました。パパは私が体調を崩したときに一言だけ書いていました。園に聞いてみると一言でも問題ないそうです。

30代ママ
30代ママ

前日に家であった出来事や子どもの体調などほぼ私が書いていましたが、私の体調がわるいときなどパパにお願いすることは何度かあります。パパは『元気です』の一言だった日もありました。

頻繁に連絡帳を書くパパは少ないようです。

一言書くだけでも特に問題ない保育園もあるようなので、ママの都合がわるいときなど積極的に連絡帳を書けるとよいですね。

パパ会やパパ友について

パパ会やパパ友ができると保育園との関わりも楽しくなりそうですよね。実際にパパ会やパパ友についてどのように思うかママやパパに聞いてみました。


興味はある

40代パパ
40代パパ

パパ会があれば参加したいと思います。親子遠足など園のイベントに積極的に参加するとパパ友もできやすいかもしれません。

30代パパ
30代パパ

保育園ですれ違うパパとは挨拶をするくらいです。パパ会があれば一度参加してみたいとは思います。積極的に仲良くしたいとまでは思わないですが、どんな話題が出てくるのか、ほかのパパ友たちがどんな関わりを持っているのか興味はあります。

パパ会やパパ友に興味があるパパは多いようです。朝の送りの時間によく他の家のパパを見かけるけれど、話しかけにくいという声もありました。


パパ会に参加した

40代ママ
40代ママ

保育園主催のパパ会があり最初は参加していました。講師によるパパ向けの講座と飲み会がありましたが、その講座の内容が面白くないということで1~2回で行かなくなってしまいました。

パパ会にもまじめな講座から気軽に参加しやすい飲み会までいろいろな種類があるようですね。


SNSや親睦会で仲良くしている

30代ママ
30代ママ

クラスのパパとSNSで趣味の話などしているみたいです。クラスの親睦会ではパパ同士でよく話しているし、パパ会もやりたいと話していましたがまだ実現はしていなくて、家族同士で夕飯に行ったりしています。

同じ保育園に通っていると家族のように仲良くなれる場合もあるようです。他のパパと話す機会があると、子育て経験を共有したり苦労話で盛り上がりリフレッシュできるかもしれませんね。

パパも積極的に保育園と関わろう

横断歩道を渡る園児
iStock.com/monzenmachi

今回は、共働きの場合にパパが保育園に関わることをどのくらい担当しているか、パパが送り迎えをする際のスケジュールや時短の工夫などについて、ママやパパの体験談をご紹介しました。忙しい中でもパパが積極的に保育園と関わる時間を作ったり、子どものお友だちやパパ友とよい関係を築いていることは、ママにとって心の支えになるようです。

ママとパパで協力しあいながら子どもの保育園生活をサポートしていけるとよいですね。

2019.06.17

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